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塗料缶を開けると・・その中には・・!

 塗料缶の謎・・

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

DIYなどで・・大きなハードルになるのが・・塗装ですね。


そもそも・・写真の様な塗料缶の開け方からして・・ハードルが高いです。

手で簡単に開けれる・・構造では無いですからね・・。


まあ・・そんな塗料缶に愚痴をこぼしても始まらないですからね・・。

ならば・・この塗料缶の特性を考える事で・・攻略法を考えてみましょう。

 缶を開けるのに最適な道具

写真は筆者が使ってる・・塗料缶を開ける専用の道具です。

流石に専用ツールだけあって・・キレイに開けれます。

ふたが変形無く・・キレイに外れます。


しかし・・この様な道具が無い時は・・マイナスドライバーなどで・・こじ開ける事になります。

筆者も自宅で塗料缶を開ける時はマイナスドライバーで開けますが・・厳しいです。


マイナスドライバーだと・・缶の変形・・特にふたの変形が大きくなってしまいます。

そのまま中身を使い切れば問題無いのですが・・。


缶を変形させてしまうと密封性が下がるので・・後日再使用しようとしても・・固まってる場合があります。

当てにしていた塗料が・・いざという時に固まってると・・ショックですから・・。

保管も考えると・・できるだけ蓋の変形は避けたいですからね・・。





なので・・塗料缶の扱いに慣れてない方こそ・・専用の缶開けツールが必要なのです。

 全周を・・少しずつ上げていくのがコツです

マイナスドライバーにせよ専用工具にしろ・・開けるにはコツがあります。

一気に開けようとしないで・・全周を回しながら少しずつ・・ふたを上げていきます。


ふたと本体の接触部は薄くてデリケートですから・・。

 塗料ミキサーとの相性は良いです

では・・何故・・塗料缶の蓋は・・この形なのでしょうか?

別に・・ペットボトルやビンでも良さそう・・ですけどね・・。


はい・・この形には・・ちゃんと意味があります。


最大の特徴は・・開口部の大きさです。

この大きさが有るから・・塗料が分離してても・・棒で直接・・攪拌出来ます・・。

ペットボトルみたいに開口部が小さいと・・攪拌棒は入りません。

ドロドロとした塗料は・・ペットボトルを振っても・・そう簡単には混ざりません。

分離したまま・・塗料が移動するだけで・・空しくなります。

分離した塗料を混ぜるには・・直接関与可能な・・この開口部が有効なのです。


また・・開口部が大きいので・・そのまま刷毛(ハケ)を突っ込んで・・塗装も可能です。


塗装屋さんとしては・・攪拌機(塗料ミキサー)にセットしなければいけません。

その攪拌する羽は塗料缶の大きさギリギリにしなければ意味が無いので・・この開口部は必須です。



そもそも・・シンプルな缶なので・・容器のコストが安い・・のも理由でしょうが・・。

 この様な容器もあります

調色などで使う・・ちょい足し用の塗料は・・この様な容器もあります。

パール塗装のキラキラ成分などです。


この様な場合は・・内部にプラスチック製の玉が沢山入ってまして・・。

ボトルを振って・・その玉が内部で暴れる事で・・塗料が混ざる仕組みです。


この様な容器に入った塗料は・・概ねシャビシャビですので・・そのまま塗装しても薄くて使い物にはなりません。

あくまでも・・チョイ足し用塗料だから・・使用出来るボトルなのです。


それでも・・ひと月も使って無かったら・・玉が動いて混ざるまでに・・相当振り続ける必要があります。

カラオケ屋のマラカスを振る様に・・塗料ボトルをシャカシャカ振ってる塗装屋さんは・・振り続ける事により・・ドンドン・・ハイになってくる傾向が見られます。

自動車塗装屋さんアルアルです。

 ふたが固着した時は・・

この塗料缶の弱点は・・隙間に溜まった塗料で・・蓋が固着する事です。

別の容器やトレーに移す時・・溝に塗料が入ってしまいますからね・・。


特に粘度の高い塗料は・・凶悪です・・写真のサフェーサー缶の様に・・。

使う度に・・缶の溝を掃除すれば大丈夫なのですが・・取り切れないのが実情です。


さて・・この様に蓋が固着した時は・・どうしたら良いのでしょうか?


固まった塗料で・・ふたと本体との隙間が広がってしまい厄介です。

まあ・・結局・・専用のオープナーやマイナスドライバーで・・こじ開けるのですが・・。



その前に固着を緩めましょう。

方法は・・地面に缶を置き・・人間が上に乗るのです!

すると・・固着が少し剥がれるので・・開けやすくなります。

人間がスニーカーで踏んで・・押さえつけるのが・・缶にとって一番ダメージが少ないからです。

昔・・ハンマーで叩いたら・・変形するは・・塗料は飛び散るは・・で最悪でしたから・・。


その上で・・本体と蓋の開いた隙間にピッタリの金物で・・ふたを少しずつ上げていくのです。

隙間に合わせて道具を選べば・・ふたの変形を減らす事が可能です。

大きいマイナスドライバーの四角い金属棒・・などが有効です。


まあ・・こんな事にならないよう・・注意して保管するのがベストなのですか・・。  

溝に残った塗料は・・綿棒で掃除してから・・塗料缶の蓋の上に乗って・・閉めるのです。

ここまですれば・・次回使用時でも快適でしょう・・。      SK



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