
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
写真はホンダN-WGNのドアミラーです。
今回も事故で交換したジャンク品ドアミラーを・・趣味での分解研究です。
特に黄色〇の位置に存在する・・ドアミラー電動格納ユニットが気になるのです。
それは・・未だ経年劣化による故障が多い・・発展途上の部品だからです。
で・・電動格納ユニットを分解してみると・・5年程の昔と内部構造が全く違いますね。
筆者の比較対象は初代N-BOXや初代N-ONEなのですが・・ギアの配置から素材まで・・完全に別物でした・・。
あばよくば部品を流用しようと目論んでましたが・・完全にアテが外れましたね・・。
確かに最近のドアミラー・・格納時の音も静かになってます。
昔はウイーン・・だったのが・・今はウーーーと上品に閉まります。
やはり・・構造が進化して精度が上がると・・作動音も静かになるモノなのですね。
やはり作動中の音は・・単純に無駄なエネルギーですからね。
考えると・・ドアミラーの格納機能ひとつでも・・日本人のハードルの高さを感じます。
結構年数が経過した車両でも・・完璧な動作を要求され・・古いから仕方がないとは考えません。
現場の肌感覚だと・・新車から10年間程度は故障すると無償修理を期待される程です。
まあ・・殆どの保証は新車から3年6万キロまでなので無理ですが・・何とか・・と必死なのです。
こんな厳しい環境が日本車の品質を高めたとも・・言えますけど・・メーカーさんも大変でしょう。
保証期間内の故障でも・・無茶な使い方や・・傷の付かなかった事故などの要因があるからです。
実際問題・・故障部品を全数チェックしてたら手間も時間もかかり過ぎますから・・無理です。
メーカーさんも無駄な争いを避けるため・・涙を飲むことも多いのです。
それもあってか??・・格納の必要が無いデジタルサイドミラーが求められるのです。
多少コストは上昇しても・・トラブルと保証修理が不要なら・・結局安上がり理論・・です。
ユーザーにも・・モーターで動くものは壊れる・・そんな常識を期待したいですね。 SK
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