
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今回は「お客様組み立てタイプ」の事務椅子を組み立ててみます。
経験が少ない方にとっては・・意外と難しいかもです。
だって・・説明書はシンプルで・・どう見ても「出来る人」が製作した説明書でしたので・・。
この手の説明書は・・出来る人の作業を見ながら・・出来ない人が作るのが正解です。
まあ・・知らんけど・・・。
更に純正オプションのひじ掛けとの連携も取れてないので・・筆者も騙されました・・。
そんなドタバタ製作の現場を・・お届けします。
先ずは部品を箱から出して・・チェックからスタートです。
数が足りてるかどうか?は当然ですが・・。
パーツ自体の破損が無いかも・・今のうちに確認するのが吉です。
この手の輸入品は・・部品を厳密に全数検査するより・・不良品が出たら笑顔で交換・・のパターンでコストダウンしてます。
なので・・今のうちにチェックする必要があるのです。
下手に組み進めると・・キャスターなど分解が困難な部品もあるので・・箱に戻せれなくなりますから・・。
最初の壁が・・キャスターを5本脚にはめ込む作業でしょう。
キャスターの先端には外れ防止のCリングがあり・・軽い力では奥まで入りません。
しかも・・真っ直ぐ押し込まないとダメなので・・難しいです。
どうしても硬い時は・・シリコンスプレー(無ければサラダ油)で両側を潤滑すると・・入り易いです。
ちなみに・・一度入ってしまうと・・抜くのは非常に困難です。
今回はオプションのひじ掛けを付けます。
しかし・・先にひじ掛けを固定するべきでした。
昇降用のレバーが邪魔になって・・ボルトの固定が困難になりました・・。
やられたー!
背もたれを固定します。
背もたれの金具先端が・・ベースプレートに重なってるのが・・不穏です。
筆者のメカニックとしての経験上・・付属の短い6角レンチを素手で締めた程度ではトルク不足・・な感じがします。
まあ・・ゴム作業手袋をしてなら・・大丈夫かな?なレベルです。
ボルトにワッシャーを使用してませんから・・緩みやすいハズです。
そこで・・自前の10ミリのレンチで増し締めします。
レンチの入らない場所は・・写真の様に6角レンチ延長技で増し締めします。
事務椅子はその動きの多い使用環境だから・・ボルトが緩みやすい環境にあります。
個人的にはワッシャーとスプリングワッシャーを追加して・・ロックタイトで緩み止めしたい位です。
実際に使用して・・ボルトが緩む様だと危険なので・・対策が必要だと感じました。
増し締めしたら・・キャスター部に乗っけるだけで・・完成です。
座ってみると・・個人的に背もたれが起き過ぎてます。
背もたれの金具が・・前側だけベース金具に乗っかってるから悪いのです!
なので・・秘密道具「平ワッシャー」を用意します・・5円コインみたいな金具です。
このワッシャーを後ろ側の隙間に入れれば・・背もたれは倒れる方向に傾くハズです。
また・・ワッシャーの厚みを調整すれば・・背もたれの角度を自在に変更する事が可能となります。
(注意!)ワッシャー挿入調整方法は正規の組み立て方法では無いので・・自己責任でお願いします。
ビフォー
アフター
写真では殆ど分かりませんが・・座ってみると意外に違うのですよ!
将来的には・・背もたれが少し動く機構も追加してみたいですね。
また・・背もたれの位置を15ミリ後方へ移動させ・・有効座面面積を増やしたい野望もあります・・。
・・おいおい・・なに事務椅子相手に本気になってるんですか・・のご意見はごもっともです。
最初からゲーミングチェアーを買えば良いのは・・当然ですからね・・。
しかし筆者がこのNSアローⅢを選択したのも理由があります。
背もたれがメッシュで・・座面も布張りなので・・ビニールレザーに比べて通気性が良くべとつかない、冬では冷たく無いなどのメリットがあります。
使う場所が狭いので・・大きな椅子は邪魔な・・理由もあります。
今後・・このNSアローⅢがどこまで進化するか・・楽しいおもちゃを手に入れました。 SK
次の記事事務椅子を魔改造して快適にしてみた NSアローⅢ改造
前の記事ダイソンV8 バッテリーの寿命を延ばす裏技
現在のアクセス数2025年3月末現在 3958880アクセス
整備工場ホームページランキング 全国2位(1093社中)シナジーデザイン株式会社調べ
以下は・・バックナンバーです