
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今更ですが旧型N-WGN後期型ノンターボに試乗したので報告です。
旧型N-WGN後期型は新型のデザインが????なので、デザイン的には旧型の方がアリな方も多いと思います。
試乗車は正直・・・下級グレードですが貧乏臭さが無く流石後期型ですね。
では、出発しましょう。
駐車場から出発して最初に感じる第一印象は「うるさい車」です。
扁平タイヤでもないのに盛大なロードノイズとエンジンノイズが襲い掛かります。
ラジオのボリューム設定が困るレベルで、なまじアイドリングストップで静かになるので信号待ちは音量が大きく走行中は聞こえにくくなってしまいます。
あれ?こんなにうるさかったかな?と過去の印象と食い違う程です。
現行N-BOXが大幅に静かになったので、カトシン内の基準が上昇してたみたいです。
エンジンパワー的には未だトップクラスでトルクの太さをNAでも感じるエンジンです。
トランスミッションはエンジンブレーキが気になりました、走行中にアクセルを抜くとググッとエンジンブレーキが効いたと思ったら・・・スカッと空走に入る・・・慣れが必要です。
ハンドリングはフリードやベゼルで感じた直進時のわざとらしい重さも無く普通なので好印象でした、同じ軽自動車の初代初期型N-ONEよりも自然で細かい改良を感じました。
ブレーキフィーリングは「カックン」系ですが・・・それはそれでこの手の車に関してはOKだと考えます、下手に奥で効くコントロール性の高いブレーキフィーリングだと「ブレーキの効きが悪い」とクレームが出るからです。
素人心理を考えると奥で効くブレーキは(余裕の少ないブレーキ)に捉えられてしまい車屋的にも対応に困るからです、なのでマニア向けの車種以外はカックンブレーキで良いのです。
更に運転すると(頑張って改良した結果普通になった)印象ですね。
初期型のN-WGNは結構尖ってた印象が強いので・・・。
少し硬めの突き上げ感はホンダの伝統の味付けなので納得してください。
アイドリングストップの頻度は他のメーカーより少ない印象です、まあホンダエンジンのアイドリング燃費は昔から良好なので個人的には問題無しです。
むしろアイドリングストップが効きすぎてエンジン停止と再始動を頻繁に繰り返される方が嫌いです。
フリードなどでも同じでしたが・・・ナビの取り付け角度が寝てるので光りが反射し易く見にくいです。
この写真の写り具合での画面の見にくさが、ほぼ現実と同じです。
ホンダの開発者は皆大柄なのかな?ナビ画面の延長線が運転者の目線高さにならなけれないけないのに、画面の延長線が天井に突き刺さってまして失格です。
インテリアデザインの為に諦めましょう。
カトシンはこのN-WGNを・・・・・買う?買わない?買う?買わない?・・・・買いません。
抽象的な表現で申し訳ないですが・・・面白みが無く、N-WGNじゃなくてはいけない理由を見つけられませんでした。
まあ、普通は日常の足として購入する車なので・・・マニアなカトシンには響きません。
逆に普通の方が日常の足として購入するには何も問題は無いでしょう。
大きく変わった現行のN-WGNは品質の安定度が不安ですが、この型の最終型なら安心です。
新型フィットのCMで「外部団体での初期品質が良好でした」とアピールしてますが・・・先代3代目フィットで失った信頼を取り戻すのは大変だと考えます。
次はN-WGNを収めた帰りに試乗したムーヴキャンバスの印象です。
見た目が非常に可愛くてツートンカラーがよく似合ってますね。
ダイハツの隠れたスマッシュヒット車で車種別販売台数で(ムーヴ)の台数稼ぎに大きく貢献してます。
ライバルのスズキもキャンバスに対向してワゴンR名義のスライドドア車を企画する程です。
N-WGNに乗った直後だと繊細で上品な印象ですね。
遮音性はN-WGN比で圧倒的に優れてまして・・・静かな車です。
N-WGNの「ウゴーーー」的なワイルドサウンドに比べてCVTミッションの「キュイーーン」音が耳に付きますが・・・音量は小さいので無視できるレベルです。
スライドドアが特徴のタントみたいなスーパーハイトワゴンの不要な頭上空間を削った車なのでタントに比べて全てのレベルが向上してます。
屋根を低く出来れば・・・絶対的な重量も軽くなり重心も低く出来ます、当然ヒンジドアのムーヴのレベルには到達不可能ですが・・・タントに比べれば非常に有利です。
エンジンパワー的には大した事は無く、ダイハツらしく回転数で馬力を稼ぐエンジンです。
今回はアベレージ速度も低く平たん路が多かったので出力不足は感じませんでした。
これがエアコン全開で多人数乗車の上で坂道を登れば厳しいでしょうが・・・それを言ったらキリがありません。
むしろムーヴキャンバスにはターボエンジンの設定が無く諦め易いので精神安定上有利です。
これで上級グレードにターボがあると惨めな気分になります。
ムーヴキャンバスの成功の秘訣はターボエンジンの設定が無い所にあると考えます。
シートがふんわりと柔らかく気持ちよいのも評価ポイントです。
シート表皮も滑りにくく手触りも良好なので良いシートです・・・レーサー上がりの評論家の先生だとボロクソに批評されそうなシートですが、近距離短時間での性能が重要なのです!
