
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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カトシンの自動車コラムもおかげ様で50回を迎える事が出来ました。
ご愛読誠にありがとうございます。
今後も毒とエゴにまみれたコラムをお届けいたします。
今回は最近の車選びで迷う事の多いハイブリッド車とガソリン車を比較します。
同じ車種でもハイブリッドとガソリン仕様が有る車両を想定してます。
※今回は燃費や価格に大差無い(なんちゃって)ハイブリッド車は除きます。
※例えばスズキのS-エネチャージや日産のS-ハイブリッド車などの価格差や燃費の違いが少ないモデルです。
ほぼ同じ装備のハイブリッド車とガソリン車が40万から70万円も違えば迷いますね。
楽しい車選びでのハイブリッド車とガソリン車の違いを解説してみます。
ぜひグレード選びの参考にしてください。
ハイブリッド車とガソリン車では当然燃費は違います。
ハイブリッド車は燃費向上の為に生まれて来たので当然です。
差額を取り戻すのはレギュラーガソリンが150円以上で走行距離が多い方のみが可能です。
しかし、ハイブリッド車はいまだに一種のステータスです。(本体が高額だから)
また、車購入時に余分に費用がかかっても毎回の給油金額が少ないのは精神的に嬉しいです。
人間は過去に払った金額は忘れてしまいます。
それより毎回給油の度に出ていく金額が小さい方が人間は嬉しいものです。
燃費の良い車を所有するとドライブなどに出かけるハードルが下がりますね。
ハイブリッド車に代替えする事で家族とのドライブが増えたらそれはメリットですね。
ハイブリッド車はモーターでエンジンをサポートするのです。
なので確かにモーターで発進した瞬間などは静かです。
実際、ハイブリッド車は音量測定器などで計測すると音量の少ない静かな車です。
しかし、カトシンは疑問です・・。
ハイブリッド車はエンジン始動時の音量変化が大きすぎます。
モーターで静かだなと感じた瞬間にエンジンが始動すると相対的に大音量に感じます。
ガソリン車では大して気にならなかったタイヤノイズもハイブリッド車は気になります。
ちなみにハイブリッド車には低騒音が自慢のタイヤ(レグノ)装着率が高いですね。
皆さん、なまじっか静かな為ロードノイズやタイヤノイズが気になってるのでしょう。
人間の音量の感じ方は相対量が基準です。
静かな部屋で時計のカチカチ音が気になる様なものですね。
なので音量変化の少ないガソリン高級車の方が静かに感じますね。
ハイブリッド車でも必ず静かに感じるとは限りません。
ガソリン車の一定のエンジンノイズが嫌な音を隠してくれますよ。
自動車整備士でもハイブリッド車の故障は怖いですよ。
なにせハイブリッド車の部品は押し並べて高価ですから・・・。
理想は新車から保証の効く5年間で代替えを繰り返す事ですが・・・セレブか!
ハイブリッド制御系の故障が起きたら・・ビックリ部品代に驚く事でしょう。
ガソリン車には無い走行用バッテリーやインバーター、電動コンプレッサーなどの値段ですね。
やはりハイブリッド車の寿命は短いとなってしまいます、損得勘定的に・・・。
その点、長年の改良が進んだガソリン車は時間経過による性能ダウンは小さいです。
ハイブリッド車はスマホのバッテリー同様に走行用バッテリーも劣化していきます。
走行用バッテリーの劣化は燃費の悪化になります。
さらに劣化が進むとコンピューターの判断で走行不能になります。(怖い!)
