
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです
自動車のドア防水には2種類の方式があります
1つは昔ながらの・・ブチルゴムでビニールを貼り付ける方法です
もう一つが・・写真の様なプラスチックのパネルで穴を塞ぐ方法です
最近はプラスチック式が増加傾向ですが・・どんなメリットがあるのでしょうか?
大義名分は・・ドアの穴を厳重に塞ぐ事で・・車内の気密性を上げる目的です
気密性が上がれば・・静かになりますし・・エアコンも良く効くので燃費も良くなります
もう一つの隠れた理由は・・メーカーの生産ラインで効率が上がるからです
プラスチックのインナーパネルにパワーウインドウやパワースライドドアモーターなども組付けて準備出来るので・・個別に部品を付けるより作業が早いのです
組み立て作業の早さは・・まんまコストに直結するので・・メーカーには重要なのです
しかし・・協和自動車の様な整備工場にとっては・・あまり歓迎出来ません
ドア内部の些細な作業でも・・ガラスを外し・・インナーパネルASSYを外す必要が生じるからです・・要は・・より手間と時間が必要なのです
しかも・・プラスチック製品は経年劣化に弱く・・割れて壊れやすいです
それが、ビニール貼りドアなら・・各部品に直接アクセス出来るので・・簡単なのです
同じように以前・・ラジエーターサポートも大型樹脂パーツで作り・・予めラジエーターやコンデンサーを組付けた状態で車体に取り付ける・・そんな仕組みがありました
しかし・・個別部品の脱着が困難で・・軽い事故時でも樹脂パーツが破損するので修理費用が高額化しがちでした
そんな理由で・・ドアのサブASSY構造も衰退すると・・予想します SK
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