
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
協和自動車の工場内にメテオが落ちた様な・・クレーターを発見しました。
このままだと・・キャスターが引っかかったり・・人間もつまずくので・・危険です。
本来は・・左官屋さんに依頼して・・きちんと修理したいのですが・・協和自動車にそんな予算はありません・・・。
でも大丈夫です・・そんな時は器用貧乏なカトシンにお任せです・・(´;ω;`)
ちなみに・・モルタルとは・・セメント+砂で・・仕上げ用として使います。
コンクリートとは・・セメント+砂+砂利で・・強度が強いです。
今回は工場を稼働させながらの修繕なので・・範囲は最低限に設定します。
段ボールを定規に・・チョークで修理範囲を決めます。
そのラインを・・グラインダー+ダイアモンドカッターで切り込みをいれます。
鬼の砂埃が出るので・・周囲に気を遣いましょう。
たがねとハンマーで・・ハツリ作業を行い・・残ったモルタルを剥がします。
そして・・出来るだけ破片や砂粒を除去します。
どうせコンクリートを入れるなら・・そのままでもいいのでは?と思うかもしれません。
しかし・・それでは破片が邪魔をしてコンクリートが密着出来なり・・将来的な浮きの原因になります。。
最悪・・練ったモルタルに混ぜれば破片も使えますが・・いずれにしろ・・掃除は必要です。
モルタルやコンクリートを施工する際は・・対象面を十分湿らす必要があります。
乾いた状態でモルタルなどを盛ると・・モルタルの水分が取られてしまい・・強度が下がってしまいます。
なので・・今回もベチャベチャに濡らし・・周辺にも潤いを与えておきます。
濡らして・・ゆっくり時間を置くのが・・ポイントです・・。
地面は濡れたフリして・・奥まで濡れて無く硬化を妨げる・・そんなケースがありますからね。
使うのはインスタントセメントです。
セメントと砂が既に混ぜてある物で・・水と混ぜるだけで・・モルタルになります。
セメントと砂を混ぜるのは大変なので・・助かります。
水多めに作ってから・・インスタントセメントを追加していくと・・混ざり易く作業性が良いですよ。
ただし・・作り過ぎにはご用心ですが・・。
硬さは・・ゼリーか耳たぶの硬さをイメージして・・混ぜていきます。
インスタントセメントでも・・強いアルカリ性なので・・手袋をして作業しましょう。
筆者の様なブルーカラーでも・・手がガサガサになる程なので・・。
モルタルは・・写真の様に置いただけでは全く地面と馴染んでません。
ブルブルと・・軽い衝撃を与えると馴染んで・・量まで少なくなります。
板金塗装のパテ盛りと同じで・・(笑)・・表面の平滑性も重要ですが・・。
密着性こそ・・一番重要ですからね。
十分馴染んでからようやく・・いかにも左官屋さん的な・・表面の仕上げをコテで行います。
セメント作業で肝心なのは・・とにかく乾燥を避けることです。
定期的にスプレーで周囲に水を掛けて・・乾燥を防ぎます。
これが・・強度を出すポイントです・・。
過乾燥になると・・ボロボロになりますよ。
今回はまだ工場内ですから良いですが・・屋外だとモルタル猫が足跡を付けに来るので・・危険です。
筆者も自宅の左官作業で・・やられました・・(笑)
でも実際問題・・生乾きのモルタルに足を突っ込んだ猫の足は・・大丈夫なのか心配なのです。
毛や足にセメントが付いて・・大変でしょうから・・。
どうですか?やってみたら意外と簡単ですよ。
注意点は・・セメントが付いた道具の洗浄です。
下手に下水に流すと・・マジで詰まるので危険です。
影響の無い場所で・・道具は洗いましょう。 SK
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