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硬いオイルフィルターで工具が壊れる?

 オイルフィルターが硬い!

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


オイルフィルター交換時に・・非常に硬く締まってて困るケースがあります。

使い捨てのカートリッジ式なら・・ドライバーを打ち込んで強引に回す手法で問題ありません。


しかし・・最近のトヨタ車に多い内部のフィルターのみ交換タイプだと・・そんな破壊は不可能です。

で・・オイルフィルターレンチで頑張ると・・オイルフィルターレンチが壊れる事が起きます。

写真の様に・・クラックが入り・・もう使えなくなります・・。


まあ・・オイルフィルターレンチは消耗品とも言えなくも無いですが・・頻繁に壊してたら・・フィルター交換の利益も吹き飛び・・何をしてるか分からなくなります。

そこで・・他人の交換作業を見てたら・・壊れる理由が分かりました。

 これは工具が壊れるパターンです

皆さん大概はこのパターンで作業されてると思います。

硬すぎないオイルフィルターなら・・このコンビネーションで問題はありません。


しかし激硬いオイルフィルターだと・・オイルフィルターレンチが壊れるのです

理由はオイルフィルターレンチの中心の四角穴を利用してるからです。


硬いオイルフィルターを・・この3/8の四角穴で回そうとすると・・。

オイルフィルターレンチ中心の四角穴が工具(この場合はエクステンション)で広げられます。

オイルフィルターレンチはアルミ鋳造品が多いので・・鋼鉄の工具で穴を無理無理広げられたら「パリッ」と割れるのです。


そうなんです!オイルフィルターレンチは硬く締まってるオイルフィルターでは無く・・中心に刺し込まれた工具により破壊されてたのです!

 硬い時は・・外側で回しましょう

硬いオイルフィルターを外す際は・・この様に外側の6角部分を使いましょう。

それだけで圧倒的にオイルフィルターレンチの破損率は低減出来ます。

もちろん・・縦方向ならソケットレンチを使用すればOKです。


これで・・オイルフィルターレンチの破損率が下がれば・・コストダウンに繋がります。

工具を壊しても・・誰も幸せにはなりませんから・・。


硬かったら外側で回す・・当たり前ですが有効なのでお試しあれ。    SK


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