
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです
自動車塗装の最終仕上げ工程に「磨き工程」があります
塗装肌が粗かったり・・ホコリが付着してる際には削りとりますが・・その跡を磨いて復元させるのが大きな目的です
理想は塗装を完璧に仕上げて磨かないのがベストですが・・自動車メーカーの新車塗装ラインレベルでも磨いてるので・・現実的には不可能なのです
空気中に漂うのホコリ1つ付いただけでもアウトですからね・・・
今回はそんな磨き作業の道具・・電動ポリッシャー磨き方のコツを紹介します
非常に強力な道具ですが・・使い方が悪いと効果も半減なのです
まず肝心なのが・・下地のペーパー掛け作業を丁寧に行う事です
ペーパー掛けもある意味・・粗いポリッシュ作業なので・・この時点で凸凹を完全に研げている必要があります
塗装色により・・ウールバフとスポンジバフを使い分けますが・・スポンジを多用してます
粗いコンパウンドを十分に塗布して・・30センチ四方の範囲を重点的に磨きます
いきなり広範囲を磨くと・・磨きが足りない箇所が出てきがちですからね
ポリッシャーも少し(10度)角度を付けて傾けながら磨きます
理由は・・中心近くはスピードが遅いので磨けませんですし・・面圧を上げて程よく温度を上げたいからです
水スプレーで程よく水分を与えると・・コンパウンドの焼き付き防止になりますが・・濡らし過ぎると飛び散り・・車を汚してしまいます・・コンパウンド水溶液は未塗装樹脂などに付くと除去が困難なので・・危険なのです
粗いコンパウンドで十分な艶が出て・・ようやく細目コンパウンドに入れます
細目や極細目は・・粗目コンパウンドの磨き傷を消すのが目的です
また・・ある程度磨くとコンパウンドが細かく砕け・・急激に艶が出ます
中間コンパウンドや仕上げ時は・・この現象を有効活用しないと上手く仕上がりません
最後は・・ダブルアクションポリッシャーなどでオーロラマーク消しも必要です
ざっくり書いてみましたが・・テクニックの1割にも満たない程度の内容です
プロに任すと・・このテクニックをフル活用して磨くのでキレイなのです
素人ポリッシャーは・・ワックススポンジが回転してるだけに見えます
まあ・・ワックス掛け程度なら有効ですけど・・
ワックスも摩擦抵抗で温度を上げると仕上がりが良いですからね SK
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