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運送業界2024年問題の解決は簡単なのです

 運送業界2024年問題の解決は簡単なのです

皆さんお元気ですかバッチリ!カトシンです。


2023年の今・・巷で話題になってるのは・・物流業界の2024年問題です。

メディアは「このままでは物が届かなくなるかも・・」みたいに不安を煽りまくってますからね。

今回は、元長距離トラックドライバーの筆者が・・根本的な解決方法をズバット解説します。



☆そもそも2024年問題とは?

物流業界の2024年問題とは・・ドライバーの労働基準が厳しくなり・・ドライバー不足で物流が滞る恐れを指してます。

でも・・ズバリ・・2024年になってもすぐには影響は出ないので安心してください。

中小運送業者の社長は・・コンプライアンスなんてガン無視しますから・・個別に行政指導が入らない限り・・今のままの体制で企業運営するからです。

所詮・・人手不足と予算不足の労働基準監督署では・・大量の中小運送会社を細かく調査出来ない事は分かってます。

もしも監査が入ったら「運が悪かった」程度にしか思わず・・「今後改善していく」と時間稼ぎをしていくだけです。

最悪・・一旦潰して・・別屋号の運送屋を作れば良いですから・・。

故に・・数年レベルでは・・何も変わらないでしょう。


世間や監査の目が厳しい大手の運送屋は・・コンプライアンスを守りますから輸送能力が下がります。

でも・・不足分は中小運送屋に丸投げするので・・法律対策はバッチリなのです。

また・・大手は荷主に対して交渉力がありますので・・値上げすれば・・表面上は何も問題は出ません。



☆輸送能力不足の解決方法

輸送能力・・トラックは機械なので作れば増えますが・・足りないのはドライバーです。

でも・・日本には潜在的な元ドライバーは豊富に居るのです!

しかし・・多くの元ドライバーが労働環境の厳しさや・・賃金の安さで運送業界から離れてるのが実情です。

なので・・新卒はもちろん・・元ドライバーを運送業界に戻せばドライバーも足りるのです。



その方法は・・ドライバーの給料を手取り50万円以上にすれば・・一気にドライバー不足は解消します。

結局・・給料さえ高ければ・・労働者は集まりますから・・。


更に・・帰り荷待ちの泊り待機を無くし・・空荷でも帰れたり・・。

会社が高速代を担保して・・自腹での高速道路走行を不要にしたり・・。

フェリーを使える様な・・時間に余裕のある工程にしたり・・。

倉庫の荷捌き作業員を確保し・・ドライバーに倉庫作業員業務を兼任させなかったり・・。

荷物や車両の破損を全てドライバーの自腹にさせない・・保険への加入だったり・・。

正社員のふりして採用し・・都合の悪い時だけ自営業者扱いにされたり・・。


普通の工場勤務では有り得ない業務形態が・・まかり通ってる運送業界だから・・ドライバーは離職してるのです。

労働者がリスク無く・・働いただけ儲かる業界なら・・そもそも2024年問題すら起きなかったでしょう。



☆中小運送業者は・・そんな高給は払えない?

この問題でありがちな回答に・・「経営が苦しくて給料を上げれない」などの経営者コメントを見ますが・・。

・・・・はい給料を上げれなければ・・潰れてください・・貴方に経営能力は無かったのです。

仕事もドライバーも・・ちゃんと規模を拡大した大手が引き継ぎますので・・安心してください。

そこのドライバーさんも・・新しい職場で環境が良くなりハッピーでしょう。

大手運送会社は荷主に「この運賃を呑めなければ運びません」と突きつけるだけです。

問題はただひとつ・・諸悪の根源である・・中小運送会社の抜け駆けダンピングだけです。



☆中抜き出来ない仕組みが必要です

いかに荷主が適正な運賃を提示しようが・・途中で中抜きされたら無意味です・・現状の問題点でもあります。

今は荷主から大手が仕事を請け負って・・外の運送会社に丸投げ・・運賃をピンハネする事で運賃効率が下がってます。

そんな紹介業務は・・緑ナンバートラックから会費を強制徴取してるトラック協会が行うべきです。

現状・・帰り荷は燃料代補填のボランティア状態なので・・利益が上がらず、給料も上がらないのです。



☆傷みを伴わないと変わりません

残念ながら日本の行政や法律は・・重要人物が死ぬか・・大規模障害が起きないと変化の動きは起きません。

某元総理大臣殺害やKD○Iの通信障害の・・事後対応の様にです。

残念ながら・・現状では末端ドライバーが多数・・事故や過労で殉職してますが・・単純な会社への個別指導で終わってます。

なので・・一旦・・大規模物流障害を起こさないと・・変わらないでしょう。

東京・大阪間の段ボール1個の運賃を数万円に高騰させ・・その上到着に1週間以上必要・・そんなイメージです。

物流運賃は高額・・そんなイメージを植え付けていく必要もあります。

物流は経済の生命線ですが疲労が蓄積してます・・そろそろ長期入院治療を行い・・血を入れ替える時期でしょう。

そしたら・・無駄な物流も減るから・・デメリットばかりではありません。



☆まとめ

とにもかくにも・・時給換算で200円やら300円と言われる・・長距離トラックドライバーの給与水準の上昇が必要です。

友人の現役トラックドライバーの話によれば・・2024年問題で心配なのは・・今以上の給料の減少です。

単純に労働時間を規制される事で・・歩合制の給料が減るリスクです。

そうなってしまったら・・転職も視野に入るそうで・・2024年の法改正で・・ますますドライバーが減るかもしれません。

まあ・・それもドライバーを集めれない・・利益率が低い運送業者さんが退場するまでの我慢でしょう。


菅原文太のトラック野郎の時代は・・高速道路など無く・・確かに大変でしたが・・高給でした。

昔は自腹でトラックをデコデコ飾れる財力からでも・・収入の高さが伺えます。

高給だが・・苦労故の浪漫があり・・長距離トラックドライバーは憧れでした。

そんな時代に戻るのは不可能ですが・・平成の時代・・運送会社はドライバーを使い捨てにし過ぎました。

その報いが令和の今・・回ってきてるのです。

トラックドライバーも実際の給料の良い会社に移籍する事で・・業界全体を良く出来ますよ。

高給を出せない運送会社は・・消えゆくだけですから・・。     



ドライバーは・・積極的に好職場に転職して・・業界を良くしていきましょう。

貴方の大型1種免許と運転経験は・・結構な価値がありますから・・。   SK



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