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2023年4月10日        ハイエースはハイリスク?

 ハイエースはハイリスク?

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


写真は・・皆さんご存じの現行ハイエース200系です。

ハイエース200系は・・先代の100系に比べて・・小さいながらもボンネットが付きましたので・・衝突安全的には進化してます。

しかし・・アルファードやグランエースなどと比べると・・前が短いです。

それはエンジンの位置が違う影響でして・・室内は広いですが衝突時の被害は甚大になりがちです。



仮に・・前が長いアルファードやグランエースで同じような衝突なら・・ここまでの大惨事にはなりません。

少なくとも・・フロントガラスやインパネ・・フロントドアなどを外す事も無いでしょう。

バンパー・ボンネット・フェンダー・ラジエーター周辺の修理や交換で修理出来る・・中程度の修理でしょう。

写真の黒い部分・・ダッシュパネルの交換・・なんて大修理にはなりません。



ここで重要なのは・・室内空間に影響が出るかどうか・・なのです。

少なくともアルファードなら・・ドアの建付け異常や雨漏れなどの心配もありません。

また・・複雑な構造のインパネも触らないので・・組付け忘れなどのアクシデントも起きません。

要は・・車にとっての重要な部分(室内)にダメージが及びにくいのです。



その点ハイエースは・・この程度の衝突で・・写真の様な大ダメージになるのです・・。

室内の広さと引き換えとはいえ・・リスクの高い車と言えるでしょう。

修理業者の筆者が言うのも何ですが・・この様な修理を行ってるハイエースの中古車は安くても買いたくありません。

購入後も雨漏れや・・軋み音・・錆など・・トラブルの心配があるからです。


ですが・・前廻りを修理したアルファードなら・・「真っすぐ走る」条件さえクリアすれば「買い」です。

基本的に修理箇所は屋外に存在する「付属品」・・ですから・・。



写真の様な・・タイヤが運転手の真下にあるのは「キャブオーバー車」と呼ばれます。

でも・・世界の商用車のトレンドは既にキャブオーバーではありません。

理由は・・室内は広いが・・衝突時に危険過ぎるからです。


主流は・・トヨタのグランエースの様な・・タイヤが前にあるタイプです。

衝突にも強く・・修理も容易です(修理後も安心)

ハイエースの様なキャブオーバーは・・衝突に弱く・・修理後も不安な・・リスクの高い車と言えます。

しかし・・その圧倒的なスペース効率の良さは・・捨てがたいですけどね。   SK

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