
弊社の仕事・実例集のための第2HPです。
0952-73-2411
佐賀県小城市三日月町石木166-1
ライズ
ヤリスクロス
カローラクロス
CH-R
皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。
相変わらず世間ではSUVブームが続いてますね。
背の低い乗用車は視界が狭く・・対向車のライトも眩しいです。
ミニバンは背が高く快適ですが・・燃費がイマイチです。
なので・・・背が高く・・燃費も良いSUVが人気なのでしょう。
そんなSUV人気を背景に・・大手トヨタも多くの車種を用意してます。
1800CC以下の車種だけで・・・4車種もありますね・・・。
普通は・・もう・・訳分かりませんよね・・・。
しかし・・カーマニア視点だと明確な違いがあるので・・・。
今回はこのトヨタコンパクトSUV4車種の違いを考えます。
皆様の愛車選びの参考にしてください。
ライズ
パッソ
先ずは・・この4車種で一番小さいライズからです。
サイズが一番小さいと申しましても・・・背の高さはカローラクロス
と同様の162センチで・・・一番背は高いです。
なので・・・専有面積は小さいですが・・・見た目は立派です。
同社のRAV4似のクロカン風スタイルがポイントです。
エンジンは1000CCターボで・・・1500CC並みの走りです。
ターボなのでオイルメンテナンスに注意が必要ですが・・・。
毎年の税金が1000CC以下の分類なので割安なのが嬉しいです。
ライズはトヨタ車ですが・・・整備士的にはダイハツ車です。
そうです!中身はダイハツ車丸出しです。
トヨタパッソ・ダイハツブーンをSUV的に作り直した車です。
ベースのダイハツブーン自体が・・いわばミラの拡大版なので・・。
ライズも軽自動車を拡大した車種とも見れるでしょう。
軽自動車を拡大・・・と言うと・・・感じが悪いですが・・・。
実際に現車を見ると・・・違いも多く立派になってます。
それに・・・小さい車を拡大する手法の方が・・・。
大きい車を縮小した車より・・軽快で楽しい車になる物です。
普段使いの足車としては・・・非常に優秀で使い勝手が良いです。
本体価格も167万円からと安く・・ハイブリッドも不要と思える
燃費の良さも魅力です。
小さく立派で維持費も安い・・大ヒットなのも納得な一台なのです。
ヤリスクロス
ヤリス
ヤリスクロスはヴィッツの後継車ヤリスのSUVです。
ジープ的なスタイルでは無く・・車高を上げたヤリスです。
スタイリッシュですが・・・後方視界はイマイチなので御注意。
背丈はライズより低い159センチです。
中身は・・まんまヤリスで・・販売の本命はこちらです。
ヤリスにあった1000CCエンジンは存在せず・・1500CCのみです。
ノーマルエンジンとハイブリッド仕様が選択可能になります。
ライズとヤリスクロスは3気筒エンジンなのがポイントです。
アイドリング時などは・・・振動が大きく感じられたり・・。
エンジン音も「ブーー」となり・・フィーリングは良くありません。
それと引き換えに・・ガソリン車もハイブリッド車共に燃費は良好です。
カローラクロスやCH-Rは4気筒エンジンになるので・・・見劣りです。
3気筒エンジンは1気筒当りの排気量が増して燃焼効率が上がるのと。
1気筒減分・・エンジンの摺動抵抗が減るのと軽量化が狙いです。
理屈は分かるのですが・・・今まで気筒数=付加価値と位置付けてたのに。
「燃費が良いから3気筒」と言われても・・安物を押し付けられたみたいで。
イマイチ納得出来ない筆者なのです。
価格は179万円スタートですが・・上級ハイブリッド車は高価です。
コミコミ価格が300万円も見えて来ます。
そうなるとヤリス(トヨタ製エントリーモデル)の名前では厳しくなります。
SUVボディーにするだけで・・何故か割高になる不思議現象が起きます。
300万円・・・ハリアーのベースグレードと同じですからね。
中身は・・大トヨタが莫大な投資を行い作ったヤリスがベースなので・・。
全般的にレベルが高いのは事実ですよ。
長距離もこなす・・クーペSUVの小さいバージョンです。
カローラクロス
カローラスポーツ
カローラクロスは少し前から海外で既に売ってた車です。
国内のSUV販売が好調なのと・・CH-Rの人気が落ち着いてきたので。
遅れて日本にも導入ですね。
はい・・実質的にはCH-Rの後継車的ですね。
カローラがベースなのですが・・カローラ自体がプリウスに近いです。
なのでプリウスベースのCH-Rとは・・兄弟車みたいな関係です。
なので・・・カローラクロスとCH-Rは・・どちらか好きな形の方を
選べば良いのです・・・。
違いは・・CH-Rはリアサスペンションが豪華なダブルウィッシュボーン
ですが・・カローラクロスのFFは安いトーションビームとなります。
スタート価格が199万円とバーゲンプライスなので・・・しかし!
