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カトシンのページ自動車コラム31 王者トヨタの将来が心配?です 佐賀県・小城市・協和自動車

 クラウン

(注意)筆者のカトシンは元トヨタディーラー勤めでトヨタ車をこよなく愛する者です。
今までの車歴も殆どはトヨタ車です。

今回のコラムもトヨタ愛故に書かせて頂きますのでご了解ください。

写真の現行クラウンは完全に若者狙いで???です。
このスタイルで出すなら名前はアリストで出すべきです。
まるで現在に蘇ったクジラクラウンです。
私も中年と呼ばれるお年頃ですが、これは完全なスポーツセダンでご年配の先輩方が購入に二の足を踏むのがよく分かります。
対ドイツ車はレクサスに任せて日本人の好みであるクラウン伝統の古いアメ車路線を突き詰めてジャパニーズスタンダードをワールドスタンダードに昇華できれば、そこで初めてブランド力が身に付くと考えます。

よくユーザーの年齢層が高くなる事を危惧する開発コメントを見ますが、実際高級セダンを買えるのはシニア層だけなので、もっとシニア層に割り切るべきです。

輸入車に高級セダン層のお客が流れてるのは分かりますが、ドイツの高級車とはブランド力に違いがあり過ぎるのが現状です。

過去はクラウンが相当割安だったので勝算もあったのですが現在は値段もほぼ近くなったので当然ブランド力のあるドイツ勢に流れるでしょう。


クラウンの存在意義が心配です。

 カローラ

ああ、ついに看板車種のカローラまでターゲットユーザー不明になっちゃいましたね。
長年大衆車で親しまれている以上カローラの名前を付けた時点で大衆車以外にはなれません。

カローラに必要なのは運転しやすく値段以上のコスパで親しみやすいデザインです。

わざわざ国内向けに作り替えたのに幅広3ナンバーボディの割りに狭い後席や初期のマークX並みの高価格な上にヘッドライトの形的に親しみある表情を感じられないデザインです。

安全装備の充実は素晴らしいですが無駄に高機能なオーディオが標準装備で値段を押し上げてます。

モリゾーが「もっと良い車を作ろう」と旗振りしてますが、良い車のベクトルがスポーティーな走りとコネクテッドサービスに偏ってます。

当社でもまだカセットデッキを装着して欲しいという依頼もあります。
ラジオとCDが付いてれば良い顧客は想像以上に多いです。
実際は病院とスーパーの近距離往復しかしないので・・・・

高価格は軽自動車に流れる原因です。

軽自動車ばかりで普通車の新車が売れないと嘆く前に、その理由を考えましょう・・・・割高なんです。
過去のヒット車を振り返ると必ず割安感に溢れてます。

いくら良い車を作っても割安感が無いと売れなくて当然で新しい物好きの方にいきわたったら販売台数ががたっと落ちるのは割高なせいです。

カローラは看板車種なので気合が入るのは分かりますし、一台当たりの利益も沢山上げなくては分かりますが、もう一度大衆車に戻って来てほしいです。


カローラ消滅の可能性が心配です。

 ヤリスとトヨタ愛

ヴィッツから名前が変わり海外仕様と同名のヤリスとなりました。


デミオみたいなプレミアムスポーツコンパクト路線になりました。
従来のヴィッツのようなお買い物コンパクトカーはパッソがカバーして走りに特化した上級コンパクトカーに変わりましたね。


ヤリスもCD,DVDの再生不可能なディスプレイオーディオが標準でデジタル偏差値が高い方でないと満足に使えません。
スマホを使いこなしてる方は大丈夫ですが現状のカーナビレベルでヒイヒイ言ってる方にはディスプレイオーディオは超難解なので避けた方が無難です。

ちなみにディスプレイオーディオが強制的に標準装備なので従来のCDプレイヤーが好みなら、パッソや新型フィットがお勧めです。
最近のトヨタの強制ディスプレイオーディオには疑問を感じます。
初代ヴィッツのオートエアコンみたいに温度調整とオートボタンしかなかったエアコン(弱風ボタンは有った?)みたいで、「理論上困らないでしょ」と言ってるメーカーの独りよがりを感じます。
(その後の改良で以前と同じ操作系のエアコンに戻りましたね)


まあ、販売サイドからのクレームで数年後のマイナーチェンジではオーディオレスが設定されることでしょう。

トヨタが過去のGMみたいに安い車を作れなくなるのが心配です。


メーカー主導レンタカー?のKINTOなども残価設定ローンと同様に傷や凹みで車返却時にひと悶着あるのが目に見えてますね。
元営業マンとしても自分の顧客と返却時の追い金請求で揉めるとお客様が離れてしまうので売りたくなかったです・・・もとの会社の上司は売れ売れ言ってましたが・・・。

この手の商品(残価設定型ローンやリース)は営業マンとメリット・デメリットをしっかり話し合って納得されてからの契約をお勧めします。

トヨタとしても若者の車離れを危惧してのアクションでしょうが、元凶は新車が高価な上に買える車は実用車で車に憧れや夢を持てない現実です。



トヨタ販売店の統合も危ないです。
トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店と如何にもトヨタ自動車の直営店みたいですが、販売権利を貰った全くの別会社ですので全部敵です。
(トヨタ自動車の直営店も存在します)


今まではクラウンのお店とカローラのお店のように販売出来る車種が違ったので各店の存在意義が有ったのですが、全店同じ車種を取り扱うようになるとどうなるか?


近い立地の販売店が減ります。
車種も大幅減で選択肢が減ります。
販売台数が減るでしょうね。

ホンダや日産の失敗の原因の一つは、取り扱い商品の統一後に売れ筋車種への集中が酷くなり、商品力に頼るようになった結果、営業マンの販売力低下を招いたのが大きいと考えます。


そんな訳でトヨタ愛溢れる私は現状を危惧してます。

今後トヨタが必要なのは低価格の夢のある商品群だと思います。
ライズなんかは上手な企画だと感心してます。

レクサスとの差別化が甘く、トヨタブランドは中途半端に高価なイメージです。

上手に遊び心を内包した軽自動車が売れるのは訳が有るのです。
維持費が安い理由の裏側にちゃんと理由があるのです。     

故障の少ないトヨタの美点はそのままに、買いやすい値段のトヨタ車が増えれば私の心配も減る事でしょう。    SK

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