
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
遂に・・新型の2代目ムーヴキャンバスが出ましたね・・今回はインプレをお届けします。
ネット上に溢れる試乗記は・・歴史から始まり・・寸法や外観の話が長く・・イライラしますね。
読者が知りたいのは・・走ってどうよ??なのに・・前置きが長すぎるのです。
なので・・早速走行インプレから始めます・・ノンターボモデルです。
はい・・新型でも走行性能に目立った進化はありません・・相変わらず遅い車です。
1名乗車で・・平たん路の法定速度順守なのに・・レッドゾーン使えます(笑)
まだ新車なので・・スムーズにエンジンは回りますが・・でも5年も経過すると・・エンジンマウントの劣化で・・振動が増えるのは過去の経験で確実です。
振動が増えると・・音も大きくなり・・回転数上昇にビビり・・更に遅く感じる・・負のスパイラルです。
音はキュイーン・・的で・・CVTの音なのかな?・・NAだし・・。
高音域の音が苦手な方には・・厳しいかもです・・音量は普通の軽自動車レベルで・・決して静かではありません。
新世代シャーシ・・で設計されてる様ですが・・キャンバス的な普段使いで・・メリットはありませんし・・違いも分かりませんでした。
結論・・走りで・・初代から・・劇的な進歩は見られませんでした。
ハスラーや・・N-BOXは・・フルモデルチェンジで明確な進化を感じたのに・・???です。
まあ・・ムーヴキャンバスは走行性能で売れる車では無いので・・これでヨシ・・なのでしょう。
初代ムーヴキャンバス
2代目ムーヴキャンバス
個人的には・・フロントフェイスは退化したと思ってます。
ヘッドライトが・・小さく見える上に・・寄り目に見えて・・???です。
特徴的だった・・曲線がかわいい・・バンパーデザインが・・大雑把な直線的になり・・残念です。
初代ムーヴキャンバスの売りだった・・メッキパーツも消え去り・・貧乏くさいです。
もう・・コストダウン臭しかしません。
初代ムーヴキャンバス
2代目ムーヴキャンバス
サイドのデザインも・・メッキパーツが省かれ・・非常に残念です。
ホイールキャップのデザインも・・何故か直線要素が入り・・可愛さ半減です。
初代ムーヴキャンバス
2代目ムーヴキャンバス
リアの見た目も・・退化してます。
バンパーのメッキパーツは省かれて・・反射板もテールランプに吸収され・・寂しいバンパーです。
ナンバープレートも・・高級感のあるバックドア取り付けタイプから・・コストの安いバンパー内蔵タイプにグレードダウンです。
高級ハッチバック車のナンバープレートは・・必ずバックドアに付いてます。
それが・・上質な車の法則ですから・・。
逆に・・安い車だと・・バンパー内にナンバープレートが有るのが・・普通なので・・安っぽく見える要因なのです。
社外バックカメラとの相性も悪くなりますし・・理由が分かりません。
初代ムーヴキャンバス
2代目ムーヴキャンバス
微妙な手触り・・
ドアハンドルもメッキから・・塗装品にグレードダウンです。
また・・スマートキーのシステムも変わり・・新型のフロントドアは・・握ると開錠される仕組みです・・なのでボタンも無くなりました。
残念なのは・・新型はドアハンドルが表裏2分割になってしまい・・握り心地が低下した点です。
旧型は・・メッキの一体型ドアハンドルなので・・握り心地が良いです。
運転席に座って見ると・・センターメーターから普通のメーターに変更されたのが大きいです。
それも相まって・・極めて平凡な印象です。
初代の・・かわいい室内感は・・消えましたね・・。
かわいいウサギと・・カッコイイウサギを同時に捕まえたい感が・・プンプンします。
あと・・アイボリーのインパネは・・ホコリが結構目立つので・・小まめな清掃が必要です。
フロントシートも・・かわいい要素はゼロで・・そっけないです・・座り心地は普通です。
タントはもっとフカフカだった・・イメージが有りましたが・・表皮の違いなのかな?
