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2024年12月16日       ドアの修理が困難になった理由

 ドアの修理が困難になった理由

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです


最近・・凹んだドアは修理されるより新品に交換される事が多くなりました

なぜ・・現物修理より交換になってしまったのでしょうか?

特に昔を知るご年配様には・・昔はこの程度の凹みだと修理してたのに・・交換とはけしからん・・と思われる事でしょう

今回は・・大きめの凹みになったら・・ドア交換になってしまう理由を紹介します



写真は旧型N-BOXのスライドドアで・・内部構造を全て外した状態です

すると・・中央部にハシゴみたいな補強材があります

例えばドアがベッコリ凹むと・・この補強材も内側に変形します

その状態で表面の薄い鉄板だけ引き出して修理しても・・ペコペコで失格です

なので・・この補強材も同時に修正する必要がありますが・・通常のドアはこの様に大きな穴は開いてないので・・修正は困難です

しかも補強材は非常に硬い鉄板で出来てるので・・簡単には復元出来ません・・更に表面の鉄板も邪魔で・・下手すると表面鉄板のダメージがより酷くなってしまいます



昭和の車は・・そもそもドア内部に補強材などありませんでした

平成初期でも・・単なる鉄の丸パイプ補強材でして・・単純な構造でした

しかし今は・・表面の極薄鉄板を大きな補強材で支えて強度を出してるので・・両方の修理をしないと満足に治らないのです

故に・・昔に比べてドア修理が困難になってしまったのです



後は・・作業工賃の高騰も効いてます

今のドアを満足に修理するには・・写真の様に大きく分解する必要があります

そこに高額な修理工賃を加味したら・・新品ドアの値段に近くなるのです

また・・どんな上手な修理でも・・新品ドアの品質には絶対に勝てません

一度伸びてしまった鉄板は・・元の形には戻りませんから・・

パテだらけの修理ドアに・・新品と近い料金を払うのは馬鹿らしいですからね



ドアの修理より交換が多くなった理由は・・

構造的に修理が困難になったのと・・修理に時間を掛けると新品ドアの価格に近くなるからです

実は板金塗装屋さん的には・・修理の方が儲かるのですよ・・

でも・・お客様の実益を考えたら・・交換がベターなのです      SK




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