
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
ほとんどのお客さまがスマホをお持ちの現在でも、カーナビは音楽を中心に今だに車内エンターテイメントの中心ですね。
今回はどの種類のナビが良いのか検証します。
車に取り付けられるナビは、供給元によって3種類あります。
メーカーナビとは新車注文時にしか注文できない、その車種専用カーナビの事です。
完全にその車種にフィットしてるので、基本的に別のナビに交換は出来ません。
ディーラーナビとは、そのメーカー指定の社外ナビです。
規格サイズで作られてるので比較的別のナビに交換し易いです。
社外ナビとは用品店などで販売されてるパイオニアとかケンウッドなどです。
社外製ナビとは、一般的な市販品のナビですね。
新車注文時にナビやオーディオ無しで注文、新車が到着した後に後付けでパイオニアやケンウッドなどのナビを装着する方法です。
※写真はアルファードのメーカーナビです。
メリット
車種ごとの設定で「その車種」に装着されるように作られていますので、抜群のフィット感です。
とくに、新車注文時は気持ちが高ぶってるので抜群のフィット感を誇るメーカーナビが非常に魅力的に映りますね。
社外ナビではスマートに装着出来ないカメラやセンサー、コネクティド機能など車と一緒に開発されてるだけあって新車時は完璧です。
デメリット
メーカーナビは走行中の操作が恐ろしく制限されます。
助手席の人が目的地を変更しようと思ってもナビが受け付けません。
高速道路などでは非常に困りますね。
オーディオの細かい操作も出来なくなるので助手席の方からブーブー言われた事もありましたね。
キャンセルキットも出てますが、高価な上に車速信号をキャンセルするので地図上の自位置が狂いますので「使い勝手は若干どうかな?」というところが時々ありますね。
古くなると色々問題が出てきます。
まあ5年ごとに新車に乗り換えれば何も問題無いのですが・・・・でも実際は、協和自動車のある佐賀県では、5年おきの新車買換えのお客さまは少数派ですね。
メーカーナビが古くなると噴出する問題とは・・・・・・
・当時最新だった機能が古臭くなったら如何ともしがたいです。
地図データも更新出来なくなる可能性が有ります。
最近はネット経由で更新出来るみたいですが私は10年位で供給停止の恐れを感じます。
液晶画面も10年前の機種とは比べ物にならない位キレイになりました。
デバイスもUSBなどは古臭くなりブルートゥースも規格が変わる恐れもあります。
インターネットサービスなどが絡む場合時間がたつと通信方法が変わったり、サービス停止も考えられるので、昔のスマホと一緒で使い物になりませんね。
テレビ放送がアナログから地デジに変わった時も困りましたね。
何万円もする後付けチューナーを取り付けても操作が別リモコンになり使い勝手が悪くなった記憶があります。
車メーカーは新車を買う人がお客で10年以上使うユーザーや古い中古車を買う人をお客とは見てないみたいで、経費のかかる更新サービスなどはあっさり打ち切りになる傾向を私は感じてます。
・メーカーナビが故障すると修理代が高価です。
メーカー保証は3年ですが、機械ものですので、早ければ4,5年後ぐらいでも故障するときは故障します。
本体丸ごと交換すると20万円から60万円の金額が予想されます。
修理するにしても、当社で外して電気屋さんのお見積りが出るまで幾らかかるか分かりません。
修理時間も長く、しかもどんだけ時間が掛かるか読めません。
過去にはナビの修理代が高額になり車ごと廃車のケースもありました。
さらに修理中は音楽やナビは無しです。
高級車のエアコン一体型ナビだと、取り外してメーカーナビを修理に出している間はエアコンも無しです。
この場合、暑い夏や寒い冬が悲惨です・・・
新車カタログに別冊で挟まってるカタログに載ってるメーカーオリジナルの規格サイズナビです。
中身はデンソーテンやクラリオンなど社外ナビも作ってるメーカー製ですが接続コネクターなどが専用形状でワンタッチで取り付けれます。
車メーカーと共同開発的な生い立ちなので相性は良好ですが、他のメーカーの車にはコネクターが合わず使えません。
仕入れは安く大きな利益が見込めるので営業マンは強烈にプッシュしてきます。
メリット
新車の金額に混ぜれるので、ローンを組むときにまとめたプランニングがしやすいです。
ハンドルスイッチなどと相性が良いです(最安ナビは例外です)。
とくにハンドルスイッチ(ステアリングリモコンスイッチ)のハンズフリー通話ON/OFFスイッチ機能は、後付けの社外製ナビ(一般の市販ナビ)ではナビ⇔スイッチ接続しても使えないことが多いです。
※オーディオの音量/チャンネル/ソース別切替は社外ナビでもOKなんですが。
オープニング画面にメーカー名が出てくるので、それっぽくてカッコイイですかね?
