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日産ノートの側面を再修理します

 日産ノート再び・・・

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです


写真はE12型日産ノートです

ノートは何かとヴィッツやスイフトなどと比較されますが・・少し大きめサイズです

なのでトヨタだとラクティス的な・・イメージなのです

同じく大き目なフィットも同様に・・ヴィッツやマツダ2より広いと勘違いさせる事で人気を獲得してました・・ボディーが大きいので広いのは当然なのですが・・・

まあ・・E12ノートはカローラクラスのティーダと統合されたモデルとの由来なので当然ですけどね・・


そんな大き目なボディーが災いしてか・・側面に擦り傷を付けてしまった様です

 右側面のダメージです

車にとって・・この位置は早曲がりすると・・ぶつける箇所です

リアタイヤが通過してから・・ハンドルを回しましょう

 前回修理したパテが割れてますね・・・

よく見て見ると・・傷に連続性がありませんね・・一部分が剥がれ落ちてます

これは塗料が剥がれ落ちてるのでは無く・・過去に修理した時に使用したパテが剥がれ落ちてるので・・傷が無く白っぽいのです

過去にいちど修理してる箇所なので・・今回は再修理となります


再修理は手間が増えるので・・修理費用は割増しになってしまいます

ぶつかった衝撃で・・過去のパテが割れたり浮いたりするケースが多いからです

割れてグラグラになった上に・・パテは盛れませんので・・一旦・・過去のパテは全て剥がして・・新たに施工する必要があるのです

 毎回・・調色します

再修理車両の調色には注意が必要です

過去に塗装した範囲を見極めて・・微妙な色の違いを確認します

危険なのは・・調色不足の変な色を・・強引なボカシ塗装で塗られてる場合があるからです

そんな時は・・その過去の変な色も参考にして・・調色する必要がありますね


再修理だからって・・必ずしも過去に自社工場で修理した訳ではありませんから・・想定外の修理もあるのです

 まず・・基準にするドアを修理します

この様な複数個所のダメージは・・どちらかを基準とすると良いです

今回は比較的ダメージの少ないリアドアを基準にします

その為に・・取り敢えずドアの形を整えていきます

 ドアに合わせて・・クオーターパネルを修理します

基準となるリアドアの形が整ったので・・クオーターパネルの整形を行います

 下塗りのサフェーサー仕上げ

クオーターパネルの修理箇所も下塗り塗装を施します

再修理なので・・当初のダメージから範囲が広くなってるのが・・サフェーサーの塗装範囲からも分かりますね

 内側を塗装します

ドアを閉めると塗装出来ない内側を・・予め塗装します

これで・・残りは表面を塗装仕上げするだけです

 全体を塗装して仕上げます

しっかりマスキングしたら・・表面の塗装を行います


今回は予算の都合上・・外す部品を減らしてます

まあ・・ドアハンドルやバンパーなど・・外す部品を減らしても大きなコストダウンにはなりませんけどね・・脱着工賃は安いので・・・

 3回目は勘弁してくださいね・・・

今回もキレイに直りましたね


もう・・この箇所はこれ以上・・ぶつけないでくださいね・・再修理は大変なので・・

サ〇ヤ人の様に死にかけから復活する度に強くなる訳ありませんから・・



むしろ・・修理を重ねると・・どんどん状況は悪くなります

理由は・・塗装回数が増えすぎると塗膜が厚くなり過ぎて・・ドアハンドルなどの動きが悪くなるからです・・

塗装のカットラインも厚く・・不自然になります


更に・・オーバーフェンダーなどの付属品の取り付けにも支障が出ます

鉄板+塗膜の厚みが増し過ぎると・・クリップの爪が引っかかりませんから・・



人間に例えると・・修理の度に重ね着していくイメージです

最初はピッタリだった服も・・重ねると着れなくなるのと同じです

積み重なった塗膜が・・問題なのです       SK


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