サブページメイン画像

Z33フェアレディZ ライフウィンクを無加工で取り付け

 Z33フェアレディZのバッテリー

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


今回はZ33フェアレディZのバッテリー交換です。

使用するバッテリーはパナソニック製のカオスバッテリーです。

そのカオスバッテリーには・・ライフウィンクが付属してます。

ライフウィンクは・・バッテリーの状態をリアルタイムで表示してくれる・・有難いアイテムです。


しかし・・ライフウィンクはバッテリーにダイレクト接続なので・・写真の様なバッテリーカバーがあるフェアレディZだと・・チェックの度に・・カバーを外す必要があるので・・不便が予想されました。

今回は・・その問題を解決していこうと・・思います。

 ライフウィンクを取り付けたい

ここでライフウィンクはの解説です。

ライフウィンクはバッテリー端子に直接繋いで・・使用する・・バッテリーチェッカーです。

表示は・・LEDのバーグラフで・・表示されます。


ライフウィンクのメリットは・・?


①バッテリーの寿命が分かるので・・最後まで使い切れて・・無駄が無い。

②室内灯などの消し忘れなどの・・単なる過放電か寿命か・・を判断してくれます。

③車側の発電不良などを知らせてくれるので・・取り敢えずバッテリー交換・・が無くなる。

④リアルタイムでずっと・・測定しますが・・消費電力はミニマムなので・・影響は少ない。


などの・・従来は本格テスターで無いと分からない測定を・・ライフウィンクは測定してくれる・・のです。

電機メーカーのパナソニックだから実現出来た・・夢の様なアイテムなのです。


しかし・・注意点もあります。

①24V車には・・使用出来ません

②ハイブリッド車の補器バッテリーには使用出来ません。

③パナソニックの指定バッテリー以外は・・使用出来ません。

④自動車エンジン始動用バッテリー専用なので・・その他の用途では使用出来ません。

⑤新品バッテリーのみに使用可能で・・再使用不可能な・・使い捨てになります。



まあ・・取り付けを業者に依頼する一般ユーザーなら問題ありませんが・・。


マニア向けには⑤は・・注意です。

はい・・再使用・・出来ませんよ!・・再使用時は正確に測定出来ない・・と謳われてますから・・。

廃棄バッテリーに付いてたライフウィンクを・・ご自身のバッテリーに移植しても・・逆に惑わされる・・だけです。




・・・・・はい・・・・過去の筆者・・ですね(爆)

使用済みのライフウィンクを・・使用中のバッテリーに接続してました・・とも・・。

その結果・・常に満タン表示のまま・・バッテリー上がり寸前まで・・なりました。

本格テスターでCCAを測定すると・・案の定・・ダメダメ・・でした・・ライフウィンクは全開表示なのに・・。


ライフウィンクの仕組みは・・内部メモリーでデータを管理してるのです!

なので・・再使用すると・・以前のデータが残ってる状態なので・・不正確なのも・・納得です。

皆さんも・・スケベ心を出しては・・ダメですよ。

 配線を延長加工

今回は・・車両側を加工しない・・事を狙ってます。


ライフウィンクをバッテリーに直接貼り付けると・・蓋があって見えない・・。

なら・・蓋に穴を開けて・・ライフウィンクを設置する??


でも・・次回のバッテリー交換時に・・再びライフウィンクを使用するかは・・分からない・・。

もし・・次回・・普通のバッテリーだったら・・穴が残る事になってしまいます。

そんな・・みすぼらしい事は・・出来ません!


ならば・・ライフウィンク側を加工して・・車側を無加工で・・取り付けたい・・です。


基本・・ライフウィンクはバッテリー上部に直接貼り付ける・・想定になってます。

なので・・配線自体も・・短い・・です。

ならば・・配線を延長して・・見易い位置まで・・移動させます。


さあ・・お得意の加工開始です。

延長が必要な配線の長さを計測してから・・。

配線加工の結果・・抵抗増加による・・測定不良は絶対に避けたいので・・。

同等の太さの配線を用意し・・ハンダ付けで・・接続抵抗も限りなく0にします。

エンジンルーム内なので・・熱の影響も考慮して・・ビニールテープは使用しないで・・熱収縮チューブで絶縁します。

・・・これで・・配線延長が完了です。

 車両無加工での取り付け

Z33フェアレディZのバッテリー交換時には・・カウルトップカバーを外す必要があります。

そればかりでは無く・・普通の整備時にも・・カバーを外す必要も出るでしょう。

そこも配慮して・・ライフウィンク取り付け位置を吟味しました。


カバーの隙間に配線を通して・・目立たない様に・・バッテリー付近まで・・配線を誘導します。

途中・・エアコン配管もありまして・・そこを上手に避ける・・必要もあります。

エアコン配管は熱くなったり冷たくなったりするので・・接触による想定外の事態を防ぐ必要がありますからね。

 新品バッテリーに接続!

配線の準備が完了しましたので・・バッテリーを交換します。

車両のメモリーバックアップをしてから・・バッテリーを交換します。

そのまま・・ライフウィンクの端子も同時に・・接続しました。


はい・・ライフウィンクは問題無く光り・・エンジン始動も・・1発です。

カウルカバーを戻して・・バッチリ!ですね。

爪が破損してた・・ダイハツのバンパークリップと共通の固定クリップは・・エイヤー!・・サービスです。



正直・・この手のクリップは最初から割れてる状態で付いてる事が多いです。

クリップの固定時・・押した時・・結構・・爪が折れる・・のです。

でも・・固定自体は問題無いので・・そのままスルーされます。

で・・次回外す時に・・「最初から割れてた・・」となるのです・・。

正に・・悲劇は繰り返される・・のです。




個人的には・・バッテリー付属の握りは・・影響が無ければ・・残すタイプです。

見た目は・・無い方が良いですけどね・・。

次回・・バッテリー交換をする際に・・握りが有ると・・非常に助かるので・・。


その点・・本体に握りを内蔵出来る・・ACデルコは・・優秀ですね・・その点は・・ね。

 ボンネットを開けるだけで・・・
バッテリーチェック可能!

最後に・・バッテリーカバーを取り付けると・・完成です。

非常にスマートに決まりましたね!

これで・・ボンネットを開けるだけで・・バッテリーのチェックが可能になりました。


車両無加工で・・スマートに部品を取り付けるのは・・切った貼ったするよりも・・難易度が高いのです。


今回の取り付け方法なら・・次回・・パナソニック以外のバッテリーに交換しても・・。

両面テープとタイラップを外せば・・完全に元の通りに戻ります。

この安心感・・が良いですね。              



今回の作業の半分は・・自己満足で出来てます・・(笑)         SK



次の記事DA16Tキャリートラック ヘッドライト光軸調整方法
前の記事貧乏整備士なので・・壊れたメガネレンチを修理します

その他のコンテンツもお楽しみください

  面白ページ(筆者の自己満足かも?)が盛りだくさん!ご覧ください。
広告を入れてない・・から・・好き放題に書きますよ!

ご意見・ご要望は・・お電話で直接どうぞ・・

現在のアクセス数2025年4月末現在  4030626アクセス

整備工場ホームページランキング 全国2位(1096社中)シナジーデザイン株式会社調べ


以下は・・バックナンバーです

修理のヒントの他のページ

お電話
お問合せ
お見積り