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2025年7月17日        ワゴンRの構造的問題

 ワゴンRの構造的問題

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです


写真は非常に分かり難いのですが・・スズキのワゴンR・・先代型MH34Sです

このワゴンRの持病に・・運転席の雨漏れがあります

気が付いたら・・運転席のカーペット裏が雨水でぐしゃぐしゃになり・・カビや異臭を発生させる困ったトラブルです

現在・・この雨漏れ修理を行ってるのですが・・

構造的に問題を抱えてるので・・修理してもいずれは同様に雨漏れするでしょう



では・・構造的な問題とは何なんでしょう?

雨や洗車時の水は・・ワイパーなどの隙間に入り・・ボディーの隙間を流れて地面に落ちます

問題はその水が流れる経路なのです・・写真がその経路なのですが途中にリアガラスウオッシャーのパイプや・・ボンネットを開けるケーブルが室内から貫通してます!

よりによって・・頻繁に水が流れる経路に・・室内に通じる穴が開いてるのです!

(ケーブル穴は運転席側だけなので・・助手席の雨漏れはありません)



もちろんウオッシャーパイプやボンネットケーブルの根本にはゴム製の防水栓があるので理論上は車内に水は入りません

しかし・・ゴム部品は時間が経過すると硬くなり・・サイズも小さくなってしまいます

そうです!新車時はピチピチだった防水ゴムも・・10年近い年月で硬化して隙間が開いてしまうのです

その隙間から・・車内へ水が浸入するのです



他の車種は・・そんなケーブルやホース出口が水の流れる経路では無いので・・雨漏れまで発展しないのです(実際はガバガバなケースが多いです)

このワゴンRは水の経路とケーブルの出口が重なってしまった為・・頻繁に雨漏れする持病を持った車種になってしまったのです



これがMH34S型ワゴンRの雨漏れ持病の原因なのです        SK

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