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#フリーザ様に学べ?形態変化でパワーアップした車達 カトシンのページ自動車コラム142

第一形態

第二形態

第三形態

第四形態

 形態変化は進化の証?

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。

ドラゴンボールで・・個人的に一番盛り上がった
のはフリーザ編かな?

ジャンプ漫画の王道の・・どんどん強い敵が出て
くるパターンの・・究極系です。

まず・・ギニューなどの手下が強い・・に始まり。

フリーザ自身まで・・形態変化で強くなる有様で
したから・・・。


フリーザ様の名セリフに・・。

「このフリーザは変身をするたびパワーがはるか
に増す、その変身をあと2回もオレは残してる・・
その意味分かるな?・・・」です。

フリーザ様・・いったいどんだけ強いんだ?と子供
心に絶望感を植え付けるには十分過ぎでした。

その戦闘力・・すこし・・ばいきんまんに分けてあ
げてください。


・・・・そうです!フリーザ様が変身でパワーアップ
する様に・・車も変身を重ねる事でパワーアップする
のです。

しかも・・前期後期だけでは無い・・前期中期後期と
3段階の変身でドラクエボスレベル・・1型2型3型4型
と代を重ねた車は、正にフリーザ様レベルの進化です。


今回は・・そんなボスキャラレベルの強者達を見てい
きましょう。

第一形態  1型

第二形態  2型

第三形態  3型

第四形態  4型

 100系ハイエースワゴン

生産終了から20年以上経過してますが・・・未だに
最終型は100万円以上・・200万円なんて個体も存
在する化け物車です。

3ナンバーでキャブオーバーボディーでディーゼル
な・・現在の法律では作れない車だからです。



1型は先代からの2L-Tエンジンがダメでしたが・・。

2型3型は・・1KZで正にスピードワゴン財団でした。

4型は更にインタークーラーまで付いてパワーアップ
してました・・正に・・フリーザ様だと完全体です。

まあ・・実際は・・2型の速さが際立ってましたけど。

ヘッドクラック問題以降は・・微妙だったので・・。


1型から2型への変更は・・顔とエンジンがパワーアップ、
後ろ姿も変化が大きかったです。

2型から3型への変更は・・フロントパネルの鉄板形状まで
替える・・大掛かりな変更です。

3型から4型への変更ポイントは・・コレも大きく・・ハー
ネスコネクターの形状まで現代的な形状に変更された程で
す。

15年間の生産期間でしたが・・全く別物の変身具合です。

100系ハイエースワゴンこそ・・正にフリーザ様レベルと
言えるでしょう。

第一形態  1型

第二形態  2型

第三形態  3型

第四形態  4型

 200系ハイエースバン

200系からはワゴンが消滅してバンのみになりました。

なので・・上級グレードのスーパーGLは・・マイカーとし
ての需要も多く・・豪華に進化し続けてます。

200系ハイエースは2004年から2022年現在まで生産され
てる長寿車です。

その理由は・・4ナンバーキャブオーバーバン・・が日本向
けだからです。

海外のハイエースバンは・・今やグランエースのバン仕様で
して・・日本市場が特殊なのです。


200系ハイエースも・・進化がフリーザ様並みです。

その中でも1型の2KDエンジンは排ガス規制前に滑り込みセ
ーフ!なエンジンで・・パワー・トルク・燃費共に・・非常
にハイレベルでした。


2型以降の1KDはDPF搭載で大幅なパワーダウンを排気用ア
ップで対処してますが・・信頼性がガタガタになって・・更に
価格も大幅アップと・・かなり微妙になってます。


