
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
現行ラパン・・ドアが半ドアになり易い・・とは思いませんか?
自動車屋さんは・・少なからず半ドアに不満を抱いてると思います。
他の車と同じ力で閉めても・・高確率で半ドアになるので・・閉めなおす必要がありますからね。
写真はHE33Sラパンのリアバンパーを外した写真です。
この写真に・・半ドアになり易い原因が潜んでるのです。
それはズバリ・・黄色〇の空気抜きダクトの効果が薄いから・・です。
窓を開けてれば・・パタンと気持ちよく閉まりますからね。
ドアを閉める際・・室内の空気が圧縮されて・・それが反発力となり・・半ドアになるのです。
そうです・・もっとよく空気が抜ければ・・閉まりも良くなるハズなのです。
でも・・単純に開口部を大きくすれば良い・・訳では無いのです。
開口部を無暗に大きくすると・・単純に気密性が下がります。
気密性が下がるとエアコンの効きも悪くなりますし・・外部騒音や害虫も入ってきます。
それに開口部をあまり低い位置に設置すると・・冠水時などで浸水が早くなります。
あと・・前から後ろに流すエアコンの気流
そうです・・空気抜き穴の設計は・・結構難しいのです。
自動車の設計経験が豊富な大メーカースズキでさえ・・いまだ迷ってるのが分かりますから。
昔のランクルやハイエースなんかは・・サイドガラスの高さに空気抜きが設定されてましたね。
非常に合理的な位置なのですが・・スタイリッシュでは無い・・との理由で主流ではありません。
あと・・耳に近い高さに穴があると・・外部騒音的に厳しいですから・・。
最終手段は・・イージークローザーで強引に閉める・・。
超高気密な超高級車の最終手段なのです。 SK
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