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文化遺産級のTT2スバルサンバーをセミレストアしてみた

 ポテンシャルは高いので・・とことん仕上げます

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

今回・・下取りのお車で奇跡の個体を入手しました。

それは・・平成19年スバルサンバートラックの5万2千キロ台の個体です。

しかも・・スーパーチャージャー搭載車のハイルーフ・・4WDの5MT・・YOUは完璧魔人か?

究極なのは・・仕事車では無く・・もと趣味車だったので・・室内が超キレイな点です。

ETC車載器が付いてる・・様な使い方をされてた・・奇跡の車です。



でもまあ・・10年以上前の車なので・・各部に傷や凹み・・微妙な錆などが見られます・・通勤などで使用されてたので・・仕方ありません。

でも・・車のポテンシャルは非常に高いので・・気になった部分を全て修理して・・復活させます。

幸い・・エンジンを始めとした機関部は絶好調なので・・主に外観が中心です。


さあ・・この文化遺産級の激レア車の・・セミレストアを開始しましょう!

 徹底洗浄からの・・分解

最初は・・とにかく細部まで洗浄です。

キレイにする事だけでも・・単純に商品価値は上がりますが・・目的は他にもあります。

汚れに隠れて分からなかった・・凹みや傷・・錆なども洗い出すのです。

・・・案の定・・今回も沢山出てきましたよ・・。


サンバーのフロントバンパーは白ですが塗装品です。

定番の両サイドに傷がありますが・・塗装バンパーなので修理可能です。

黒や白の未塗装樹脂バンパーは・・修理が困難なのが弱点ですからね。

 バラバラですね

修理計画を練りつつ・・分解したらバラバラです。

今回は荷台の内側も塗装するので・・あおりドアも外しました。


ジャッキアップしたのは・・フレームの黒を塗装してるからです。

この本家スバルのサンバートラックは・・驚異の独立フレーム構造ですから・・本格派なのです。

キャリーやハイゼットなどは・・セミモノコック的な構造なので・・造りが違うのです!

ホント・・本家スバルサンバートラックは・・贅沢な車ですね・・。

 エンジンリアカバーを修理

サンバートラックの顔?ともいえるエンジンカバーです。

肌感覚ですが・・サンバートラックやサンバーディアスのリアエンジンカバーは99%凹んでます(笑)

何せ・・樹脂製では無く鉄製ですから・・軽く接触するだけで凹みますからね。


今回もご多分に漏れず・・ちゃんと凹んでたので・・修理します。

半艶消し黒で塗装すると・・美しく復活しましたよ。

 ドアミラーもリフレッシュ!

ドアミラーは黒塗装でリフレッシュします。

黒塗装も・・艶消し黒の缶スプレーではありませんよ。

スプレーガンで半艶の黒を再現してるので・・非常に見栄えが良く出来ました。

 ボディー各部の凹み修理

ボディー各部の凹みを修理します。

この様な作業は・・お手の物です。

ドアも沢山のパテが入ってますが・・殆どエクボみたいな軽い凹みなのでご安心を。


ちなみに・・このドアは集中電磁ドアロック付きなので・・そのまま作業します。


どうでもいいですが・・サンバーのガラス脱着は・・コツが必要ですね・・。

ドアに付く短いレールを外す必要があり・・ガラスの角度の工夫も初めてだと難しいでしょう。

 広範囲を塗装します

はい・・結果・・物凄い塗装祭りになりました。

あおり・・鳥居・・バンパー・・キャビン・・荷台と・・白色だけでも盛りだくさんです。


でもご安心してください・・あくまでも表面上の塗装なので修復歴には該当しませんから・・。

 ホイールもリフレッシュ!

オシャレは足元から・・です。

それは軽トラックでも例外ではありません。

劣化したタイヤは新品に交換!その時にホイールも塗装です。

オリジナルに忠実な仕上がりを目指すので・・半艶の銀色で塗装します。


センターキャップのお化粧も忘れませんよ!

 バッテリーケースもリフレッシュ!

ボデーの未塗装部分に・・磨きを行います。

もともと塗装の程度は良いので・・水垢を取りながら艶を増すのが目的です。


バッテリーケースもバラバラになるのが判明したので・・分解塗装しました。

ボルトの色で分解したのが・・分かりますね。


やっぱりシャシーがキレイだと・・映えますね。

 こんな個体は・・2度と出ないでしょう

作業が完了すると・・はい・・個人的にも欲しくなってきた・・程です。

こんな好条件かつ程度の良いサンバーは・・もう2度出会えないでしょうから・・。

・・そりゃ・・マニアが投資目的で保管していた個体は存在するでしょうけど・・常識的な値段ではありません。

2023年の執筆時でも・・150万円越えの個体が溢れてますから・・。


下品な話ですが・・このサンバーを倉庫に保管して・・コンディションを維持出来れば・・きっと・・化けるでしょう。

何せ・・スーパーチャージャーリアエンジン4輪独立懸架の軽トラなんて・・もう間違っても市販なんて有り得ませんから・・。

そうです!本家サンバーはもはや機械文化遺産・・ですからね。      SK


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