しかしリアシートは・・シート下に引き出しが原因か?・・座面が相当硬いです。
ホールド感が無い硬いシートは・・長時間の移動には向いてません。
屋根が低く・・前側に長いのは・・初代2代目とも共通の美点です。
特に太陽が高い昼間の走行は・・室内が日陰になるので・・眩しく無くて非常に快適です。
筆者的には・・この屋根だけで・・ムーヴキャンバスの存在価値があると思ってます。
ライバルのスマイルは・・この点がイマイチ出来てないので・・要りません。
ウインカーを出すと・・ダイハツ特有のピコピコ音がしません・・。
普通のカチカチ音になってて・・何だか残念です・・ダイハツ車の癒しだったのに・・。
ちゃんと回転計(タコメーター)が付いてるのは・・嬉しいポイントです。
タコメーターはエコドライブにも役に立ちますからね・・。
ただ・・見易いメーターですが・・可愛く無いのが・・残念です。
カップホルダーの位置は合格ですが・・牛乳パックは不可なタイプです。
しかし・・ホットドリンクを電気ヒーター保温出来る機能が付いてます。
これは良いですね・・コンビニコーヒーもゆっくりと楽しむ事が出来ますからね・・。
ただ・・アイボリー色だと・・こぼすと汚れが目立つので・・少々・・危険です。
電源スイッチは・・ハンドルより右側に有るので・・個人的には嬉しいです。
何故かって・・乗り込むときにスイッチが見えるので・・探す必要が無いからです。
ワイパースイッチレバーに隠れて・・電源スイッチが見えなくて探す車・・意外と多いです。
特にこれからは・・カーシェアリングも増えるので・・オーナーさえ分かれば良い・・の発想ではダメです。
あと・・電源スイッチ下部に各種機能のスイッチも有りますが・・使い難い位置ですね。
特に・・反応が悪くパッシングを喰らう・・オートハイビームは・・毎度OFFにしたいので・・もっと押し易い位置がいいと思います・・レーンキープ警告も・・煩いですからね・・。
まあ・・タッチパネルよりは100倍マシですけどね・・。
出来れば・・電源を消しても・・設定を保存できる機構が欲しいです。
オートハイビームは反応が悪く・・マジで消したいので・・。
旧型との変化も観察します。
給油口の、ふたが・・何と鉄製にグレードアップしてます。
旧型は樹脂製だったので・・樹脂製は何かと問題が有りましたから・・進化です。
樹脂製のふたは・・ボディーと同時に高温焼き付け塗装出来ないので・・耐久力が弱いのです。
塗料自体も別物なので・・新車時から色の違い問題もありましたし・・。
エンジンルーム内の吸気口もチェックします。
古くなった車の異音は・・この吸気口の問題である場合も多いからです。
まず・・ダメな点は・・黄色矢印のつなぎ目です・・このクリップが痩せて・・穴も広がるので・・古い車両は大概此処がガタガタで異音の要因となってます・・進化や改善はしてません。
せめて赤矢印の様な鉄バンドで固定されてれば・・ガタガタも減るのにね‥。
青矢印のジャバラで・・エンジンの振動は吸収するのですが・・時間経過で緑矢印のクリップから・・音が出るでしょう。
デイズなどは・・ちゃんとリベットやナットで固定されてますので・・時間経過してもガッチリ付いてます。
ダイハツのエンジンは特に振動が多いので・・心配です。
時間経過と共に増加し・・エンジンマウントを千切り取る・・程なので・・。
メーカーナビの地デジ画像は・・驚く程・・キレイでした・・この辺りのデジタル系は・・新型が正義・・ですからね。
少々・・視界に画面が入り過ぎて・・邪魔な感・・もしますが・・。
旧型の画面がもっと下なので・・特にそう感じるのでしょう。
あと・・この個体のみだと思うのですが・・エアコンの効きが弱いです。
夏の炎天下で・・3分程アイドリングでエアコン全開しましたが・・微妙です。
風の質が・・少し涼しい風・・なイメージで・・冷たい風・・は出て来ませんでした。
別の普通車は同条件で・・痛冷たい程の風が出てましたので・・キャンバスは弱く感じました。
夜や朝の気温がそれ程高く無い状態なら・・十分に冷えるでしょうけどね・・。
初代のエアコン冷媒が134aで新型は1234yfなのも影響してるのかな?・・。
走行中・・助手席側ドア周辺から・・ずっと・・カサカサ音がしてた・・のも報告しておきます。
きっと・・この個体のみのトラブルでしょう。
結論!
ムーヴキャンバスは初代最終型と・・新型初期型・・お好みのデザインの方を選べばOKです。
旧型の熟成も進んでたせいか・・新型だからって・・目立った進化は無いからです。
個人的には・・初代最終型を選択するでしょう・・。 SK
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評論家のインプレでよく見る・・「きっとこの個体のみの問題だと思うのですが・・」は・・注意です。
筆者の肌感覚だと・・ほぼ全ての個体で・・又は高確率で同様のトラブルは起きてます。
一時は万事・・です。
車を貸してくれるメーカーの手前と・・複数台のチェックが不可能な以上・・この個体のみと書かなければいけないのは・・仕方ないですけどね・・。 SK
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