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自動エアブロー装置を超低コストで作ってみた

 塗装インターバルのエアブロー

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


寒い時期になってくると・・塗料の乾きが目に見えて遅くなります。

その対策として・・塗装時のインターバル(塗装間隔)に十分なエアブローを行う必要があります・・まあ・・夏も必要ではありますが・・。

水も塗料も乾く速度は・・気温も重要ですが・・更に大きい要素は「風」です。

真夏の40度近い整備工場内部で・・水で洗ったバンパーを放置しても・・なかなか乾きません。

しかし・・それに風を当てると・・みるみるうちに乾いていくものなのです。

そうなのです!・・乾燥と風の関係は・・とても大きいのです。



塗装時は・・何層にも塗料を塗り重ねます。

しかし・・直前に塗った塗料が乾いてない状態で更に塗ると・・塗膜の厚みも稼げませんし・・垂れる要因にもなります。

他にも・・チジミやメタリックムラ・・艶引けなど・・乾燥不足だとロクな事はありません。

そうです・・塗装のインターバルには十分なエアブローによる乾燥が必要なのです。


しかし・・ジッと・・ガンで風を当ててるのも・・もどかしい・・モノです。

まあ・・せっかちと言われれば・・そうなのですが・・待てないですよね。

そんな時は・・この自動エアブロー装置に任せて・・外の作業を行いましょう。

他の作業も進み・・その間にエアブローも終わってる・・夢の様な装置を考えました。

しかも・・超激安なので・・貴方の工場でも即可能です。

 マグネット式ガンスタンド

今回の装置は・・マグネット式のガンスタンドを使います。

鉄製のブースの壁にくっつけて・・使います。

ビニールカーテンブースの方は・・別の固定方法を考えてくださいね・・。

 タイラップでトリガー全開固定

お次に用意するのは・・どこの塗装屋さんのもある?使い古したジャンク塗装ガンです。

タイラップでトリガー全開に固定します。

流量調整ネジ位置のスポンジは・・壁との接触箇所なので・・保護・滑り止め用です。

 自動エアブロー装置の完成です!

あとは・・壁にガンスタンドを貼り・・ガンをセットするだけです。

角度はガンスタンドの傾きと・・カップ角度の調整で対処可能です。

今回は・・ガンスタンドを傾けると良かったですね。


ホースを繋いでエアー圧を調整すれば・・自動的にエアブローしてくれます。

従来の設備を流用する事で・・超コストダウンを実現しました。

物を加工してないので・・復旧も容易なのがポイントなのです。    SK



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