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2023年3月23日        トーションビームの弱点

 トーションビームの弱点

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


最近の乗用車はFF(前輪駆動)ばかりになりましたね。

前輪駆動は実用車にとっては・・メリットが多いので・・今後も廃れる事は無いでしょう。


そんな前輪駆動の後輪サスペンションは・・トーションビームの天下になってます。

H型の一体型サスペンションが・・左右輪同時に上下する仕組みです。

このトーションビームサスペンションもメリットが多いので・・今後も主流であり続ける事でしょう。


このトーションビームサスペンションは・・動いてもキャンバー変化が無いメリットがありますが・・ホイールベースが変化するデメリットがあります。

写真の車もトーションビームですが・・ジャッキアップすると・・車体に接触しそうになる危険性があります。

まあ・・普段の走行中に・・ここまでストロークする事は極めて稀なので無視出来ますが・・際どい事は事実です。

もちろん・・普通の1G状態では・・タイヤはアーチの中心部に位置しますが・・。

フルストロークすると・・ここまで接近するとは・・普通は想像出来ないですからね。



国産車はホイールアーチに隙間が開き過ぎてると言われますが・・。

実際は・・写真の様に・・ちゃんと前後の隙間は詰められてるのです。

ただ・・会社内基準を守ると・・上下は大きい隙間になってしまうのです。


タイヤチェーンを装着する事も・・想定して隙間が広い・・ケースもあるのでしょうが・・。

(前輪駆動車の後輪にチェーンは付けませんが・・)

大衆車などは・・開発の手間を掛けれない・・問題もあると聞いてます。

共通設計のシャシーに・・複数のボディーを載せるので・・ギリギリまで詰めれない・・事です。

などの意見も聞きますが・・ベース車であるフィットやヴィッツの隙間も広かったので・・違うでしょう。


欧州車の様に・・ショートストロークでカチカチの脚にすれば・・隙間は減るのでしょうが・・国産車だと無理です。

国産車は乗り心地が悪いと・・何故か・・滅茶苦茶批判されますが・・。

でも何故か・・欧州車は「使用環境が違う」・・などの理屈で・・硬くてもスルーですけどね・・。



結局・・日本と欧州とは・・乗り心地に対する考え方がそもそも違うのでしょう。

その違いが・・ホイールアーチの隙間の差・・なのでしょうね。    SK







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