
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今まで使用していた3人用程度の小型コンロが・・古くてボロボロになってきました。
なので代替えを考えて・・お店のキャンプギアコーナーをチェックしてたのですが・・なかなか理想のBBQコンロに出会えませんでした。
そこで・・筆者の考える理想のコンロとは?
☆BBQコンロと焚火台を兼用できる事
☆100円均一の網が使える事
☆炭の後処理が簡単な事
☆廃角材や安い変形炭でも使い易い事
☆BBQ中でも・・炭の追加や位置変更が容易な事・・などです。
で・・作ったのが写真のBBQコンロです。
炭皿にフライパンを使用する事で・・単独の焚火台として使い易い。
取っ手が付いてるので・・点火後の移動も容易です。
BBQ後の炭も・・水を掛けて消火出来るので・・後処理が安全で早いです。
市販のコンロの多くは・・専用の網を使う前提で設計されてまして・・BBQ後の網清掃が大変でした。
また・・BBQ後の網は隙間に汚れが入るので・・再使用は非衛生的でした。
なので・・使い捨て出来る100円均一の網を使える仕様にしたかったのです。
(使えると言えば使えますが・・網が滑って使い難いです)
市販のコンロは炭皿が狭く・・成型炭やキレイに切り揃えられた高級炭なら問題ありませんが・・1キロ100円レベルの安い炭は大きさがランダムなので入りませんでした。
また・・DIYの廃材や剪定した材木も燃料にしたかったのです。
なので・・炭の大きさや形状に影響されないコンロが必要だったのです。
(市販のコンロは角材がはみ出してると使えませんから・・)
以上の要求を叶える・・理想のBBQコンロを製作してみます。
使用する素材は・・普段はゴミになる様な物を使用します。
エンジンオイルのペール缶・・コーティングが傷んで捨てる予定だったフライパン・・。
鉄の棒とボルト4本・・100均の網です。
いつも通りの・・低コストDIYですね・・・。
焚火台・・兼・・炭の皿を作ります。
地面の凸凹と直火被害を防ぐ為に・・フライパンにボルトの足を付けます。
フライパンはアルミ合金なので溶接は不可能です。
なので・・穴を開けて・・ボルトをねじ込み・・ボルトの両側を溶接して大きくする事で・・ボルトが外れない様にします。
フライパンの下にレンガなどを敷く事で・・高さを調整出来・・火力の調整が可能なのです。
市販のコンロは炭皿と網台は一体化してますが・・今回は分離式にします。
オイルの入ってたペール缶を輪切りにして・・網台を製作します。
ペール缶を使用するのは・・フラットな天面が欲しかったのと・・。
持ち運び用の取っ手が欲しかったからです。
ペール缶を切った断面は鋭利で危ないので・・曲げ加工で安全にします。
切ったペール缶に・・鉄の棒を溶接します。
安定性の為に足を斜めにしてます・・その影響でペール缶が丸から楕円形になりました。
楕円化は想定外でしたが・・フライパンを避ける為の対処療法でした・・・。
形状が決まった所で・・横方向に補強材を入れて強度を増します。
横方向は2本だけの追加ですが・・強度は飛躍的に上がるのです。
ペール缶の天板はフラットなので・・平らな網が落ちない工夫が必要です。
対角線上に2個・・溶接で7ミリ程度の突起を作ります。
この突起を網に引っかければ・・お肉を載せた網が落ちるなどの・・悲劇を防ぎます。
突起は敢えて2個にする事で・・市販されてる多様な網が使えるハズです。
使用してるペール缶は清掃済みですが・・オイルの缶で焼肉はオイル臭がしそうで嫌ですよね・・。
なので・・缶スプレーでペール缶らしさを消します。
これで・・一応完成です。
使用する流れとしては・・。
フライパン単体で火を起こし・・炭の火力が安定したら・・網台を設置します。
炭や角材などの火の高さに合わせて・・フライパンの高さをレンガなどで調整します。
食事が終わったら・・網台を移動させて・・焚火を楽しみます。
焚火も終わりたい時は・・フライパンに水を掛ければ早く消火出来ます(水が溜まるので)
後日・・完全消火を確認して・・廃炭をフライパンからゴミ袋に捨てればOKです。
これが・・個人的に理想のBBQコンロです。 SK
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