
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
大人気のスズキハスラーですが、問題を抱えてます。
一見キレイなボディーですが、近くで見ると細かい塗装剥げがあるんです。
まるで飛び石傷みたいに塗装剥げがあります。
部位的に飛び石の箇所では無く、水滴や汚れによる塗装の痛みです。
触ってみると窪みがありまして・・・クリア塗装を貫通してベースの黒色までやられてます。
黒色自体が無くなってるので・・・当然磨きのみでは復活不可能ですね。
今回は本格塗装を行わないで修理したいと思います。
ボディー色の塗料をつまようじで置いていきます。
塗るのでは無く、塗料を白い部分に置いていくイメージです。
水ぶくれみたいに塗らないと乾燥後に基準面より低くなってしまいます。
このように塗料を置いていくには筆より爪楊枝の方が向いてますね。
筆者のオッサン顔が映ってますが・・・無視してね♡
一晩置いて十分に乾燥させます。
2500番のペーパーで大まかに研いだ後に3000番のペーパーで平らにします。
ペーパー傷が全体に付いたら平らになった証拠です。
必ず当て板を使わないと平らにならないので御注意ですよ。
塗装の劣化ポイントが沢山ありましたね。
塗装には塗装肌があります。
塗装をよーーく見ると細かい魚のウロコみたいな模様があるのを塗装肌と呼んでます。
そのまま磨いてしまうと部分的に無くなってしまった塗装肌が目立ってしまいます。
なのでペーパーで部分的に研いだ周辺も程よく塗装肌を落として違和感を無くす必要があります。
写真のサンダーはタービンタイプで振幅が小さく深い傷が入らない優れものです。
このタービンサンダーで研いだのが写真の状態です。
最初は粗いコンパウンドを使用して磨きあげます。
使用するコンパウンドやバフを細かくしていくと深い艶が出てきます。
近くでよーーーく見ると・・・正直・・・補修跡は分かりますが上出来です。
当初の状態から比べたら雲泥の差ですので・・・。
実際は、この技法が使える車は少ないです。
飛び石などは鉄板まで到達してる事が多くて・・・大概は錆が進行してますので本格塗装が必要です。
普段から小まめに洗車などのお手入れが行き届いてる車は・・・そもそもこんな事にはなりません。
普段から洗車などをしない方は・・・そもそもこの程度の劣化は気にならないでしょう。
なので・・・あまり必要とされない技術ですね・・・。 SK
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