
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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今回はプレミアム路線を狙った軽自動車N-ONEを解説します。
値段だけならN-BOXの方が高額ですが・・・部品点数で高額になっただけです。
N-ONEは外観だけでも普通車からの乗り換えでも卑屈にならないような工夫が見られます。
もちろん中身もプレミアムですよ。
ターボ車は一時期 軽自動車最速でしたし、内装もしっかりとした造りです。
N-ONEはプレミアム路線だったので、廉価仕様?男の子仕様?として慌ててN-WGNを出したぐらいです。
しかし、中身はもう一歩差別化が足りなくモデル後半は苦戦してましたが・・・。
商用廉価バージョンにも足を引っ張られました。
二代目は真のプレミアムを追求して欲しいですね。
・・・気を取り直して今回はN-ONEのプレミアムな外観の理由を研究します。
かわいい丸目はN-ONEのアイコンですが。
N-ONEの最大の特徴?はセンターナンバープレートです!!
他の軽自動車(アトレー除く)は緑の位置にナンバーが装着されてます。
ナーーーーンデカ?・・・なんでかフラメンコ(古!)は置いといて。
それはナンバーを外すと穴が開いていてメインテナンス用の穴になってるからです。
軽自動車のエンジンルームはキチキチで手の入るスペースが少ないです。
なのでその他の軽はベルト調整やエアコンメンテ、オイルエレメント交換作業の穴が開いてます。
その穴をナンバープレートで塞ぐので少し運転席側にずれてナンバープレートが付きます。
しかーーーし!高級車と呼ばれる車のナンバープレートがズレて付いてますか?
そんな車は一切有りません。
そうです!ずらしたナンバープレートはプレミアムでは無いのです。
N-ONEはセンターナンバープレートにする為に緑色の位置に脱着式の蓋まで付けてます。
ナンバープレートを中央に移動させる事だけにコストを投入してます。
そういえば昔のライフJB-5もセンターナンバーだったっけ。
N-WGNやN-BOXの手前、ホンダさんはアピール出来ないジレンマが透けて見えます。
もちろん後方もプレミアムです・・・まあ、普通ですが・・・。
少なくともリアバンパー内にナンバープレートを設置する愚行はしてませんね。
高級車でナンバーを凹ましてナンバープレートを設置している車種はありません。
バンパー内にナンバーを付けるとコストダウンになるので小型車でも採用例は多いです。
リアゲートをプレスして凹ましてランプガーニッシュを取り付けて・・・コストアップです。
ナンバーの付かない、つるっとしたバックドアは製造コストが安いですからね。
さらにナンバーがバンパー内ならバンパーのデザインだけで対応出来るのでローコストです。
よくよく見ると安い普通車もバンパーインナンバーが多いですね。
ナンバーがバックドアに付くのはプレミアムの大前提です。
N-ONEのサイドシルエットやキャラクターラインも好感を持てます。
軽自動車は寸法いっぱいなのでプレスラインなどで個性を出そうとしがちです。
しかし、世界中の高級車でプレスラインだらけの車も見られません。
そうです、下手なプレスラインは子供っぽく安っぽく見えます。
法則性や狙いも感じないプレスラインがズバズバ入ってる車はデザイン寿命が短くて直ぐに古くなります。
キレイな面で美しく魅せる方が遥かにレベルの高いデサインなんです。
街中でN-ONEを見かけたら、そんな目でチラ見してください。 SK
実質日産初の軽自動車の新型デイズもセンターナンバープレートだった! SK