
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
今回は大人気モデルの二代目新型ハスラーを試乗評価します。
ノンターボの低グレードですが自動ブレーキは付いてる仕様です。
先代の初代ハスラーはスズキのスマッシュヒット車で、今回はキープコンセプトです。
個人的には正常進化型と呼ぶ方が好きです、キープコンセプトと呼ぶと後ろ向き感が出ます。
大きくコンセプトを変えてしまうと細部の詰めが甘くなる傾向が出るので・・・。
今回も誰が見てもハスラーで、よりワイルド感を増したデザインは好印象です。
特にこの低グレードのヘッドライトは旧型のイメージが強いですね、ハイグレードはヘッドライトの内部が黒くなるので印象は大きく変わります。
でも低グレードでもホイールが鉄になりますが安っぽさが無いので優秀です。
後ろ姿はバンパーの未塗装領域が減り高級感がアップしてます。
天井の絞り込みが少ない四角なデザインがクロカンっぽさを演出してます。
当然頭上空間も広くなるので、ハスラーにとっては一石二鳥ですね。
このハスラーから新型エンジンが搭載されました。
極初期型はピストンの不具合で問題アリでしたが・・今は大丈夫でしょう?。
で、この新型エンジンは良くなりましたね。
ターボ無しですがマジで不満が無い十分なパワーが出てます。
ダイハツは話になりませんがホンダのターボ無しエンジンに並んだか?位です。
長距離や高速道路を余り使わなく普段使い中心ならオイルメンテも緩いターボ無しで十分です。
CVTも6代目ワゴンRや旧型ハスラーなどと比べても制御の進化が分かります。
普段使う30キロから60キロでの微妙な速度コントロール時にミッションのギクシャク感が減りましてスムーズに走れるようになりました、完璧では無いですが・・・。
カトシンが驚いたのは乗り心地の良さです。
継ぎ接ぎアスファルトでもガタゴトいわないで段差をいなしてくれます。
更に嫌がらせのような黄色のしましま減速帯でもタッタッタッとこなしまして自分の10系アルファード越えの快適性を実現してます・・・負けました。
インパネデザインは微妙ですね・・・。
絶壁な形状な上に白い輪っかが邪魔です・・特に黒い中に白なので目に痛いです。
その白い面積分エアコン吹き出し口の拡大でもした方が快適性も上がります。
新型ハスラーはボンネットが視界に入るので非常に運転し易いです。
大型クロカン(ランクルなど)もボンネットが見えるので、あの巨体でも意外と運転し易いのです。
ボンネットが見えるのでコーナーポールも不要で狭い道でも安心です。
スズキはジムニーはもちろんスペーシアカスタムZなどボンネットが見える車種を作ってるので必要性は分かってるのでしょうね。
フロントガラスが起きててダッシュボード上部も平らで短いのでガラスへの映り込みも少ない事など実用性の高さが人気の秘訣です、外観デザインだけで売れてる訳では無いのです。
カトシンが大好きなアームレストは運転席だけです。
スペースはあって付きそうなのに助手席側には無いのが不思議ですね。
きっとコストカット(無いのだからダウンでは無くカット)でしょうね、残念です。
世界戦略コンパクトカーが苦手なカップホルダーは理想的な位置にありますね。
スタートスイッチも右側なので分かり易いです、永い間右側から鍵を差してたのでスタートスイッチも右側にあるのが正解です。
オーナーになれば慣れるのでしょうが、毎日代車として操作説明をしてると従来位置にあるべき場所にあるべき物が無いと普通の方は戸惑います。
車の中央側にスタートスイッチがあって良いのは左ハンドルだけです。
173センチの筆者のシート位置にしても後席足元は広々ですね。
リアシートがスライド出来ると後席スペースを優先するか荷室スペースを優先させるかユーザーが決めれるので便利です。
でも何故運転席背面にはポケットが無いのでしょうか?理由は分かりません。
フロントドアの内装ですが・・・流石低グレードなので超安っぽいです。
全面プラスチックで色気も遊び心も全く無い残念なドア内装です。
上級グレードには布張りになりカラーアクセントも入ります。
新型ハスラーはコストを掛ける場所と省く場所がはっきりしてますね。
スズキ車のお馴染みのスイッチですが、普通に使いやすいです。
特に電動格納ミラーのスイッチが分かり易く押しやすいので変える必要は無いですね。
未だ電動格納ミラーのスイッチが小さかったり見えない位置にある車も多いです。
二代目ハスラーは良く出来た車ですので買い!ですね。
スライドドアだけを諦めればこんなに安く素晴らしい車が買えます。
軽自動車は基本的に着せ替え車なので最新が最高なのでしょう。
最近の軽自動車メーカーは一時の燃費競争から解放されて質感の向上が目覚ましいです。
軽自動車でも車両単価を上げるには質感の向上が必要ですからね。
軽自動車のグレード別価格設定は良心的です。
普通車などは要らない装備も押し付けられてお値段がガクンガクンと急上昇します。
特に排気量が大きくなるとドカンと跳ね上がります。
エンジンの製造コストの差以上に価格が跳ね上がるのが気になります。
上級グレード程、メーカーの利益率は増えていきます。 SK
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