
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今回は・・純正ホイールキャップを修理していきます。
ホイールキャップのガリ傷は削り落とし・・同時に塗装も行います。
オリジナルと同じように塗装してもいいのですが・・今回は手の込んだ塗装で質感も向上させてみます。
具体的には・・よりギラギラしたシルバーにしていきます。
しかし・・ギラギラが強いシルバーは・・隠ぺい力が悪くなります。
具体的には・・下地が透ける・・半透明なシルバーなのです。
例えば・・下地にサフェーサーの境界線などの模様があると・・塗装しても・・透けて見えてしまうのです。
故に純正品は・・ギラギラが少ないが隠ぺい力の強いシルバーを使うしか無いのです。
でも・・今回はそんなギラギラした半透明シルバーの特性を逆に利用します。
予め黒っぽく塗装して・・その上から半透明ギラギラシルバーを塗装するのです。
すると・・黒の上にシルバーが乗るので・・よりハッキリとメタリックが見えるのです。
厳密には・・完全にシルバー色にはなって無く・・シルバーの隙間から黒が見えてる状態です。
しかし・・それが・・かえって陰影を強調し・・立体的に見せる効果があるのです!
写真では分かり難くてスミマセンが・・ギラギラしたシルバーを塗装してます。
シルバー色が乾いたら・・透明塗料を塗装します。
ツヤツヤ感と・・艶の深みを演出する為に・・分厚く塗装します。
正直・・脱着時に変形せざるを得ないホイールキャップに・・分厚過ぎる塗装はNGです。
完全に乾燥して・・塗料が硬くなると割れてしまう恐れがありますから・・。
なので・・ホドホドで切り上げます。
その程々具合も経験・・なんですが・・。
動きの無い写真では伝わり難くて・・常に歯がゆいです。
光の当たる正面は・・メタリックが強く光り・・ギラギラしてます。
それに比べて・・陰になる側面は・・物凄く黒っぽく見えます。
そのコントラストが・・ホイールキャップをより立体的に見せてるのです。
流石に・・ここまで手の込んだ塗装を施したホイールキャップは・・ノーマルとは別物です。
元々は・・アルミホイールに対する・・コストダウンの為のホイールキャップですから・・。
今回は控えましたが・・NISSANの文字に色を付けるのも可能です。
クリア前に・・文字の凹みに・・緩い塗料を流し込むだけですから・・。
まあ・・テクニックは必要ですけどね・・・。 SK
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