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#アルミホイール ガリ傷を直します 再塗装でピカピカに 

 アルミホイールの傷・・・

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

アルミホイールのガリ傷・・ショックですよね・・。

特に料金所や狭い道などでは・・危険がいっぱいです。

その点・・ホイールキャップなら安いので交換すれば良いですが。

小径でも意外と高価な純正アルミホイールは・・そうはいきません。


でも・・アルミホイールも修理出来るのですよ。

特に普通の銀色塗装アルミホイールは修理と相性が良いのです。

切削クリア仕上げホイールや特殊塗装のホイールは厳しいですが・・。


ホイール修理専門業者さんは・・・どんなホイールでも流石にキレイに
修理しますが・・・如何せん・・・ビックリな修理代です。

もう廃盤で新品が手に入らないホイールや・・外車の超高額ホイール
なら・・・専門業者による修理も全然アリですが・・・。

大衆車の18インチ以下の切削ホイールは・・・新品交換が現実的です。
(切削ホイールとは・・削り出したホイール素材に透明塗料のみを塗装
してる・・・ホイールです。)

そんな目線で見ると・・・安い見た目の塗装アルミホイールも・・・。

お値打ちに修理可能なので・・・存在意義があるのです。

 タイヤを外します

タイヤがホイールに付いたままだと・・隅々まで塗れません。

必ず外します。

もう一つの理由は・・空気注入口の部品を外す為です。

チューブレスバルブと呼ばれる部品で・・・。

皆様も一度は触った事があるかと思います。

そのチューブレスバルブは内側に抜く構造なので・・・。

タイヤを外す必要があるのです。

まあ・・チューブレスバルブは再使用などしませんが・・・。


あと・・・タイヤをホイールから外す際に・・・。

稀にタイヤのゴムがホイールに残ってしまう事があります。

ゴムが千切れてる状態なので・・・そのタイヤは使えません。

時間が経過して・・・ホイールにくっついてしまうからです。

なので・・タイヤが再使用出来るかは・・運次第なのです。

 傷を上手に削り落とします

サンダーで傷を落とします。

正確には・・傷は凹みなので消えません。

なので・・凹みの周辺を削り・・凹みと高さを合わせるのです。

厳密には・・ホイールの形も変わってしまいますが・・・。

上手に違和感なく削る事で・・傷を消すのです。


純正アルミの強度は相当余裕があるので・・・。

表面を少し削っても・・強さは全然大丈夫です。

パテはホントに深い傷以外には入れません。

今回はパテ不要だったので良かったです。


粗いペーパーから細かい水研ぎまで行い・・・。

スベスベの表面にします。

同時に専用タワシで・・隅々まで磨き・・・。

奥まで塗料が定着するようにします。

 内側もキレイにします

同時に内側もキレイにします。

この様に茶色くなったアルミホイールは・・・。

洗剤とスポンジレベルでは・・・汚れは落ちません。

筆者は・・・耐水ペーパー#600で削り落としてしまいます。

 塗装します

十分に乾燥後・・・油分を落とします。

立体的なので・・・時間と手間が必要ですね。

そしたら・・・銀色で塗装します。

しかし・・・アルミホイールの調色レシピはありません。

なので・・・大体同じような銀色で塗装します。

だから・・・2本か4本と偶数で塗装します。

1本のみ塗装すると・・・前後で色が変わりますからね・・。


アルミホイールは立体的で奥まで塗るには・・・

人間がアルミホイールの周辺をグルグル回りながら・・・

目標を定めて狙い撃ちしないと・・塗れません。


以前にターンテーブルで回しながら塗装しましたが・・・。

意外に上手くいきませんでした。

結局・・・奥まで塗料は入らないのです。

その経験も踏まえて・・狙い撃ちなのです。

 いい感じ・・でしょ?

闇雲にスプレー塗装しても・・・こうはなりません。

スポークの側面がザラザラになるだけです。

どうですか?いい感じですね!


平面の塗装に比べると・・・。

深い凸凹があるアルミホイールは難しいのです。


そのまま・・・十分に乾燥させます。

 組み付けとバランス取り

数日置いて・・・十分に乾燥したので組み付けます。

アルミホイールにタイヤが入る際に・・・。

どうしてもゴムがアルミホイール周辺に擦れます。

なので・・生乾きだと・・剥がれてしまうのです。


アルミホイール自体を削ってるので・・・。

バランス取りも念入りに行います。

 復活しましたね

いい感じに復活できましたね・・・。

当然、茶色のブレーキダストなど皆無なので・・・。

言われなければ新品ホイールみたいです。


この二本を左側に付けるので・・・正直・・・。

左右で微妙に色の違いがあるでしょう。

でもそれ・・貴方以外は99.9パーセント見抜けませんから。

もちろん・・・4本とも塗装して完璧を目指すのも良しです。

少しシルバーの色調を変えてみるのも面白いですね。


でも・・・個人的には・・ボディー色のホイールはNGです。

街中で・・・時々見かけますが・・・悪目立ちです。

今だに成功例は知りませんから・・・。

ホイール外周に細いピンストライプ程度なら・・ギリギリです。

好きなら・・敢えて止めはしませんが・・・。    SK



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