
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
5年目のN-BOXのドアに膨らみが現れました・・・。
北国の皆さんには当たり前の光景でしょうが、此処は南国佐賀県です。
冬季でも融雪剤などは殆ど撒かれない車天国です。
しかし、お餅を焼くように膨れてきたのは、あの忌々しいヤツです。
ぶっちゃけ軽自動車の鉄板は非常に錆びやすいですね。
ダイハツは若干マシですが、飛び石で塗装が少しでも欠けると始まります。
塗装の下でクモの巣のように錆の根がじわじわ広がっていきます。
気づいた時には500円硬貨大になってます。
今回は放置したのか、もっと大変な事になってます。
試しにダブルアクションサンダーで軽く削ると・・・あちゃ~ですね。
もう、しっかり穴が開いてますね。
今はとにかく錆を取り除く事です。
鉄板が薄くなっても構いません、結果的に穴が開いても元々その運命です。
徹底的に錆を取り除いた結果です。
ハンマーで軽く平らに馴らして溶接に備えます。
内側も今のうちに錆止め剤を塗布します。
溶接熱で焼けた所は再び錆止めしますよ。
裏側に手が入る場所なら真鍮棒を裏から当てれば溶接し易いです。
真鍮は溶接出来ないので裏側も平らに仕上がります。が・・。
当然?袋状な部位なので周辺から徐々に穴を埋めていきます。
この程度の穴なら鉄板は当てませんが、広範囲のサビなら切り取り鉄板を溶接します。
溶接部分を丁寧に削り・・・窪みを溶接で埋めて・・・また削り・・・頑張りました。
ばっちり修復できましたよ。
高さや鉄板の張りの強さを確認してOKです。
溶接時の凹みなどをパテで平らに仕上げます。
パテを研いだら直ぐに下地塗装をします。
錆の攻撃速度は意外と速いですので。
ここまできたら一安心です。
あとはいつも通りに分解して調色して塗装です。
今回のサビはまだ小さかったので修理出来ましたが。
広範囲のサビはドア交換がベストです。
結局は溶接部分から再び錆びてくるからです。
ネジで交換出来ない部分は仕方無いですが・・・。
その点は樹脂部品は優秀ですね。
私が海沿いや寒冷地在住だったら樹脂外装信奉者になってたでしょうね。
手始めにオール樹脂製の軽トラックなどは如何でしょうか?
外板の面精度は要求されないので、錆びないメリットが生きると思います。
さらに行動範囲は狭いので電動化すれば排気系のサビも解消です!
樹脂製EV軽トラ・・・こんな商品なら農水省から補助金も引き出せるかもしれません。 SK
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