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#MK53Sスペーシア マイナーチェンジ 細かすぎる違いを探します カトシンのページ自動車コラム128

前期型  令和3年2月製造 通称2型

後期型 令和3年12月製造 通称3型

 外観の違いは?

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

今回はMK53Sスペーシア前期後期違いを探ります。

でも・・最近は・・マイナーチェンジ以外でも・・・
小変更で細かい改良が行われます。

例えば・・ワイパーの間欠機能や自動ブレーキシステム
の変更などです。

なので・・従来の様にマイナーチェンジでの、まとめて
変更・・される事は減りました。

なので・・今回もマイナーチェンジですが・・小規模です。

まあ・・もともと・・スズキは・・マイナーチェンジでも
必要以上の変更は行わないメーカーですが・・。


今回は・・スペーシアハイブリッドGの変更点を探ります。

2台並べての・・現物比較なので・・プレス発表のコピペとは
リアリティが違います。


先ずは外観です・・・変更点はボンネットに付くラジエーター
グリルのデザインのみです。

ボンネットもバンパーもロアーグリルまで・・同じです!

人気車種故?か・・驚くほどに・・変更点は少ないです。


・・・これ・・ラジエーターグリルのみ・・後期型の部品に
変更したら・・見た目は完全に後期型に出来ます!

前後左右・・外観の違いは・・ラジエーターグリルのみです。

前期型

後期型

 エアコンシステムは・・変更です

大きな違いは・・エアコンガスの種類変更です。

134aから1234yfに変更されてます。

もちろん・・配管やコンプレッサーも違います。

細かいですが・・ガス充填量まで違いますね・・。

1234yfガスは冷却能力が低いので・・量でカバーかな?


1234ガスは134ガスより高価なので・・前期もアリです。

1234yfガスは・・温室効果ガス低減出来ますが、ユーザー
にメリットがある訳では無いですからね。

前期型

後期型

 チャコールキャニスターの形状が変更されてます

エンジンルーム内のチャコールキャニスターの
形状が変更されてました。

燃料タンク内のガソリンは常温でも気化します。

チャコールキャニスターは気化したガソリンを
貯めこんで・・外部に漏らさない装置です。


機能性に違いは無いハズなので・・プレス発表なども
しない部品なのですが・・・。

ホースなども違うので・・流用には注意が必要です。

前期型

後期型

 ヘッドアップディスプレイ・・廃止

個人的に微妙な装備のヘッドアップディスプレイが
スペーシアでは廃止されました。

スペーシアカスタムでは・・逆に標準化みたいです。


スズキさんも・・ワゴンRでは透明の板に映すタイプ
やら・・スペーシアの様にガラスに映すタイプなど・・
試行錯誤の最中みたいですね。


結局・・世間の皆様は・・スピードメーターなど見て
いないのです!
(ホントは見なければいけませんが・・)

街中なら・・前の車に付いていくだけですし・・・。

感覚的なスピード感で走ってますからね。

必要なのは・・空いてる高速道路ぐらいかな?

なので・・検挙されたら「そんなにスピードが出てる
とは思わなかった・・」と言い訳するのです。


そんな事例を解消する為のヘッドアップディスプレイ
なのですが・・

そもそも・・速度を気にしてないので・・不要扱い
なのでしょう。


スペーシアカスタムでは・・付加価値として必要ですけ
どね・・無駄に高価ですから・・。

前期型

後期型

 ヘッドアップディスプレイ関連スイッチも・・

素のスペーシアからヘッドアップディスプレイが
無くなった以上・・スイッチも消滅です。

個人的には・・スイッチのメクラ蓋は嫌いです。

何だか「貴方の車は低いグレードです」感・・ですから。

それが・・目立つメーター横なら・・なおさらです。


せめて・・膝の辺りのスイッチが移植されれば良いの
ですが・・・厳しいでしょうね。

前期型

後期型

 ヘッドライトも同じですね

マイナーチェンジで変更される事が多い部品に
ヘッドライトがあります。

2台並べて・・よー-く見比べましたが・・同じです。

品番シールが貼ってありましたが・・末尾が0から1に
なった程度です。

内部の・・何かしたの対策でもしたのでしょう。

大掛かりな変更だと・・品番は・・大きく変わりますからね。


・・・ますます・・外観の変化はラジエーターグリルのみに
なりますね。

前期型2型も後期型3型も見た目は同じ

(参考画像)前期型 通称1型のカメラ

 自動ブレーキの中身は変化?

