
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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ハイエースのキャンピングカーの車検です。
でもゴリゴリのキャンピングカーでは無くシートが平らになる程度です。
でも実際はこちらの方が普段使いにも便利です。
個人的に道の駅やオートキャンプ場など設備が整った場所で寝るなら本格派は不要です。
また、本格的なキャンピングカーの板金塗装は断られるケースもあるので注意が必要です。
今回は遠方に出かける機会が多いキャンピングカーなので。
途中でトラブルが出ないようにしっかりと点検整備していきます。
写真の円筒形の物体がエンジンのエアクリーナーです。
この車はガソリン車ですがディーゼルエンジン車と同じ大きさです。
したがって大容量エアクリーナーなので負担が小さく優秀ですね。
今回は汚れが少ないので高圧空気で汚れを吹き飛ばしてOKです。
忘れがちなのがエアクリーナーボックス内の掃除です。
雑巾で拭き拭きして空気でホコリを飛ばします。
これでエアクリーナーの負担は更に減るでしょう。
フロントブレーキパッドは限度ギリギリでした。
もう少しでブレーキローターまでダメージが及ぶところでした。
ギリギリ間に合って良かったです。
バッテリーを専用テスターで点検します。
電圧だけでなく負荷がかかった時の内部容量が重要なのです。
車のトラブル上位常連のバッテリー点検は気を遣います。
たまに「車検を受けたばかりなのにバッテリーが上がった!」と相談を受ける時があります。
いまだに車検後には故障しないと考えていらっしゃる方がいらっしゃいます。
車検合否とバッテリー劣化具合は関係ないですが・・・難しい点ですね。
後輪のブレーキ廻りの点検です。
ライニングの残り具合やブレーキオイル漏れ、ゴム部品の劣化具合を点検します。
このハイエースではリアデフからのオイル漏れ点検も重要です。
もしオイルが漏れたらリアブレーキ内がオイルまみれになりブレーキが効かなくなります。
フロントのメインテナンスハッチを開けて点検します。
ブレーキオイルや冷却水のリザーブタンクやウオッシャータンクがあります。
ハイエースはキャブオーバーなので、ここからエンジンは見えません。
しかし・・・ラジエーター周辺が何か変です。
少々雑巾で拭いた後ですが冷却水の漏れた跡の結晶汚れが見えますね。
ラジエーターは200ハイエースの弱点なので点検を進めます。
助手席のシートの下にエンジンがあります。
非常に丈夫なTR型エンジンです!特殊工具を使用しなくても整備が出来るように考えられてます
発展途上国でも活躍するハイエースなのでキャブオーバーにしては整備性は良好です。
今回はウオーターポンプから水漏れが発見されましたので修理します。
水冷エンジンでの冷却水漏れは避けては通れない宿命みたいな物です。
交換したウオーターポンプです。
プーリーに繋がる回転部分から漏れてました。
漏れた跡があったラジエーターのアッパーパイプも交換します。
これで冷却水の漏れは解決するでしょう。
各部整備も終わり車検ステッカーを貼り替えて完了です。
絶好調なハイエースに復活しました、バッチリ!です。
今後もこのハイエースキャンパーで日本各地に出かけるのでしょうね。
特にペットと一緒の旅行には最適ですね、ホテルのペット可否の心配も無用です。
カトシンはツーリングライダーとして日本は2周程して、たくさん野宿もしました。
高速のSAの隅や道の駅の隅とか公園の隅など、あらゆる場所でテントで寝てました。
正直テント泊はキャンプ場以外は怖かったです。
野犬などがテント周辺をうろうろしたり、管理人さんに退去を命じられたり・・・。
横で暴走族が集会を始めたり、早朝に太極拳を練習するシニアに囲まれた経験もあります。
その点、車の中でゆっくりと眠れるキャンピングカーは羨ましかったです。
テントで深夜の土砂降りはマジで怖いです。 SK
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