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#アクア Fフェンダー修理 鉄板の魔術師が本領発揮?

 アクアのフェンダーが凹んだ!

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

低燃費の小型車として不動の地位を誇る・・アクアです。


トヨタのハイブリッドシステムは・・解説書を読んでも理解に苦しむ程・・複雑なハイテクです。

そんなハイブリッドシステムを庶民が買える値段にした・・アクアは偉大なのです。


そんなハイテクアクアも・・ぶつければ・・当然凹みます・・。

ハイテクカーに凹みは似合わないので・・修理していきます。

 プレスラインも潰れてます

タイヤアーチのプレスライン(鉄板が折れ曲がった部分)が潰れてます。

フェンダーは1枚の鉄板で出来ていて・・そのままだとフニャフニャです。

なので・・プレス機で折れ曲がりを作る事で硬さを出してます。

単なるデザインの為・・だけでは無いのです。


プレスラインは硬いので・・ここまで凹むと吸盤などでは・・復活しません。

完全に型が付いてしまってますので・・。


しかし大丈夫です!鉄板の魔術師(笑)・・が叩いて修理します。

 取り敢えず・・調色から・・

取り敢えず・・フロントドアで調色します。

ドアと色を合わせれば・・最悪・・フェンダー内の塗装範囲が広がっても・・大丈夫ですからね。

 分解も仕上がりに影響するのです

分解をしっかり行えば・・修正作業も・・やり易くなります。

ダメな板金塗装屋さんは・・作業を面倒ぐさがって・・分解範囲が狭い傾向です。

ここまで分解すれば・・裏側に手も入り易いので・・仕上がりも良くなるのです。


そうです!分解の時点から・・仕上がりは決まってくるのです。

 ハンマーと当て金で直します

凹んだフェンダーをハンマーで修正します。

修正イメージは・・当て金を裏側に付けて・・表から叩く感じですが・・。

鉄板を当て金で挟んで直接叩くと・・鉄板が伸びてしまいます。

それでは・・いけないのです。

鉄板が伸びてしまうと・・元の形には戻らなくなります。


裏から膨らませたい場所に当て金を当てて・・表の低くしたい場所を叩くのです。

それで・・大まかな形を整えます。

細かい凸凹は・・出来るだけ鉄板が伸びない様に・・裏から木材で支えて・・叩きます。


鉄板は叩く度に・・伸びて・・不利な状況になります。

なので・・出来るだけ叩く回数を少なくする事が重要です。

それが・・鉄板修理の難しい点です。

 キレイに修正出来ました

修正後に・・シングルアクションサンダーを当てた状態です。

キレイに修正されてるのが・・分かりますね。

 パテは薄くて大丈夫です

板金修正が上手く出来たので・・パテは薄くてOKです。

大昔の様に・・鉄板自体が分厚ければ・・細かい凸凹も・・鉄板を削り込み・・直接下塗り塗装で仕上げも出来ました。

しかし・・今どきの車の鉄板は薄いので・・削り込めません。

なので・・パテ盛は必然なのです。

 下塗り塗装中

下塗り塗装を行います。

この時点で・・形状の最終確認を行います。

 両面共・・塗装してピカピカです

ブースで塗装を行います。

フェンダーを外して塗装を行いました。

理由は・・叩いたフェンダーの裏まで塗装出来るからです。

これで・・裏側からの錆も防げますね。


その他には・・車本体に塗装ミストが付着しないので・・安全です。

マスキングも・・車を完全に密封する訳では無いですから・・。

 凹みの形跡は消せましたね

どうですか?極めて自然に仕上がりましたね。

修理箇所の違和感が無い・・のがイチバンですから・・。


板金修理し易い様に・・しっかり分解して・・。

広範囲の分解・・・・そのお陰で・・キレイに鉄板修正が可能になります。

キレイな鉄板修正・・そのお陰で・・パテも薄く出来ます。

薄いパテ・・・・・・そのお陰で・・時間が経過しても・・修理跡が出てきません。

・・・この好循環が・・協和自動車の板金塗装です。


次に・・このイリュージョンを体感するのは・・貴方ですよ。    SK


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