
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
「最近の車は丈夫になった」・・と言われ続けて久しいですが・・やっぱり壊れます。
その言葉をよく見て見ると・・ポイントは「最近の車」・・です。
まだ・・新しい機械の故障が少ないのは・・ある意味当然ですから・・的外れなのです。
本来の勝負ポイントは・・10年以上経過してから・・の故障率です。
その故障率ですが・・消耗品を故障に含めるかどうかで・・大きく変わります。
個人的には・・エンジンマウント交換は・・故障には入りません。
写真はエンジンを支える・・ゴム製のエンジンマウントですが・・千切れ始めてるのが分かります。
これから劣化が進んで・・完全に千切れても・・鉄の輪っか内に収まってる以上・・エンジンが脱落する事はありません。
正に・・最悪の事態を想定した・・良い設計と言えるでしょう。
しかし・・アイドリング中を中心に・・エンジンのプルプルが大きくなります。
その大きくなった振動で・・他の部品にもダメージを与えてしまうのが・・厄介なのです。
なので・・10年か10万キロを超えたら・・ゴム製のエンジンマウントを交換しても損は無いでしょう。
結局・・エンジン本体を始め・・補器類の寿命が延びると考えたら・・金額以上の効果といえるのです。
何故・・エンジンマウントの交換が重要になったか・・ですが。
普通車でも振動が多い・・3気筒エンジンが増えたからです。
また・・2000CC以上の4気筒エンジンも・・1気筒当たりの排気量が増えるので・・振動が増える傾向が見られます。
それは・・気筒数を減らすとフリクションも減りますし・・1気筒当たり500CC以上だと・・燃焼効率も上がるからです。
ヤリスの1500も3気筒ですし・・ハイエースの2700も4気筒です。
これは肌感覚ですが・・振動の少ない6気筒エンジンなどは・・エンジンマウントも傷みが少ないです。
それに比べて3気筒エンジンなどは・・エンジンマウントが頑張って振動を吸収してるのです。
なので・・気筒数の削減が進んだ現代こそ・・エンジンマウント交換が必要なのです!
エンジンマウントの劣化は目で見ても・・分かり難いです・・エンジンの重量で押さえつけられてるからです。
なので写真の様に外してみないと・・よく分からないのです。
要は・・劣化初期だと・・車載状態の見た目では分からなくて・・手遅れになりがちです。
なので・・10年10万キロのタイミングでの交換が・・オススメなのです。 SK
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