もちろんハイブリッド車でも高額な部品を交換し続ければ、いつまででも乗れますが・・・。
ハイブリッド車はアクセルを離せば自動で充電します。
車の勢いを利用して発電する優れものです。
なのでガソリン車と比較するとブレーキパッドは恐ろしく減りません。
ほとんど回生発電ブレーキで減速できるので従来のブレーキまで仕事は回ってきません。
通常の使用ですと車の寿命まで持ちそうですね。
エンジンオイルの汚れ方もガソリン車より少ないですね。
冷却水の持ちも優れてるきがします・・・裏は取ってませんが・・・。
いずれにしろエンジンの稼働時間が短いのが効いてますね。
車検時の整備費用がハイブリッド車は安くなる傾向がありますね。
ハイブリッド車のモーターは発進時に最大の効果を発揮します。
だから発進時は静かに力強い加速が得られますね、街中の加減速には最適です。
その反面で高速走行時は大した効果は得られません。
ハイブリッド車のエンジンの仕組みはガソリン車とは違うんです。
燃費効率を追求したエンジンなので同じ排気量のガソリン車より非力です。
20プリウスは高速走行時に非力と指摘されたので30プリウスは300CC排気量を上げた歴史があります。
同じ排気量のガソリン車の方がエンジンノイズは大きいですが高速でパワフルなのは確かです。
ハイブリッド車の優秀な点にアイドリングストップのマナーの良さが有ります
エンジンがストップするのはガソリン車でも同じですが。
再始動時に違いが出ます・・反応がとても良くストレスが溜まりません。
ガソリン車は渋滞のノロノロ運転時にセルモーターなどがうるさい上に反応が鈍いですね。
具体的にはアイドリングストップ中に進もうと思ってアクセルを踏むとします。
ハイブリッド車は0.5秒後に発進出来ますが、ガソリン車は2秒後にしか発進出来ないイメージです。
特に私はガソリン車のアイドリングストップ機能不要論者ですから・・・失礼。
また、ハイブリッド車は電動エアコンなのでアイドリングストップ中でも涼しいです。
ガソリン車の保冷剤入りエバポレーターは効果無しです。
街中メインで使用ならハイブリッド車で決まりですよ。
ハイブリッド車は燃費をゲーム感覚で伸ばす楽しみが有るんです。
減速時などに回生ブレーキで電気を貯めて。
発進時や低速時にEVモードボタンで燃費を稼げます。
ハイブリッド車は運転のテクニックで燃費は大きく変化しますので楽しいですね。
ガソリン車はどうしても変化が少なく地味な作業になってしまいます。
まあ、ハイブリッド車は適当に乗っても十分燃費は良いので無理する必要はないですが・・・爆。
適当乗りと比べると、私は3割は燃費を良くする自信はあります。╰( ̄ω ̄o)
普通のハイブリッド車はコンセントで充電は出来ません。
外部充電が出来るのはPHVとかPHEVと呼ばれるモデルだけです。
まだまだ高価で特殊な乗り物感が強いですね。
普通のハイブリッド車からプラス70万から100万円も高いですね。
ガソリンスタンドまで長距離を走る必要が有る方には最適ですが・・・。
確実に未来の車です。
今後は更にメーカー別燃費規制が厳しくなるので、ハイブリッド化は必然です。
販売した車の平均燃費が基準以下だと罰金が科せられる厳しいものです。
逆に純粋なガソリン車を新車で買えなくなる日が近づいてる?。
大排気量の多気筒ガソリン車はビンテージアイテム化するかもしれません。
以下はその傾向では無いと思いますが・・・。
ハイブリッド車の下取りは新車時の価格差程高くはありません。
むしろ同じ装備のガソリン車と中古車価格は、ほぼ変わらないのが現実です。
新車ハイブリッド車の差額分だけ下取りも高ければ問題無いのですが・・・。
走行用バッテリーの劣化を嫌ってか、値落ち幅が大きいのが現実です。
ハイブリッド車の人気が高いから高く売れる訳では無さそうですね。
結論!
ハイブリッド車だから燃費費で差額を取り戻そうと考えてはダメです!。
エンジンは車の命ですから、同じボディーでもエンジンが変わったら別の車です。
「ハイブリッド車の方が面白そうだから選んだ」で十分な選択理由だと思います。
手ごろな価格差で近未来的な乗り物に乗れる現代は良い時代ですね。 SK
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