サブページメイン画像

  • HOME
  • 板金塗装
  • ツートンカラーのハスラーを塗装してみました・・大変です~・・・

ツートンカラーのハスラーを塗装してみました・・大変です~・・・

 地味過ぎますが・・ダメージ大です

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

初代ハスラーですが・・センターピラー辺りにダメージです。


今回は大人の都合で・・ドア2枚を新品交換となりました・・。

その時は何も考えてませんでしたが・・このハスラーのドアは・・ツートンカラー塗装でした・・。


地味に作業量が爆増する・・ツートンカラー塗装は大変なのです!

塗装屋さん的には・・確実に赤字・・なのです・・。

 分解開始です

分解を開始します・・。

ロッカーカバーを外して・・見積もりを作ります。

最悪・・作業キャンセルで返却も有り得るので・・戻せれる範囲で分解見積もりします。


話がまとまったら・・ドアを外して・・センターピラー修理に取り掛かります。


ドア自体も・・地味に強く押されて・・広範囲に潰れてます。

新品のドアで・・ダメージの傾向を確認してから・・引き出し修正の計画を練ります。

 センターピラーを引き出します

ドアの建付けを合わせた後に・・凹みを修正します。

当然ピラーは硬いので・・鉄板を溶接して引き出しました。

写真のスライディングハンマーでは・・実際は厳しかったですね・・。

更に強い力で・・引き出し完了です。


ロッカーカバーの取りつくクリップ穴も・・オリジナル工具でキレイに修正しました。

クリップ穴の修正工具の説明は→です。クリップ穴修正工具制作

 内側もパテでピシャリと仕上げます

溶接ダメージをパテでキレイにします。

その後・・サフェーサーで仕上げて・・塗装します。

今回の説明は短いですが・・他の作業実例同様に手間を掛けてますよ。

 ツートンカラーに新品ドアを塗装します

新品ドアの裏側をパールホワイトで塗装します。


その後・・ドアを裏返して・・ドア上部の黒色を塗装します。

黒の部分が・・裏側に回り込んでいて・・ドアを車に付いてる状態だと塗装が困難なのが問題です。

それもあって・・黒部分は単体で塗装しました。


この黒はスズキのZJ3で・・ブルーパール入りの黒です。

パール塗料なので調色が必要です。


パールホワイトとパールブラックと2回の調色作業が必要なので・・ツートンカラー塗装は大変なのです。

 ドアを取り付けました

裏側と黒を塗装したドアを取り付けます。

パールホワイトは・・フェンダーとクオーターパネルも同時に塗装します。

 パールホワイトを塗装します

側面を通して・・パールホワイトで塗装します。

全面にべちゃっと塗装する訳では無く・・ボンネットやバックドアと接する場所は塗装してません。

でも安心してください・・クリア塗装は全面に塗装しますよ。

 テープを貼る前に・・

ドアのツートンの境目は・・ブラックアウトテープで隠れますが・・そのままでは貼れません。

境目の段差が・・シール越しでも分かってしまうからです。

なので・・ペーパーで段差を消してから・・テープを貼る必要があります。

 組付けていきます

ブラックアウトテープを貼って・・それっぽくなってきました。

あとは・・じゃんじゃん組付けていき・・完成を目指します。

 完成です~・・・・

今回もピシャリと仕上がりました・・やったね!


この様な作業紹介だと一瞬ですが・・。

ツートンカラー塗装故に・・その都度乾燥時間が必要です。

生乾きの上に塗装すると・・最悪下の塗料が溶けて・・シワシワになり・・大失敗になります。

そうなると・・余計に手間と時間が掛かるので・・慌ててはいけません。


なので現実作業は・・乾燥時間と称して・・放置時間が多いのが現実です。

今回も・・長い時間お預かりしてしまい・・ご迷惑をおかけしました。

塗装も投資も・・時間を味方に付けないと負けますからね。     SK


次の記事JF3 N-BOX フロントフェンダーマスキング塗装のコツ
前の記事これは・・何に使う道具なのでしょうか?

その他のコンテンツもお楽しみください

  面白ページ(筆者の自己満足かも?)が盛りだくさん!ご覧ください。
広告を入れてない・・から・・好き放題に書きますよ!

ご意見・ご要望は・・お電話で直接どうぞ・・

現在のアクセス数2025年5月末現在  4103967アクセス

整備工場ホームページランキング 全国2位(1100社中)シナジーデザイン株式会社調べ


以下は・・バックナンバーです

板金塗装の他のページ

お電話
お問合せ
お見積り