自動ブレーキ自体の見た目は同じですね。

写真の前期型は令和3年式の通称2型です。

初期の1型はデュアルセンサーブレーキサポートですが
写真の前期型は2型なので・・デュアルカメラブレーキ
サポートへ進化済みです。

しかし・・スペーシアのハイブリッドGでは車線逸脱抑制
機能と標識認識機能は廃止されてます。

上級のハイブリッドXではアップグレードパッケージを
追加すれば車線逸脱抑制機能は復活しますけどね。


・・・下級グレードとはいえ・・安全機能の廃止は・・・
余り・・褒められたものではありませんね。

まあ・・レーンキープ機能は良いですが・・白線に接近すると
ブザーが鳴るだけの機能は要らないのかな?

昔のスバルアイサイトでも・・白線に接近するだけで・・・
ピーピー鳴って・・うるさかったですからね。

大型車の接近や道幅などで・・真ん中を走れない事も
意外と多いですから・・・。

サイドエアバッグ装着車両

(参考画像)前期型 通称1型のサイドエアバッグが無い、センターピラー

 サイドエアバッグ標準化

サイドエアバッグが自動ブレーキ非装着車にも
後期型から標準装備となりました。

前期型は・・自動ブレーキを付けないとサイドエアバッグ
まで省かれてしまう・・鬼仕様でした。

アクティブセイフティーとパッシブセイフティーの違い
を考えてなかったのが・・改められましたね。


正直・・今でもドアが薄く・・乗員との間隔が狭い軽自動車
には・・サイドエアバッグは必須だと思います。

板金修理してると分かりますが・・未だに軽自動車のボディー
は・・普通車に比べるとペラペラです。

理想的な被害なら・・衝突安全基準もクリアしてるのでしょうか。

所詮・・軽量級ですから・・。

より重量の重い車と衝突したら・・吹き飛ばされます。

格闘技が・・体重でクラス分けされてるのは理由があるからです。

前期型2型のカメラパッケージ車両
後期型3型でも同じです

(参考画像)前期型1型の電源ソケット

 カメラパッケージ

前期型1型から2型に変わる時にセンターコンソール
の電源部が変わりました。

その際に・・スマホ充電用のUSBが二個追加されてます。

全方位カメラパッケージが付いてる個体は・・赤丸の
USBソケットも追加されてますね。

そうでなければ・・2型も3型も同一です。


後ろ姿は、完全に同一です

シート表皮まで同じでした

 驚くほど・・違いは少なかったです

スズキさんがマイナーチェンジで変更ポイントが
少ないのは・・分かってましたが・・・。

予想以上に変更点が少ないのには驚きでした。

ドアなどの鉄板部品はもちろんですが・・・。

内装の細かい部分や・・ホイールキャップのデザイン
まで・・変えてこないのには・・脱帽です。

今回のマイナーチェンジは・・メーカー装着ナビの
スズキコネクト化が目玉ですからね。

それと・・メインはスペーシアギアに移行してるのも
大きい要因でしょう。


それにしても変更点が少ないです・・・・。

それは・・コストに厳しいスズキ故か・・台数的に
まずまず成功してるスペーシアだからか?

まあ・・細かい部分を変更したから・・マニアが飛びつく
部類の車では無いですからね。

そんな事を気にしない・・一般客にはこれで良いのかも
しれませんね。

車屋さん的にも・・流用し易いですし・・・。  SK


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