
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
写真はチョイ古の・・MH23S型ワゴンRスティングレーです。
フロントバンパーをぶつけた・・事例でご入庫です。
筆者もパっと見・・フロントバンパー交換位かな・・と思ってました。
・・・しかし・・そんな甘い思い込みに・・今まで何度も騙されてるので・・。
しっかり点検してから・・見積もりを出す様にしてます。
作業を進めてからの・・追加料金請求は・・極力避けたいですからね。
表面的な傷以外は・・分解後に・・お見積もりを出させて頂きます。
ご了承ください・・。
バンパーを外してみると・・骨格が大きく潰れてました・・。
バンパーは柔軟性のある樹脂なので・・瞬間的な変形なら・・復元するからです。
これは・・ちゃんとした修理が必要ですね・・。
今回は・・バンパーを外してみないと分からない・・好例です。
今回ダメージの有った骨格には・・ラジエーターやコンデンサーが乗っかってます。
なので・・エアコンガスを抜いて・・コンデンサーを外し・・。
更に・・冷却水を抜いて・・ラジエーターを外し・・。
ラジエーターに接続されてる・・ATFクーラーも・・一旦外します。
この辺りの費用が・・意外と掛かるのが・・大きいですね。
今回交換する骨格は・・溶接してしまうと・・裏側の塗装が困難になります。
なので・・予め・・塗装しておきます。
まあ・・両端は溶接時に焼けてしまうので・・塗り直しが必要ですが・・。
中央部に溶接個所は無いので・・それだけで違ってきます。
見えにくい骨格ですが・・こだわり塗装を施します。
最初に・・内板色(全車共通の下地色)を塗装してから・・。
この車のボディー色である・・ZJ3(黒メタ)を・・遠方から吹き付け・・汚します。
すると・・実に「エンジンルームの、それっぽい・・」塗装になるのです。
骨格を取り替えました。
この後・・溶接作業で焼けた箇所を・・再塗装します。
今回は右側のヘッドライトにダメージが有ったので・・新品に交換します。
すると・・白く劣化した左側のヘッドライトと・・大きな差が出てしまいます。
それでは・・「いかにも直しました・・」状態になって・・カッコ悪いです。
なので・・交換しない左側のヘッドライトは・・磨き込み・・出来るだけキレイにします。
(まあ・・それでも新品には敵わないので・・差は残りますけどね・・)
骨格の・・補修塗装が乾いたので組付けてます。
仕上げにバンパーを装着すれば・・完成です。
光軸調整や冷却水の点検・・クーラーの効き具合など・・今回触った箇所は・・念入りにチェックします。
それにしても・・この透明アクリル製のラジエーターグリル・・光らないのに・・えらい高額ですね・・。
現行当時に・・内部結露問題で揺れた製品なので・・そのせいかな??
元々・・高い上に・・毎年の定期値上げで・・ビックリ値段でした。
はい・・毎度の事ながら・・キレイになりました・・いやいや・・キレイにした・・のです。
車は・・勝手にキレイにはなりません・・キレイにする・・のです。
皆さん・・意外と努力してますよ・・。
でも・・色によっても・・やっぱり変わってきます。
白や銀の車は・・やはり汚れてても目立ちません。
逆に黒や紺の車は・・1回の雨で・・酷く汚れて見えるものです。
その中で・・黒の車を常にキレイに保つのは・・想像以上に大変です。
基本・・頻繁に洗車する・・しかありませんから・・。
コーティングする・・方法もありますが・・汚れなくなる訳ではありません。
コーティングしてても・・普通に汚れます。
しかし・・コーティングのお陰で・・軽い洗車のみで汚れが落とせれる・・のが違いです。
汚れが定着しずらくなる・・だけですよ。
でも究極のコンディション維持には・・常にキレイに保つ・・のが最強です。
極端に言えば・・コーティングなども不要です。
汚れたら・・即洗車・・を繰り返せば・・ある意味・・最強です・・。
汚れを付着させたままの放置が・・最悪なので・・。
塗装自体が鉄板に対しての・・最強のコーティングなので・・だから・・その状態で販売されてるのです。
コーティングが必要なら・・メーカーも新車時にコーティング処理して出荷するハズですから・・。
なので・・理論上は・・洗車だけで・・良い事になります。
ポイントは・・洗車時の洗車傷だけに・・気をつけるだけです。 SK
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