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板金塗装の実例集
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カトシンの 自動車コラム+
会社案内ドアが破れて、内側をチラ見せ状態です。
ドア取付ヒンジの柱の部分の修正の為、
何度も脱着してます。
毎度ですが、防塵処理をちゃんとします。
ヒンジと柱の接触面には、パテ入れ厳禁です。
ドアを乱暴に開け閉めしたときに、柱は微妙に変形します。
なので、変形の大きい接触面にパテを入れてしまうと、ひび割れの原因です。
板金屋にとって、ここの箇所は板金修理のド定番ですね。
ドアを閉めたら塗装出来ない部分は、あらかじめ塗装済みです。
カーボンヒーターで温度管理しながら、焼き付け定着します。
この型のワゴンRのバンパーは非常に薄いので、下手に加熱すると萎れた花みたいに大きく曲がってしまうので、写真のように補強が必要です。
重要な足回りも、しっかり修理で安心ですよ。
新車のようにピカピカに完成です。お客様にもご満足頂けました。
最近の車のドアパネルは、軽量化の影響か、とっても薄い鉄板で出来てます。
イメージはテントですね。
内側の鉄板は比較的厚めですが、外側は内側の鉄板に引っ張られて、ピンと張っているイメージです。
実際、昔のように鉄板にやすりがけして平らにするのも殆ど出来ません。
ちょっと熱を加えると、大きくひずみ、どんどん凸凹の面積が広がって、修理してるのか、壊してるのか訳分からなくなります。
技術不足と言われればそれまでですが、修理前提の部品で無くなりつつ有るのは確かです。
軽自動車とかは満足に修理時間を計上すると、新品部品の値段が見えてきます。
板金塗装屋は、物を大切に修理して使うエコロジーな仕事ですが、このような事情で交換が多いのは、自分も心苦しいですが、時代ですかね。 SK
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