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#70ノア 純正エアロ生産終了!修理します

 純正フルエアロの70ノア

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

この70系ノア・ヴォクシーは沢山売れた人気車種です。

ライバルのセレナやステップワゴンに比べて全長が
少し短く使い勝手が良いのが特徴です。

現行80系は長くなったので・・・広さと引き換えに
取り回し性は低下してますね。

そんな理由もあるかも?でまだ70系のユーザーさんも
多いです。


今回は純正ディーラーオプションのスポイラーを駐車中に
当てられた・・・との事でご入庫です。

 カドと下側です

当てられたのはカドだけですが・・・。

下側も・・・ガリガリですね・・・。

取り付け部もダメージがあるので・・・交換です。


・・・・しかし!生産打ち切り品でした・・・。

なので・・了解を得て・・・修理します。

 両面テープ地獄です

純正オプションのエアロなので・・・。

両面テープがふんだんに使われてますね。

側面などは・・・簡単に分離出来ますが・・・。

フロントは・・ヘラなどが入らないので・・大変です。

ワイヤーハーネスで切る様に分離します。


ピアノ線などの鋭利な物は良く切れますが・・・。

バンパーに傷を付けない様に・・ハーネスなのです。

 裏側にビスがあります

そしてバンパーを外します。

裏側から4か所ビス止めです。

この辺は流石純正エアロですね。

安い社外品は・・こんなビスはありません。

 取り付け部も修理

問題の取り付け部の破損です。

殆ど・・・千切れかかってますね。

お得意のワイヤーメッシュ埋め込み修理で・・・。

新品と同等の強度を出します。


この部分に強度が無いと・・・。

バンパーとエアロとの隙間調整時に困るのです。

この箇所の取り付け位置で・・・隙間が変わります。

 傷を修理します

傷を削り取り・・・下塗りします。

障害物が当たり易い箇所なので・・・。

出来るだけパテは控えます。

 表面をキレイに整えます

細かいピンホールを埋めるパテを塗布します。

そのパテを水研ぎしたら・・・塗装準備です。

全体に細かい傷を付けて・・・マスキングします。

 塗装します

黒色は下地が悪いと目立ちます。

塗装しながら・・・よーく見ます。


悪い部分が見つかったら・・やり直しです。

今回は・・・バッチリ!ですよ。


黒の上に透明を塗装したらOKです。

 ゴムを貼りつけます

バンパーを磨いたら・・・組み付けです。

新品のゴムを貼りつけて・・バンパーに装着です。


そしてバンパーを車体に取り付けます。

最後に・・・エアロとバンパーの隙間調整です。

新品バンパーと純正新品エアロの組み合わせなら・・・。

概ねピッタリフィットしますが・・・。


今回の様にダメージを受けたエアロは・・調整が必要です。

エアロの傾きと前後のテンション調整で・・何とかします。

この微調整には・・経験が必要です。

誰も教えてくれませんし・・・取説にも書いてありません。

己のインスピレーションが全てなのです(笑)

 キレイになりましたね

バッチリ!キレイになりましたね。

程よい洗車傷が付くまでは・・逆に目立つかも?

要は・・塗装した部分のみキレイ過ぎるのです。

・・・しかし・・こればっかりは仕方ありません。

勿論・・バンパーも磨きを入れてますが・・・。


大丈夫です!すぐに馴染みますよ。

洗車傷や水垢・・汚れが馴染ませてくれるのです。


小学生の・・新品の上履きが恥ずかしい現象かな?

今思えば・・・なんて事無かったのですけどね。

塗装屋さんは・・こんなトコまで気になるのです。

正に職業病ですね(笑)         SK


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