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ステッカーを剥がした際の糊を効率的に取る方法

 ステッカーを剥がしたい

皆さんお元気ですか?バッチリ!カトシンです。


今回は車に貼られたステッカーを剝がします。

貼った直後なら・・ピリピリとキレイに剥がれるでしょう。

しかし・・5年以上直射日光に焼かれたステッカーは・・簡単には剥がれてくれません。


きっと・・貴方が想像してる以上に手間の掛かる作業です。

攻略方法を知らない素人さんだと・・マジでお手上げ案件ですから・・。


特に・・残った糊が・・・。

 紫外線の威力は強烈です

離れて見るとキレイに見えるステッカーですが・・近くで見ると酷い有様です。

そもそもですが・・自動車のボンネットやルーフにステッカー類は貼ってはいけません。


ボンネットやルーフなど・・上を向いた部分は夏の炎天下だと80度以上の高温になります。

そんな環境だと・・熱に強い塗料でも劣化するのに、薄いフィルム状のステッカーが耐えれる訳はありません。

屋外の紫外線の威力は・・物凄いですからね・・。


自動車メーカーの純正オプションでも・・この有様ですから・・社外製品はもっと早期にダメになります。

太陽光パネルと同様に・・設置だけでなく撤去コストも考える必要があります。

なので・・ステッカーは側面までに納めましょう。








 加熱すると剥がし易いです

では・・早速劣化したステッカーを剥がしましょう。

ステッカーは表面のフィルム部分と糊の層で構成されてます。


表面のフィルム層は・・温めると剥がし易くなります。

フィルムは破れにくくなり・・糊も柔らかくなるからです。


温め方法は・・電気ヒーターやヘアードライヤー・・温水や直射日光も使えます。

温度を上げ過ぎると・・塗装や周囲の樹脂パーツを傷めるので60度程度を目安にしましょう。

 表面のフィルム部だけが剥がれます

劣化したステッカーは・・温めてもフィルム部のみしか剥がれません。

貼って間もないステッカーなら・・分離する事は無く・・楽ですけどね。


短期間の装飾が目的のラッピングフィルムも・・目的の期間が終わったら出来るだけ早く剥がすのをオススメします。

時間が経過する程・・糊残りのリスクは増えますからね。

 糊がガッツリ残ってベタベタです

フィルムを剥がすと・・ベタベタの糊が残った状態になりました。

さあ・・ここからが地獄の始まりです。

 ゴムでも取れますが・・日が暮れます

両面テープと同様に・・消しゴム的なゴムで擦ると・・剥がれはしますが・・非常に時間が掛かりますので・・効率的ではありません。

表面温度を上げても・・効率が上がる訳では無いのが・・嫌らしい点なのです。


なので・・もっと効率的に糊を除去出来ないものか?・・と試行錯誤を重ねました。

 脱脂剤と綿の雑巾が有効です

その試行錯誤の結果がこちら・・です。

必要な物は脱脂剤(ワックスオフやシリコンオフなど)と綿の雑巾です。

雑巾は使い捨てするので・・ボロを選びましょう。

 敢えて雑巾を目詰まりさせるのです

方法は・・雑巾にワックスオフを染み込まして・・糊を擦るだけです。

その際・・雑巾に溶けた糊のカスが絡みますので・・雑巾使用位置をズラしながら拭いていきます。

糊のカスはネチョネチョしてるので・・カスが詰まった雑巾は使えません・・どんどん新しい雑巾と取り替えましょう。


そうです・・ワックスオフで溶かした糊のカスで・・敢えて雑巾を目詰まりさせて回収するイメージで作業してください。

 磨けば・・糊残りゼロです

のりが取れたら・・磨いて仕上げます。

ポリッシャーが無ければ・・ワックスをしつこく何回も施工しましょう。

 比較的キレイに剥げましたね

糊はキレイにとれましたが・・ステッカーの境界線は若干残ってますね。

これは塗装が凹んでるので・・如何とも出来ません。

まあ・半年も経過すれば・・自然と目立たなくなるものです。

再塗装するかは・・1年後に検討しても十分でしょう。     SK


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