
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
Z33フェアレディZ・・しかもニスモ仕様・・カッチョイイですね。
しかし・・そんなカッチョイイニスモ仕様にも悩みがあるのです!
それは・・リアバンパーのメッシュから・・中身が見えてしまう点なのです。
ノーマルのリアバンパーには、メッシュはありませんので・・見えないので問題にはなりません。
しかしニスモ仕様には写真の様なメッシュデザインで・・内部のバンパーリーンホース(金属の強度部位)が見えてます。
新車時なら問題は無いのでしょうが・・経年劣化でリーンホース塗装も傷み・・少々残念になってしまいます。
リーンホースはバンパー内部にあるので・・見えるけれど手が出せない・・困った位置にあるのです。
今回は・・そんな悩みを解消していきます!
実際は・・結構目立ってます
ノートニスモのサイドエアロ
そんなバンパーリーンホースを塗装するには・・バンパーを外す必要があります。
わざわざバンパーを外して・・黒の缶スプレーで塗るだけでは能が有りません。
このZ33はニスモ仕様なので・・やっぱりニスモカラーにするべきでしょう!
イメージは・・ノートニスモのサイドエアロの様な・・塗分けです。
最近のニスモ仕様は・・この様な赤の差し色が特徴ですからね。
では・・テールランプを外し・・バンパーを外していきましょう。
バンパーが無くなったリーンホースは・・結構残念な見た目でした・・。
リーンホースの塗装は・・缶スプレー程度の薄い塗装でした。
サンダーで剥離と足付けを行います。
清掃後・・密着性向上の為に・・サフェーサーを薄く塗装します。
このリーンホースはアルミ製なので錆の心配は無いですが・・。
アルミは密着性が悪いので・・この工程は重要なのです。
協和自動車で使用してる・・イサム塗料のサイトからニスモレッドのレシピを入手しました。
パールレッドが・・ニスモレッドの正体です。
早速・・出来立てのニスモレッドを塗装します。
ニスモレッドを十分に乾燥させたら・・ガンメタを塗装します。
このガンメタは・・バンパー下部やサイドエアロのガンメタ色です。
出来るだけ・・差し色のニスモレッド以外は・・既存の色を使うのがコツです。
色数が増えすぎると・・ガチャガチャして・・統一感が無くなりますから・・。
ガンメタが半分乾いたら・・マスキングテープを剥がします。
その上から・・半艶のクリアを塗装します。
ここまですれば・・20年は再塗装不要ですから・・安心してください。
リーンホースをキレイに仕上げても・・取り付けボルトが汚ければ・・魅力半減です。
見え無さそうで・・意外と見えるのがボルトですから・・。
完璧を目指し・・ちゃんとボルトもガンメタで塗装します。
ボルトの場合は工具との相性もあるので・・クリアは塗ってません。
組付けたら・・バンパーの奥にニスモレッドが見える・・上品な仕上げになりました。
オーナー様もジェントルマンなので・・この程度の・・目立ち過ぎない塩梅が良いでしょう。
例えるなら・・最高級のオーダーメイド洋服裏地・・ですね。
このZ33フェアレディZニスモは・・ノーマルです。
美しい改造とは・・ノーマルの範囲内でどこまで昇華出来るか・・が勝負なのです。
別に・・完全なノーマルである必要は無いのです。
重要なのは・・だれが見ても・・あからさまな改造車に見えない点・・なのです。
その辺りを守れば・・大人の車道楽といえるでしょう。
コテコテ見た目の改造車は・・周囲的には???ですからね。 SK
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