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腐ったアルミホイールは努力で何とか出来ますよ 

 ワゴンRのアルミホイールですが・・何か?

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


写真はワゴンRの純正アルミホイールです。

黒っぽい塗装と切削加工された見た目は・・今どきのトレンドと言えるでしょう。


製作方法はアルミホイールを黒く塗装して・・回転させながら表面を削るのです。

すると写真の様な見た目になります。

でもそのままだとアルミ素材表面が腐食するので・・全体にクリア塗装が施されます。

その後・・長年使用すると・・問題が生じるのも・・このタイプのホイールなのです。

 クリアの下で腐食が進んでます

白っぽい筋は・・アルミ素材の腐食です。

アルミ素材の腐食は表面だけなので・・軽く磨けばキレイになります。


・・・しかし・・クリア塗装が邪魔をして・・アルミ素材を磨けないのです!


今回は・・こんな症状のアルミホイールをキレイにしていきます。

 塗装部分をマスキング

塗装部分をマスキングして・・傷つきを防止します。

 耐水ペーパーで・・ひたすらに磨きましょう

耐水ペーパーに水を付けて・・ひたすらに磨けば・・キレイになるのです!

400番から始めて600番800番と番手を細かくして・・仕上げます。

400番でクリア層を研ぎ落とし・・600と800で・・400の傷を消す・・イメージです。


耐水ペーパーは平らな木片などに巻いて・・平面を出しながら研ぐのがコツです。

耐水ペーパーのみ直接握ると・・圧力が不均衡になり・・深い傷が入るので・・見栄えが悪くなるので注意です。

仕上げの600や800番は・・オリジナルの切削跡を意識して・・回転方向で研ぐと違和感が減ります。


正直・・地味で大変な作業です。

でもこの方法が・・安く安全に仕上がります。

DIYなら・・手間賃はプライスレスですから・・頑張りましょう。

 努力の結果・・キレイになりました

切削部分を元の様に光らせたいなら・・。

1000番1500番2000番と耐水ペーパーで磨き・・仕上げはピカールで磨けば・・光ります。


でも・・ここで注意点です。

今回の作業でクリア塗装を落としてるので・・アルミ素材は再び腐食を始めます。

放置すると・・再び白っぽくなります。

純正は・・腐食を防ぐ為にクリア塗装を施してますから・・。


・・・でもいいのです!アルミ素材が曇ってきたら・・再び磨けば良いからです!

まあ・・ある意味・・永久コンボ・・なんですけどね・・。


結局・・純正部品レベルで・・切削部にクリア塗装しても・・そのうち腐食するのです。

なので・・素人レベルで再クリア塗装を施しても・・再腐食は時間の問題です。

ならば・・クリアレス・・の方がマシ・・とも言えるでしょう。

まあ・・考え方は人それぞれです。

 ビフォーアフター

比較写真で比べると・・圧倒的にキレイになりますね・・。


しかし・・ホイール4本を研ぐとなると・・恐ろしい手間が必要です。

業者に依頼したら・・新品のアルミホイールが買える様な工賃が想定されるので・・DIY向けなのです。

頑張って仕上げても・・純正新品アルミホイールには勝てませんから・・。


それなら・・安い社外ホイールに・・と、そんな流れです。

どこの業者も・・こんな作業に手を出さないのは・・新品価格と手間賃のバランスが取れないからです。



あ・・きっと・・貴方の想像以上に耐水ペーパーの数も大量に必要です。

耐水ペーパーも安くはないですから・・ね・・。

その点も・・オススメしにくい理由です。        SK



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