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ドアクッションゴムを再使用する際のコツ ユルユルになった時

 クッションゴム再使用時のコツ

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

今回は・・ドアのクッションゴム再使用時のコツを紹介します。


昔のクッションゴムは・・根元まで全てがゴム製だったので・・問題無く再使用が可能でした。

しかし・・最近の樹脂ベースのクッションゴムは・・再使用時にユルユルになりがちです。

ゴムと言えども・・開けた瞬間に落下したら・・残念ですからね。


しかし・・こんな小さなゴムのくせに・・意外とお値段が高いです。

お客様に請求出来れば良いのですが・・実際は困難なのが現状だと思います。


でも・・今回のテクニックで・・結構しっかり復活しますよ。

 こじって・・外すしか・・ありませんよね

樹脂ベースのクッションゴムは・・爪で固定されてます。

なので・・ロック周辺のゴムなら・・裏から爪を解除すればよいのですが・・。

ドアの下側ゴムは・・鉄板を切り裂かない限り・・爪の解除は不可能です。

なので・・現実的にクリップ外しで・・こじるのが現状でしょう。

すると・・・。

 この状態だと・・ユルユルです

この様に・・樹脂部分が潰れて・・ユルユルになり・・固定が甘くなります。


今回は・・こんな状態のクッションゴムを・・再生します。

 形を整えます

先ずは・・マイナスドライバーで押し広げて・・丸い形を復活させます。

 まだ・・爪の高さが合ってないのでダメです

この状態では・・取り付けても・・まだ緩い状態です。

樹脂部分の断面が・・平らではないので・・爪の高さが左右であって無いのが・・原因です。


それを直す・・最後の・・仕上げが効くのです!

 平らな地面に押し付けると・・高さが合いますよ

仕上げは・・平らな地面などに・・力いっぱい押し付ける事です。

はい・・ただ・・これだけです。

 樹脂断面を・・平らにするのがコツです

押し付ける事によって・・断面が平らになりました。

これで・・2か所の爪の高さが合うので・・パチッとハマる様になるのです。

 パチッと・・キレイにハマりましたよ

はい・・問題無くキレイに再使用出来ました。

新品程ではありませんが・・ガタも最小限で・・問題はありません。

 無調整タイプのゴムは・・浮くのが前提です

ちなみに・・今回復活させたような・・クッションゴムは・・車体と接触しないのが前提です。

勢い良くドアを閉めた時や・・ドアを押された時に・・ドアと車体が接触するのを防ぐのが目的です。

なので・・クッションゴムがユルユルだと・・走行中のカタカタ音の原因になる可能性があります。


なので・・最悪・・爪の部分にブチルゴムを付けて・・カタカタを抑える必要があります。

意外と・・神経質な部品なのです。

 調整タイプのゴムは・・密着するのが前提です

ちなみに・・ゴムにネジが切ってある・・調整タイプのクッションゴムは・・車体と密着するのが前提です。

ドアの高さと・・閉まり具合のバランスを取りながら・・微調整が必要になります。

このタイプのクッションゴムを下手にいじると・・異音が出たり・・ドアの閉まりが悪くなったりします。

ドア調整の理論を確立してるエンジニア以外は・・調整は困難ですよ。

まあ・・細かい事を気にしなければ・・問題有りませんけどね。     SK


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