先生方は庶民ユーザーのシートを倒して楽なポジションで運転してる現実を無視してます。
現実は教科書通りなシートバックを立てて低く手前に引いたハンドル位置なんてしません。
キャンバスはリラックス(だらけて)運転しても受け止めてくれる良いシートですよ。
アイドリングストップが頻繁に効きすぎるので少々鬱陶しい印象がありました。
裏設定でアイドリングストップ頻度を調整出来たら最高なのですが・・・。
また、ダイハツ車の良い所はハンドリングやブレーキフィーリングに癖が少ない点です。
別の車から乗り替えても違和感を少なく感じられ、結果的に疲労感が少なくなります。
このムーヴキャンバスも印象が薄い程に違和感が無かったです・・優秀ですね。
数多のインプレでも取り上げない項目にシートベルトがあります。
運転時には必ず装着するシートベルトなので意外と重要なのです。
その中でムーヴキャンバスのシートベルトは好印象ですね。
特徴はシートベルトの引き出しが軽い点です、ピラー位置も体に近く金具も掴みやすくスムーズに装着出来ます。
シートベルトの引き出しが軽いと・・・装着時にベルトが体を圧迫する圧力も低いので軽い付け心地か好印象でした。
反面では10年後辺りで巻き戻し力が弱る恐れもありますが・・・。
支点位置の上下調整機能は無いですが・・・仮に調整機能があっても全体的に高すぎる車が大半で殆どの方が一番下限で使用してるのが現実です。
ムーヴキャンバスは調整機能が無かったですが不満の無い位置でしたよ。
高すぎる支点位置は首の周辺にベルトが当たるので快適ではないですからね。
ムーヴキャンバスの最大の特徴である前方に長いルーフです。
眩しくないので目から来る疲労が非常に少なくてGOODです。
つばの長い帽子を被ってるみたいで、信号の最前列などでは信号機の確認がしにくいデメリットもありますが・・・余裕を持って信号機が見える位置で停車すれば良いだけです。
特に昼間に運転する機会の多い方は非常に優れてる点ですよ、朝日や夕日には大差が無いですが太陽が高くなった昼間には大きな違いが出ます。
同時にカーナビなどの画面も見やすくなるメリットも大きいです。
眩しく無いのがここまで楽ちんなのか・・・と驚かれるハズです。
サングラスとは目に対する優しさが大きく違います、最近の空力性能ばかりに拘って傾斜の強いフロントガラス車は眩しさも強くなる傾向が強いので・・・一度お試しあれ。
カトシンはこのムーヴキャンバスを・・・買う?買わない?買う?買わない?・・・検討の価値は十分にアリ・・ですね。
個性的なかわいいデザイン、眩しく無く十分に広い室内、便利なスライドドア、上級グレードでもノンターボで割安・・・人気なのは納得です。
軽自動車メーカーはメッキギラギラのカスタム系の次を考えてます。
個人的にポストオラオラ系はムーヴキャンバスみたいな癒し系デザインと考えてるからです。
ホンダさんなどが推進するプレーン系デザインは貧乏臭さと紙一重なので難しいです。
カトシンがもしも家の軽自動車を代替えするならムーヴキャンバスは最有力候補ですね。
ワゴンRのスライドドアバージョンが出てからの比較が楽しみです。 SK
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