
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
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佐賀県小城市三日月町石木166-1
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
今回はホンダリード125に乗る機会があったのでインプレをお届けいたします。
筆者のカトシンは18歳からバイクに乗り始め・・・もう30年弱乗り続けてます。
その車歴の中でスクーターの割合は少ないですが・・・最近はスクーターを見直してます。
若いころの峠でバイクを寝かす様な事に勤しんでた頃では分からなかった、スクーターならではの良さが年齢と伴に分かってきたからです。
それは・・・スクーターは排気量の割りには速い点ですね、このリード125でもシグナルグランプリでは下手な大型バイクと対等な勝負が可能です。
その大型バイクでも気合を入れて勝負しないと厳しい程、スクーターは速いのです。
今や世界のスーパーカーもオートマチックトランスミッションの時代です、むしろ速く走る為にオートマチックトランスミッションを採用してるのです。
それと同時にタンデム時にもオートマはギクシャクしにくいので同乗者にも優しいですね。
速さと同時に田舎道を淡々と走るのにも回転数が低くなるオートマは得意なんです。
余分なギア操作が減る分だけ疲労度も低減出来ますね。
今後は二輪業界もオートマの拡大は進むでしょう。
改めてリード125の外観チェックです。
反射板がカッコイイLEDヘッドライトや各種灯火類もLEDなので未来的です。
外装の塗装部品と黒い未塗装樹脂部品のバランスが良くて上質感がありますね。
125CCスクーターは世界中で膨大な台数が販売されてる巨大市場なので、各メーカーも気合の入った商品を投入してます、このバイクはそんな激戦区でも十分な競争力があります。
リード125はその中でも平らなフロアがポイントで、乗り降りのし易さはPCXなどに比べても確実に上です、毎日使用するスクーターだとその差がジワリと効くものです。
エンジン始動時からセルモーターの「キュルキュル音」がしないACGスターターの恩恵で静かで上質です、プリウスのエンジン再始動時みたいです。
いまだキュルキュル音を立てて始動や再始動してるダイハツの軽自動車より上質ですね。
エンジンパワー的には十分で、これ以上求めるのは贅沢な程です。
メーター読み60キロまではストレス無くスッと加速します、60キロから70キロまでは谷があり少々もたつきますが80キロまでは問題無く到達可能です。
それ以上はジワリジワリと伸びていく感覚です。
ポイントは加速時のエンジン音が静かで上質さを感じる点です。
その静かな加速音が加速感をスポイルしてますが十分に速いのでご安心ください。
車体剛性もフラットなフロアの割りには高くて安定感のある走りですね。
デコボコなアスファルト舗装でも小径タイヤにありがちな不安感も少なく「街中最強感」が味わえます。
少々残念なのは連動ブレーキで強い制動感を得るには握力が必要でした。
性能的には十分に止まれるのですが・・・、駆動力が残ってる様な感覚です。
メーター廻りはオーソドックスで不満点はありません。
気になった点はウインカースイッチで・・・左側のグリップに対して離れすぎてます。
特に左折側にウインカーを出そうとすると、大きく手のひらを広げる形になってしまい左側の握りが甘くなり危険を伴いました、押す方向の右折時は大丈夫でしたが・・・。
ウインカースイッチ自体の形状も指の引っ掛かりが弱く滑ってしまう謎な形状をしてます。
更にホーンスイッチ部分が手前にせり出しててウインカースイッチ自体が見にくいのも問題です
慣れの問題でしょうが・・・最初のうちはホーンスイッチを押してしまうミスもしました(爆)
身長173センチの成人男性の手でこの状態なので小柄な女性の手では困るでしょう。
ウインカースイッチの使用頻度は高いので購入時には要チェックです。
ポジション的には典型的なスクーター直立ポジションで長距離をゆったりとクルーズするタイプのポジションではありません、その点はPCXの方がゆったり系でしょう。
リード125は街中最強バイクなので・・・立ち位置がハッキリしてます。
鍵を一段捻るとシートの開閉や給油口の開閉がスイッチで行えます。
便利な機能ですがシートを開けるスイッチとしては位置が悪いです。
当然座ったままではシートを開けれないので、サイドスタンドなどを立てて左側に立つ事になります、すると・・・スイッチが遠い上に低いのです・・・このオープンスイッチは車両の左側に移設するべきですね。
実際にはスマートキーに移行が進んでるので・・・リモコンで開ける時代になるのでしょう。
このリードは昔ながらのギザギザキーですが・・・。
信号待ちなどでの足つき性ですが・・・足が開くポジションになるのでベタベタの足つき性とはいきません、赤丸のえぐりが少ないのが残念ですね。
サイドスタンドとの兼ね合いも分かりますが・・・ズボンも汚れます。
せっかくのスタイリッシュなボディーなのに・・・黄丸のボルトが隙間から丸見えなのが残念でなりません、ゴムキャップを付けるか・・黒いボルトなら違ったのでしょうが・・・。
シートの表面加工はお尻が滑りにくいので満足ですが・・・夜露などでシートが濡れた際にウエスで拭いても水分が拭えないのが気になりました、細かいデコボコが多いので仕方ないでしょうが・・・。
リアシートの表面はツルツルなので拭き取り性は良好です。
リアタイヤを小径にしてまで手に入れた大容量の収納スペースです。
シート下にこんだけの容量があればリアBOXも不要ですね。
フルフェイスヘルメットがギリギリ入るスペースしか無いバイクはウエスやカッパなどが結局入らないのでリアBOXが必要になります・・・GOODポイントですね。
しかし前方に付くシートヒンジはシートの大きさの割りに強度が弱そうなので、丁寧に開閉する必要がありますね。
同乗者のグラブバーも兼用するリアキャリアがカッコイイです。
ゴージャスなアルミ製で質感も良好です。
リアBOXを付けてください的な穴まで開いててサービス満点です。
ホンダさん分かってますね。
給油口は非常に使いやすくてGOODです。
ふたが平行移動するのが使いやすいです、ヒンジ式のふただと視界が狭くふたも邪魔になり給油もやりにくいので・・・。
位置も低く見やすいのでギリギリまで入れやすく、少々こぼれてもボディーにガソリンが付かないのもGOODポイントです。
上側に見えるコンビニフックも引っ掛けるだけでは無く輪っかになるので風で飛んでいく心配も現象出来る優れものです。
しかし位置が高い位置なので大型レジ袋満載のお買い物などは厳しいですね。
荷物の重量を床で受け止めれる高さのフックなら大量のお買い物もOKなんですが・・・。
ちなみに左のポケットの中に電源が取れるソケットもあるので使い道は無限ですね。
何だかんだ書きましたが・・・リード125は無敵スクーターの一台であることは間違いは無いと断言出来ます。
カトシンの友人で愛知県のバイク用品店勤務のカリスマ店員兼バイク博士のYK氏も日常の足としてリード125をチョイスした程です、彼のお眼鏡に叶うバイクですから安心ですよ。
リード125は静かで十分な動力性能と大容量スペース、仕上げに低燃費で維持費も安いです。
それに比べて十分な質感も兼ね備えてるので大人スクーターの要素は満たしてます。
そう考えるとフロントキャリパーとリアスプリングの赤色は何とかしたいですが・・・。
そのバイク博士も最近スーパーカブC125を手に入れたみたいなので・・・そちらの方も非常に気になりますね。 SK
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