3型になり・・1KDは気合のエンジン改良を受けてます・・。

最早・・1KDの呼び名は同じですが・・完全に別のエンジン
となってます。
相当・・叩かれたのでしょう・・。


4型ですが・・マニア間では4.1や4.2型もあります。

オートマが6速化やLEDヘッドライト・自動ブレーキなど・・
重要項目が同じ見た目で変化してるからです。

細かな改良が・・ハイエース絶対伝説を作ってるのですね。



各形態の見かけ方はグリルで分かります。

ヘッドライトはグレード差があるので、無視してください。

1型は細い横線グリル、2型は2段グリル的な形で・・3型は
中央下に膨らみがあり・・4型はバンパーまでグリルが伸びて
ますね。

形態が進化すると・・メーターやエアコンパネルの変化・・最
後は自動ブレーキまで付きました。


毎回・・ゴージャスに進化を続けるスーパーGLは素晴らしいの
ですが・・お値段もゴージャスになってるのが気になりますね。



第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 Z11系キューブ

キューブは・・日本車の宝です。

海外だと・・商用車以外の車は・・スポーティーでナンボです
から・・キューブ程、走り以外を突き詰める発想は・・外人に
は無理だからです。


それは・・デザインにも表れてます。

初代こそ・・キューブの名前通り・・カクカクしてましたが。

2代目のZ11系になると・・初代キューブに対する・・ゆるキ
ャラ的に可愛らしく進化しました。

ゆるキャラ発想こそ・・日本文化ですから・・。


その中でも志が高かったのが前期型です。

フェラーリテスタロッサのテールランプを想像させる・・メッシ
ュ奥のウインカーがポイントです。

中期型は・・とにかく丸です、ウインカー・スモールランプ・フ
ォグランプ・・と丸デザインで攻めてます。

後期型は・・まあ・・長寿モデルに有りがちな・・後継モデルの
デザインを先取りした・・無難なデザインとなってます。


昔の車は・・顔の変化が大きく・・楽しかったですね。

第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 130系マークX

マークⅡもマークXも・・非常にお買い得なモデルです。

何せ・・基本的部品はクラウンのお下がりですから・・。

クラウンの遮音材を削り・・内装をコストダウンしただけ
で・・エンジンなどは共用ですからね。


そのマークⅡから続く長い歴史も・・終わってしまいました。

「昔は・・安く6気筒FRセダンに乗れたのだよ・・」と昔話
をする日も・・来るかもしれません。


前期型は・・先代120系を受け継ぐ・・大人しいデザインです。

中期型は・・伝説のモデルです・・この手のセダンで、ここま
で攻めたデザインのモデルは・・昔のクジラクラウン以来です。

当時は・・皆一斉に拒否反応を示しましたが・・時間経過と共
に・・味が出て来る・・良さがあると考えてます。

後期型は・・カムリと同じデザインエッセンスが有り・・ダイ
ナミックですが冒険してる訳ではありません。


中身の進化は・・激変はしてないので・・お好みのお顔でチョ
イスでOKです。

個人的には・・陳腐化しないだろう・・中期ですね。

第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 RC系オデッセイ

RCオデッセイは・・今は無き・・エリシオンですね。

ヒンジドアでロールーフこそ・・オデッセイなので。


走り屋おやじが・・RX-8をファミリーカーと主張する
様に・・RBオデッセイもミニバンと主張しながら・・
走りを楽しむモデルだったので・・。

無理な注文ですが・・作り分けて欲しかったです。


前期中期の違いは・・微妙ですが・・後期型は別物です
・・正にエリシオンの風格です。

これ・・くるまに興味の無い人だと・・完全に別の車で
すから・・ね。

もう・・マイチェンを超越する変化なのです。

第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 50系エスティマ

大人気車種だった・・30系エスティマの後継が
50系エスティマです。

エスティマは・・3代続きましたが・・基本車体は
・・3代共に全部違う・・珍しい車です。


初代天才タマゴはミッドシップで・・特殊シャーシです。

2代目の30系は初代ハリアーで見られる・・巨大なサブ
フレームを用いたシャーシです。

3代目の50系はオーリスからカムリまで使われる・・新
世代の大型FFシャーシです。

見た目は代々似てるけど・・中身は別物の好例です。


この手の長寿モデルは・・何故モデルサイクル最後になっ
て・・ビックマイチェンをするのでしょうかね?