他のカローラシリーズが全部ダブルウィッシュボーンなので・・・。
カローラクロスだけ・・何だか仲間外れですね・・・。
カローラクロスは本来・・新興国向けの車種ですから・・・。
高価な4WDを選べば・・ダブルウィッシュボーンになります。
CH-Rに比べて7センチも背が高いので・・室内も広めです。
ライズと同じ背丈なので・・・ライズが少し小さいと感じたら
カローラクロスは良い選択なのでしょう。
エンジンは評判の悪い1800CCガソリンと・・プリウスと同じ
1800ハイブリッドが選べます。
2000のRAV4とのヒエラルキーから1800なのでしょうが・・・。
税金も変わらないので・・最新の2000を積んで欲しいものです。
それにしても・・・この車格で199万円は衝撃です。
内容を見ると・・・かなり省かれた装備が多いのですが・・・。
普通に乗る分には・・・十分な装備内容です。
割安感は飛びぬけてますね。
CH-R
プリウス
CH-RはプリウスベースのSUVクーペです。
発売当初は斬新なスタイルで世間を大いに賑わせました。
今は・・もう一巡して人気は落ち着いてます。
しかし・・時間が経過した今でも第一級の性能を保ってます。
ベースの50プリウス自体が新世代ボディーなので・・・。
当面はもう劇的な進化は無いですからね。
CH-RはSUVであってSUVでは無い点に御注意なのです。
立ち位置はプリウスのクーペですから・・・。
ただ・・時代的に昔のセリカみたいに低いスポーツカールック
は受けないので・・・今時のSUVクーペなのです。
CH-Rはクーペ・・・との前提なら・・・CH-Rは輝くのです。
RAV4みたいな実用SUVとは違い・・室内は敢えてタイトに
なってます。
スタイル優先なので・・・後方視界は諦めてください。
出来れば2ドアにしたかった位なので・・後席はタイトでも良いのです。
リアドアハンドルも・・基本的にリアドアを開けない前提なので
使い難いとか言うのは筋違いなのです。
使いやすいSUVなら・・カローラクロスを選びましょう。
ただ・・クーペSUVにしてはエンジンが弱いのが気になります。
ガソリン1200CCターボと1800CCハイブリッドが選べます。
ハイブリッドはエコカーなので・・置いておいて・・。
1200ターボの出来がイマイチなのが問題なのです。
このターボエンジン・・いわゆるダウンサイジングターボで・・。
感動的なエンジンではありません。
NAの1800CC的なパワーで・・・完全に役不足です。
今からでも遅く無いので・・GRヤリスの1600ターボを積めば・・。
かつてのセリカGT-FOUR的に蘇るでしょう。
CH-Rは・・・現代のスペシャリティカーなのです。
これまで似たような車格と価格帯のトヨタSUVを
分析してみましたが・・如何でしたか?
子会社ダイハツとの絡みや・・・。
海外仕様車を国内導入・・などが原因で増えたのですね。
★実用的SUVだと・・・
小さいライズ・中くらいのカローラクロス・大きいRAV4
★クーペSUVだと・・・
小さいヤリスクロス・中くらいのCH-R・大きいハリアー
この様に・・・強引に整理出来ますね・・・。
因みに・・・RAV4とプラドは別物です。
RAV4は乗用車なので・・快適な街乗り用です。
プラドは不整地で初めて本領発揮します。
正直・・舗装路でのプラドはRAV4に比べたら低レベルです。
見た目はゴツくてカッコイイですが・・・試乗必須ですよ。
逆に・・RAV4で腹を擦ると・・ダメージ大きいです。
最近のSUVはレベルが上がってるので・・・。
低価格セダンの意味も無くなる訳です。 SK
次の記事#10系アルファードの振動を抑えろ!カトシンのページ自動車コラム115
前の記事#パフォーマンスダンパー 自作して10系アルファードに装着 カトシンのページ自動車コラム113
現在のアクセス数2025年5月末現在 4103967アクセス
整備工場ホームページランキング 全国2位(1100社中)シナジーデザイン株式会社調べ
以下は・・バックナンバーです