
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
写真の車・・他社で修理歴があるようで・・フェンダーの真ん中にギザギザの線がありまして・・目立ちますね。
この線の正体は・・クリア塗装の境界線なのです。
写真左側は新車時の塗装で・・右側が補修塗装してるので・・その境界線ですね。
フロントフェンダー全体をクリア塗装で仕上げれば・・時間が経過しても・・こんな境界線は出ません。
では何故・・フェンダーを半分しか塗装しなかったのでしょうか?
それは・・修理代を安く抑える為です。
一般的に塗装屋さんは最初の見積もり時に・・こんな半分だけ塗装の提案はしません。
しかし・・見積額に対して「もっと安くして」と言われたら・・塗装範囲を狭くして安くするのです。
技術料は安く出来ないので・・削れるのはこの辺りだけですから・・。
塗装範囲を狭くすれば・・フェンダーライナーやウインカーなどを分解する必要も無くなりますし・・そもそも塗料の使用量も減らせれますので・・少しは安く出来ます。
この境界線も塗装後1年程度は見えないので・・即トラブルにはなりませんから・・。
でも・・3年も経過すると・・写真の様に境界線が出て来てしまうのです。
お客様は作業ミスと考えても不思議ではありませんし・・塗装屋さんはお客様の希望通り安くした結果なので仕方が無いと考えます・・・そのすれ違いの結果が・・トラブルになるのです。
見積もり時に注意喚起をしても・・こんな結果になるとはイメージしずらいですからね。
結論・・板金塗装代をケチると・・ロクな事はありませんよ。
見切り特価品と同じで・・安いのには必ず理由があります。
世の中・・全て等価交換ですからね。 SK
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