ディーラーナビには、3年保証が付いてくるので安心ですね(社外ナビは1年位です)。
保証期間後に壊れても社外ナビに簡単に取り換えれます。
デメリット
メーカーナビと同じく、ちょい古モデルが最新型の顔をしてカタログに載ってる。
社外ナビと比べて割高です。
営業マンはよくディーラーナビの利益を車両本体値引きに付け替えて大幅値引きに見せかける手を使います。
ホンダなど下手に車のバッテリーを外すとセキュリティーが掛かり暗証番号を忘れた時はディーラーに持っていかないと解除できないです。
新車注文時にナビやオーディオ無しで注文して、後付けでパイオニアやケンウッドなどのナビを装着する方法ですが、弊社展示場ではけっこう多いようですね。
メリット
規格サイズで出来てるので車が古くなってきて新車時に付けたナビが古くなっても最新のナビに簡単に入れ替えが効くとこですね。
ナビは精密電子機器なので故障が多いですけど、新品ナビと交換すれば直ぐ修理完了で尚且つ年数分アップグレードされます、進化は早いです。
ちょっとした工夫で走行中も助手席から操作できるので便利です。
メーカーナビは車両と一緒に4年位かけて開発するので登場時にはもう古くなりかけてますが、社外ナビはバリバリ最新デバイスが内蔵されますね。
価格が5万円位から有りますので安いです、10万円も出せば上位モデルが狙えます。
デメリット
基本的に7インチサイズなので画面が小さいです。
車種専用パネルを用いて9インチなども出来ますが費用が跳ね上がります。
バックカメラや連動ドラレコなど欲張るとドンドン価格アップです!
車とのフィット感や付随機能はやはり劣りますね。
カメラなども汎用品なので取り付け作業者などの技術レベルで見栄えも左右します。
GPSアンテナや地デジアンテナが後付けなので少々鬱陶しいですね。
内臓アンプな上に車種専用設計で無い為、車種によっては音の良し悪しが発生します。
ちなみにメーカーナビはスピーカー数も多かったりします。
以前から、高級車はメーカーナビほぼ強制的に標準装備でオーディオレス仕様が選べない車種が在りました。
最近では大衆車までメーカー指定のディスプレイオーディオがほぼほぼ強制の標準装備という車種まで出てきました。
でも、そのディスプレイオーディオにナビ機能を追加すると社外ナビが装着出来るほどの金額が必要になり困りますね(汗
何より、選択の余地なく強制的にメーカーナビを装着させられる事実が私としてはひっかかります。
年数が経ち車自体はピンピンしてても、コンバート(入れ替え・載せ替え)出来ない古いメーカーナビが付いてると、にっちもさっちも行かなくなって、まだまだ走れる車を廃車にせざるを得ないこともあるんです。
新車から10年以内で人気車種なら、周辺のパネルごとごそっと入れ替えるキットが発売されたりします。でも、高価な上に汎用性が無いのでたいがい数年で廃盤になってしまいます。
その挙句、ヤフオクで高値取引される始末です。
それが不人気車種ですとコンバートキットの発売も期待出来ません。そこで終わりです。
わたくし・カトシンの好みというか、私見ですが、もし新車選び中で、なが~くそのお車に乗るおつもりなら、メーカーナビは避けた方がいいかなとも思います。
私だったら、メーカーナビの中古車と社外ナビの中古車が並んでたら迷わず社外ナビの付いてる中古車を買います。
ナビをコンバートすれば長く乗れますから。
そのような考えの人間が一定数居ればナビの種類で下取り価格も変化するようになるのかなとも考えます。
メーカーナビの標準化は、「車両単価を少しでも上げたい」、または「車両代替えサイクルを早めたい」という、車メーカーの思惑が透けて見えたり、見えなかったりですかねw
令和二年にヤリス(旧ヴィッツ)とフィットの新型車が発売されました、ガチンコですね。
しかしヤリスはディスプレイオーディオが標準で外せませんが、フィットは社外ナビを付けれるグレードがちゃんと用意されてる所にホンダの良心を感じます。
オーディオレスを選べる車種を選んでユーザーレベルで防衛するしかないのかな? SK
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