
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
板金塗装、特に塗装は手抜きをすれば大きな利益を得られるんです、逆に手間をかけていくと余り儲かりませんね。
板金塗装の値段はお店によりまちまちです。
残念ながら仕上がりもばらつきが有ります。
協和自動車の板金塗装スタッフは良い意味でサラリーマンです。
手抜きして儲けても直接収入アップには成らないので良い仕事をして継続的に仕事が出来る方を選びます。
弊社社長も仕上がり優先の方針なので助かります。
それが社長兼作業員ですと儲けた分が自分の収入に直結するので手早く済ませ台数を稼ぎたいと思うのが身上かと思います。
もちろん大多数の方は誠心誠意仕事を行っていると思いますが・・・。
下地塗装は上塗りに比べると低圧で塗装しますので比較的塗料が飛び散りにくいです。
写真のようにしっかりマスキングすると手間もかかり材料費も掛かります。
マスキング無しで下塗りすればコストダウンです。
協和自動車はしっかりマスキングします。
下地塗装をするとパテの時点では発見出来なかったペーパー傷や針の先で突っついたようなピンホールが出てきます。
拾いパテと呼ばれる仕上げパテを塗布しなくて上塗り塗装をしても上塗り塗装が完全に硬化する数か月間は比較的傷やピンホールなどは見つけにくいです。
拾いパテを省略すればかなり作業が早くなります。
材料費も省けますので丸儲けです。
協和自動車はピンホールの一個も見逃さないように全面塗布します。
これも省略されがちな作業ですね。
ホイールアーチ内部には泥がこびりついてます。
これを掃除してから塗装しないとマスキングテープが剥がれて砂が塗装面に付着したりします。
ホイールアーチをマスキングしてても掃除してないとスプレーガンで吹き付けるので砂が舞ったりします。
運が良ければ何事も起きないので掃除を省略すれば水分の乾燥時間も無く早く作業が進みます。
協和自動車はしっかり水洗い後乾燥させるので手間と時間が掛かります。
ドアハンドルやサイドバイザーの脱着も省略されがちですね。
サイドバイザーの両面テープをキレイに剥がそうとすると一時間位かかり手間です。
スライドドアのスイッチ付きドアハンドルなどドアを相当分解しないと外れないので、安く上げようとするとマスキングですが、最近のグリップタイプのドアハンドルはドアハンドルが邪魔して塗料が奥まで入らず仕上がりに影響します(ドアハンドルの真裏がガサガサになりやすい)。
ガラスの水切りモールもマスキングすると見える範囲に境界線が残り仕上がりが悪いです。
問題はお客様と相談せずに、勝手にマスキング塗装して見積もり金額以内に抑える事です。
協和自動車はお客様とご相談の上で割安に分解作業を行います。
もちろん、お客様とご相談のうえコスト優先でマスキング塗装も行う柔軟性もありますよ!
これもいい加減で終わらせれば大きく時短出来る作業ですね。
協和自動車も極力頑張りますとしか言えない作業ですが・・・
100パーセントピッタリ同じ色には誰にでも不可能なので・・・
協和自動車は退色した色にも極力色が合うように時間を掛けて何度も調合しなおして頑張ってます。
ドアを付けてしまうと見えなくなる部位の塗装です。
無理すればドアの隙間から入った塗料で塗装できますが、早い分だけ仕上がりは最悪です。
面積は小さいのでマスキングせずに塗装する酷い事例も見たことがあります。
協和自動車はドアを開けた時の美しさにも拘るので、内側塗装工程をしっかりとマスキングして表面と同じ塗装を行います。
その後、表に出た塗料を研ぎなおしてドアを付けて本塗装するので非常に手間が掛かりますが、そちらの方が仕上がりが良いので採用してます。
本塗装のマスキングが甘いと隙間からの塗料の侵入が発生し、仕上がりが悪くなります。
ドアやボンネットを開けた時、後塗りの塗料が内側に入り込んでる車両を時々見かけます。
内側まで塗料の侵入を許さないマスキングは意外と大変です。
写真の車も表側と同じくらいの量のマスキング資材が使われてます。
内側に塗装ミストが入ってガサガサで良いなら大幅に資材使用量を減らせ安く仕上がります。
溶剤に弱い新聞紙でマスキングするのも安く上がります。
塗装する周辺だけのマスキングは資材使用料が減らせれますが細かい塗料ミストが車に付着して仕上がりが悪くなります。
協和自動車は耐溶剤性の有る専用マスキングペーパーをふんだんに使用して、塗装しない場所を完璧にガードしてます。
もちろん車両をぐるっと覆い塗装ミストの付着を抑えてます。
塗装ブースは塗装の仕上がりに直結するので重要な設備ですが・・・
非常に高価である程度の人数で相当台数を稼がないと、とても投資額の回収をするのは困難です。
板金のフレーム修正機も同様で、この業界の新規参入を阻んでる原因の一つです。
写真の塗装ブースは温度調整も可能で外気温が冬の氷点下でも塗装できます。
もしこのブースが無かったらシンナーの乾燥スピードを超速乾にする必要が有り、大面積塗装などの仕上がりは期待できません。
空気の強制吸排気もするので夏場の虫が張り付くリスクも減ります。
こんな投資回収が長くかかる設備は無い方が儲かりますね。
協和自動車は塗装ブースの投資金の回収がもう終了してるので、安心です。
※型は古いですが仕組みは最新型と一緒なので大丈夫です。
磨き工程などは、そもそも省いても細かい凸が残るだけで「塗装したのだからしょうがない」と突っぱねてしまえば丸儲けですね。
協和自動車は細かい凸も全部削り落とし、塗装肌も整え、自己満足レベルまでツルツルピカピカにします。
結局・・・
結局何が言いたかったと言うと、安さだけで板金塗装を依頼すると損しかねないと言うことです。
板金塗装は手間をかけた分だけ仕上がりに反映されます。
手間はコストに直結します。
数は少数だと思いますが、実際にえげつない業者も実在しますので、しっかり依頼前にどんな風に修理するかの説明を受ける事をお勧めします。
このページの読者さんが大切な愛車を酷い修理でボロボロにされない事を切に祈ります。 SK
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