オデッセイも・・エスティマも・・ここまで大きく変える
なら・・もっと早めが良いと思うのですが・・。

少々・・もったいない気がしてます。

第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 E12系ノート

E12系ノートも8年間製造されたモデルです。

グリルなども・・2回デザインの変更を受けてます。

特に後期型はバンパーも大きく違うので・・印象も
大きく違いますね。


ノートはコンパクトカーですが・・おおきめ、です。

同時代のライバルであるヴィッツと比べても全長で
20センチ・ホイールベースも10センチ大きいです。


非常に・・上手な手法ですね。

コンパクトカークラスと・・一括りの中で・・微妙に
大きくして・・実際に室内も広く出来るので・・何だ
か優れた車な感じを感じさせます。

まあ・・実際は・・ボディーが大きいだけなのですが。



このE12系を最後に・・ノートからは純粋なガソリン
車は姿を消しました。

後継車は全車電動化で燃費は良くなりましたが・・お
値段も高額化してしまいました。

なので・・気軽に買えるモデルでは無くなってしまっ
たのが残念なポイントなのです。


その結果・・日産車だと仕方無く・・デイズに代替え
するしか・・ありませんね。

その結果だけすくって・・軽自動車ばかりが人気・・
とは言って欲しくありません。


うがった見方だと・・株主様に対して「電動化割合は
こんなにも進んでます」アピールをする為の材料にさ
れた・・と考えてしまいます。

顧客より株主様の方が格上ですからね。

第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 260系アリオン

260系アリオンも惜しまれながら生産終了です。

これで・・コロナ・カリーナ系も終了になりました。


260系は14年間も製造された・・長寿モデルさんです。

でも先代の240系と260系は・・正直・・ビックマイナ
ーチェンジレベルの変化しか無いので・・。

実質は・・合計20年も生産された・・超ご長寿モデル
となるのです!

そのお陰で・・故障などが非常に少ない・・機械として
は超優秀な車に成長してるのです。


前期型は・・切りっぱなしの木材の様に荒削りな外観で
すが・・。

中期型・後期型と進むにつれて・・デザインも洗練され
ていきましたね。


もともと260系のクオーターパネルデザインなどは・・
結構凝った美しい形状なので・・最終型アリオンなんて
・・最後の車にピッタリです。


もしも・・アリオンを退職金で買ったら・・車か先に死
ぬか・・人間が先に死ぬか・・の勝負になりそうです。

アリオンは・・それほどの車なのです。

第一形態   前期型

第二形態   中期型

第三形態   後期型

 130系ヴィッツ

130系ヴィッツは本来・・第二形態でフルモデル
チェンジの予定でした。

しかし・・その頃・・新型シャーシTNGAの開発が
進んでました。

どうせなら・・新型シャーシを使ってフルモデルチ
ェンジしたい・・と130系が延命されたのです。

そんな理由から9年製造の・・ご長寿車種になった
のです。

その新型が・・ヤリスとなったのです。


初期型の頃は・・正統派なデザインでしたが・・。

この時期から・・トヨタデザインはイケイケドンドン
のお祭りが始まりまして・・中期型・後期型とドンド
ン派手にアグレッシブになっていきます。

30アルベル・80ヴォクシー後期などと同じ流れを感じ
させますね。

それが、究極?90ヴォクシーへと繋がっていくのです。

お祭りはまだ続いてますけど・・ね。


トヨタ車は昔・・没個性デザインばかり・・と揶揄さ
れてたのが・・嘘の様な現状です。

今となっては・・トヨタが一番個性的なデザインで攻
めてますので・・。

中小メーカーとしては・・たまった物では無いですね。


トヨタは元々の保有台数が大きいのと販売力で・・大き
くコケる事が無い安心感から・・より攻めれる好循環に
なってる感じがしてます。        SK



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