
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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フィアット500の車検です・・・・可愛い車ですね、水色が似合ってます。
この車は2007年の発表でもう13年も経過してますが・・・全く古さを感じません。
そうなんです!良いデザインは古くならないのです。
ルパン三世のカリオストロの城でお馴染みの旧フィアット500のデザインをリスペクトしてますが、イメージだけ上手に汲み取って現代風の形に再現するのは難しい事です。
衝突安全規制があるのでサイズは大きくせざるを得ません、そのままの形で大きくすると巨大な子供の様になってしまい別物になってしまうのです。
最近N-ONEが同じデザインを継承してモデルチェンジしましたが、是非成功して欲しいですね。
やっぱしフィアット500のエンジンは直列2気筒でしょう。
ニュービートルも水平対向4気筒だったら評価は激変したでしょう。
旧型と同じレイアウトの2気筒エンジンを油圧駆動バルブとインタークーラーターボで武装して現代でも通用するエコエンジンになってます。
普通だったら振動が多くて避ける2気筒エンジンを敢えて採用する事で低フリクションでの良い燃費とフィアット500らしさと両立させてます。
少々荒っぽくても良いのです・・旧フィアット500をリスペクトする方が重要なので。
旧フィアット500のウインカーはフロントフェンダーの前方にありましたが。
新フィアット500は後ろ側に移動してますね。
このウインカーは実際に見るとかなり小さいウインカーです。
付いてる位置も絶妙で大きくなった車体の間延び感を無くすのに有効です。
国産車だとミラーウインカーが正義でこの手のウインカーは低グレードの証みたいになってますがフィアット500をみると・・・極東の島国の常識だったみたいです。
テールランプの中にボディー色を配置・・・これにはやられました・・正にハイセンスです。
やっぱり世界中の自動車メーカーがイタリアのカロッツェリアにデザインを依頼する理由が分かりますね・・・デザインの次元が違います、違いすぎます。
フィアット500が発表された2007年に日本で一番売れてたのは3代目ワゴンMH21です・・・。
これが国民性の差ですね・・・いいんですデザインはイタリア人に任せて日本人は品質向上に邁進しましょう。
ナンバー廻りは昔ながらの輸入車然としてますね。
上下方向に収まらないので、はみ出たナンバープレート。
イタリア本国ではナンバープレート固定に使用されるであろうネジがふたされてます。
そうですね・・・昔の輸入車は日本のナンバープレートなど全く考慮に入れてなかったので無理くり取り付いてたイメージが強いです。
ご当地ナンバーに力を入れるより欧米と同じ大きさのナンバープレート導入の方が国際競争力が高まるので良いと思うのですが・・・。
もう車の出来なんて関係無いですね。
名車の上手なオマージュと同じレイアウトのエンジン、そして可愛いデザインの前には完全にお手上げです。
フェラーリと同様に日本人の感性では作れない車です。
日本車のデザインには次の新型車が売れるようにわざと時間耐久性を低くしてるとしか思えませんね。
日本車で純粋に「旧型の方が良かった」と思えるデザインは少ないです。
数少ない良質デザインも調べていくと外国人デザイナーだった・・ケースが多いです。
デザインには見た目も重要ですが、中身から滲み出るオーラや歴史的背景も加味されます。
またお利口さんデザインも長期的には疲弊するので毒要素が重要ですね。
毒要素が強く見込みのあった日産ジュークもイギリス製の二代目はマイルドになり、国内での後継車キックスに至っては、ホントかウソか疑わしい若いころの武勇伝を語るだけの普通サラリーマンデザインになってしまい没落フラグ立ちまくりです。
イタリアのデザイン、フランスのインテリア、日本の信頼性、ドイツの高速性能、アメリカの長距離性能・・・何だかんだで各国の特徴が出てますね。 SK
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