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スペーシア フロントフェンダーの交換方法

 錆穴フェンダーを救いたい

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

本日は・・塗装が剥がれたまま放置した結果・・錆で穴が開いてしまったスペーシアの修理です。


ちなみに・・修理方法は3つあります。

①現物フェンダーの修理塗装・・・時間経過で修理箇所が目立つ恐れがあります。

②新品フェンダーで交換&塗装・・・安定の高品質ですが、修理費用は高額になります。

③同じ色の中古フェンダーと交換・・・程度の良い中古品が入手出来れば最強ですが、ギャンブル要素アリです。


今回はお客様と相談の結果・・修理期間の短さを重視して・・③の中古品との交換を選択です。


早速・・中古フェンダーを全国手配します。

そして・・中古フェンダーが工場に届いたら・・いよいよ・・入庫して交換な段取りです。

作業自体は・・数時間もあれば終わりますので・・早さも魅力なのです。

 極上の中古フェンダーをGETです

中古フェンダーは、この様な大きな箱に入って送られて来ます。

まだ・・軽のスペーシアのフェンダーは小さい部類でして・・ボンネットの長い車だと・・物凄く大きくなります。

・・・仮に自宅に・・こんな巨大な箱が送られてきたら・・困りますね。


今回の中古フェンダーは・・高価なだけあって・・ピカピカの極上品でした。

コレ・・結構レアなんですよ。

最近は・・よっぽど大破の事故で無い限り・・現行車は廃車になりません。

中古車価格の高騰により・・大きな修理しても割が合うからです。

新車本体価格の高騰も・・相対的に修理代が安くなる要因なので・・より廃車になり難くなってます。


で・・廃車が減ると・・同時に中古部品も減り・・中古部品価格も高騰する・・仕組みなのです。

故に・・最近・・程度の良い高年式の中古部品は・・高価な傾向なのです。




では早速・・(高級)中古フェンダーに交換していきましょう。

 バンパーやヘッドライトを外します

今回の目的は、フロントフェンダーの交換ですが・・それまでに準備作業が多くあります。

例えば・・下着を着替えるのが目的なら・・。

靴や帽子を脱いで・・コートを脱ぎ・・スーツを脱ぎ・・ズボンを脱ぎ・・シャツを脱ぎ・・ようやく下着を交換出来ます。


車の場合も・・バンパーやヘッドライト・・泥除けなどの部品を外さないと・・フェンダーは外れません。

むき出しのフェンダーですが・・意外と奥に付いてるのです。



今回も・・最初にバンパーやヘッドライトを外しました。

 カウルやウインカーランプを外します

ワイパーの根元部分にも・・フェンダー取り付けボルトが隠れてます。

自動車屋さんは・・この部分をカウルトップパネルと呼んでます。

親切な4分割の物から・・鬼の1体成型物まであります・・今回はカドだけです。


サイドマーカーも配線を外したいので・・外します。

 ライナーやサイドサポートも外します

写真の黒い板は・・フェンダーの内側に付いてる泥除けです・・車屋さんはフェンダーライナーと呼んでます。

ライナーは一部しか外さないツワモノも居ますが・・結局作業性が悪いので・・トータル時間は大差無いと思ってます。

ならば・・確実に作業できる様に・・全部外すのがベターです。

まあ・・取り付けクリップの破損リスクは高まりますけどね・・。


右の部品は・・フロントバンパーの端っこを固定する部品です。

車屋さんはサイドサポートなどと呼んでます。


まあ・・同じような部品でもメーカーで呼び方は大きく違うので・・あくまで参考です。

 残りは、フェンダー固定ボルトのみです

ここまで来れば・・あとは5本のボルトを外せば・・フェンダーは外れます。

そしてそのまま・・中古フェンダーを固定して・・復元していきます。

 ある意味・・究極の修理かも・・

はい・・無事にフェンダーの取り換え作業が終わりました。


今回は車自体も塗装歴が無く・・中古フェンダーも塗装歴が無いので・・どちらもメーカーのオリジナル塗装です。

なので・・色や塗装肌の違いも極僅かで・・非常に優秀な仕上がりになりました。


正直・・新品フェンダーに交換して塗装したバージョン・・よりも仕上がりは良いです。

だって・・どちらもメーカーのオリジナル塗装なのですからね。


メーカーのオリジナル塗装と・・板金塗装の補修塗料は・・塗料自体が別物です。

(メーカーの塗料は超高温で焼いてます)

なので・・そっくりには出来ても・・今回の様に「基本的に同じ」には出来ません。


自動車は大量生産の工業製品なので・・メーカーの出荷時が最高ですからね。


今回は・・塗料の質まで同じに出来たので・・ある意味究極の修理と言えるのです。    SK


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