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日産デイズ リアドア周辺の板金塗装 よくあるケース?

 デイズ・・リアドア周辺の板金塗装

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

今回は初代日産デイズの、リアドア周辺の板金塗装を行います。


ぱっと見は・・只の傷で大した事無さそうに見えますが・・違います。

クオーターパネルが全体的に入ってしまい・・同時にドアも変形してるので・・大きなダメージには見えないのです。

変形したもの同士で・・つりあってる状態なのです。


今回のダメージも・・エッジ部分を5ミリ程・・引き出す必要があります・・。

もしも鉄板修正を行わないと・・パテ盛り盛り仕上げになり・・ドアを開けた時に形が変なのが・・バレバレになります。

なので・・地味ですが意外と大変な修理・・と言えます。

 調色します

天気も良いので・・調色を行います。

カラーコードはU17です・・アンダー17才みたいで・・若さを感じます?ね。

ギラギラしてますが・・染まりは良いので・・良い色と言えます。

 大まかな・・修正が完了です

鉄板を溶接して・・プレスラインを引き出しました。

写真のパテは・・板金パテで・・非常に硬いパテです。

鉄板修正後の細かい凸凹を埋める目的で使用してます。

 中間パテ作業

次に板金パテより目が細かい中間パテを盛っていきます。

この中間パテで最終的な形が決まるので・・慎重に作業します。


今回はドアの形を整えてから・・ドアに合わせてクオーターパネルのパテを研いでいきました。

この辺りの手順は・・プレスラインやダメージの具合で変化します・・。

経験がものを言う・・箇所です。

 サフェーサー仕上げ

中間パテが出来たら・・サフェーサー仕上げを行います。

クオーターパネルの内部まで塗装するので・・別々に作業してます。

 仕上げパテ

サフェーサー仕上げを行っても埋まらなかったピンホールなどは・・仕上げパテで埋めていきます。

仕上げパテやら拾いパテなど・・呼び方はいろいろです。

 内側の塗装

ドアを開けた時に見える内側を塗装します。

このデイズは・・もともと・・内側の塗装にガッツリクリアは入っていません。

乾拭き雑巾で擦ると・・色が付きますから・・。

なので今回は・・カラーベースに硬化剤を入れて・・クリア層レスで仕上げます。


・・・・狙い通り・・周囲と違和感なく仕上がりましたよ。

 表面の塗装です

マスキングを行い・・ブースで塗装します。

ドアハンドル下のプレスを利用して・・下側のみで色を付けます。

前後方向ではフロントドア側に出来るだけ色が付かない様に・・ボカシをいれます。


最後に・・クリア塗料をしっかり塗り込んで・・ツヤツヤに仕上げます。

 バッチリ!完成です

乾燥後・・磨いて組付けて・・完成です。

ドアとクオーターパネルのチリ(隙間)も均一で・・違和感なく仕上がりましたね。


もともと・・デイズのチリは正確ですから・・効きますね。


例えば・・某社のスライドドアのチリは・・新車の時点からズレてるので・・困るのです。

そんな車を修理した後に・・「隙間や段差が気になる」・・と言われた事があります・・。

(いえいえ・・貴方の車は新車時から段差が有る車ですから・・直りません)・・と言いたかったです・・・。

貴方が勝手に「新車だから隙間や段差が無かったに違いない・・」と思い込んでただけで・・残念ながら初めからです。

この問題は・・なかなかご理解が得られにくいので・・困ります。


理想は・・街乗り車だと・・完全に段差がツライチだとキレイにみえます。

しかし高速で走ると・・空力的に悪いのと・・カドが汚れるのでNGなのです。

なので・・ノコギリみたいに・・段差を付けるのが・・ベストですが・・段差が気になるので問題になります。


フロントフェンダー後端はフロントドアより高く・・。

フロントドア後端はリアドアより高く・・。

リアドア後端はクオーターパネルより高く・・と段差を付けるのが・・ホントの理想です。

しかし・・これ一般受けしないのが・・問題なのです。   SK



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