
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
エブリィバンの後部に被害事故を受けてしまいました。
仕事車なのでお預かり出来る時間は僅かなので急いで作業します。
事前に見積もりをして部品発注をしていましたので部品は揃ってます。
(この思い込みが後ほど悲劇を生みます)
テールランプが割れてリアバンパーも変形してます。
どちらも交換が必要ですね。
リアバンパーとテールランプは一体になって外れます。
テールランプが車体に当たってボディーに傷が付いてます。
変形は少ないので錆びないように塗装処理を行います。
マフラーも押されてパイプが曲がってるので交換します。
交換マフラーには品番ラベルなど多数のシールが貼ってあります。
取り付ける前にシール類は完全に剥がさないと、熱で異臭が出たり最悪燃えて火災になります。
ラベル剥がし・・・これが意外と地味に大変なんです。
シールを剥がしても糊が残ってしまいますので溶剤で拭き取ります。
紙のシールなら比較的簡単ですが・・・プラスチック製のシールだと溶剤でも柔らかくならないので地味に擦り取る必要があり時間が掛かります。
この手の補給部品は見た目は同じでも年式などで微妙に変化します。
なのでメーカーは品番ラベルは命なのです。
見た目では違いは分からないので、品番ラベルが剥がれたら適合が不明になり・・・新品でも廃棄部品になってしまいます。
車をリフトアップしてからマフラー交換を行います。
マフラー脱着時にバンパーに接触して傷つけるリスクがあるので、バンパーが外れてる今がマフラー交換のチャンスですね。
作業性はすこぶる良好です、設計が優秀なのでしょう。
車の設計段階では作業性の順位は低くなります。
優先順位の高い順に・・1位がコスト2位が性能3.4は大人の都合で5位に作業性です。
その優先順位の低い作業性(整備性)が優れてる車は優秀と言えますね。
バンパーサイドサポートは樹脂製なのでバンパーを外す際に破損する事もあります。
このバンパーサイドサポートがしっかりと機能しないとバンパーが浮いてくる危険があります。
なので今回も交換しますが・・・ボディーの汚れが酷いのでキレイにします。
サイドサポートが外れてると掃除し易いので・・・今がチャンス!です。
キャリートラックやエブリィバンの白バンパーは素材の色そのものです。
昔は黒い素材ばかりだったので黒でしたが・・・今は白い素地バンパーです。
擦れても素材自体が白いので目立たないのが良い所です。
弱点は汚れ易い上に汚れも落ちにくいです。
そんなバンパー交換時に事件発生です、テールランプの電球ソケットの損傷が見つかりました。
新品テールランプには配線やソケットは付属しないので・・・困りました。
仕事車故に納車時間が迫ってます・・・。
なのでジャンクパーツから同じ形状のソケットを探し出して交換します。
途中で配線をハンダで接続して修理しました。
これで納期にも間に合いますね。
工場内ではゴミ扱いのジャンクパーツですが・・・役に立ちますよ!
そんなこんなで無事に完成出来ました。
ついでにタイヤの空気圧などの簡易点検を行い、洗車や掃除を行い納車します。
世の中の風潮で断捨離がブームになってますね。
「物を置いておくだけで損失だ!」みたいな風潮です。
筆者は整理整頓が重要なのは承知してますが・・・何でも捨てるのには馴染めませんね。
「必要なら再び購入すれば良いでしょう」はユウチューバーみたいな高所得者理論です。
再び物を買い直すとなるとお金も時間も手間も掛かり大変ですからね。
動画サイトの極論に流され過ぎてもいけませんね。
ちなみに小器用な筆者には何でも素材に見えてしまいますので・・・・。 SK
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